日本寺(鋸南町)
日本寺は、山号は乾坤山、本尊は薬師瑠璃光如来、曹洞宗の寺院です。
聖武天皇の勅願により、行基によって神亀2(725年)年に開山されたとされ、当初は法相宗に属していました。天台宗、真言宗を経て徳川三代将軍家光の治世の時に曹洞宗となり、今日に至っています。
日本寺は開山当時、七堂十二院百坊を完備する国内有数の規模を誇り、良弁、空海、慈覚といった名僧が留錫(りゅうしゃく)したと記録されています。良弁僧正は木彫りの大黒尊天を彫られ、弘法大師(空海)は100日間護摩を焚かれ石像の大黒尊天を彫られました。
仁王門の金剛力士像は慈覚大師の作と伝えられています。源頼朝は石橋山の戦いに敗れた後、房州に逃れ再起を図った折に日本寺で武運を祈願し、自ら蘇鉄を手植えし、現在も大蘇鉄として境内に残っております。頼朝は鎌倉幕府を開くとすぐに荒廃していた日本寺の全山修工に力を尽くし、養和元(1181)年 薬師本殿を再建しました。
近年では昭和14(1939) 年の登山者の過失による山火事により、仏像や本堂を含む建造物など文化財を焼失してしまいました。
鋸山の中腹に彫刻された大仏「薬師瑠璃光如来坐像」は、当初は台座共9丈2尺の磨崖仏像でしたが、江戸末期になって、自然の風触による著しい崩壊があり、頭部の半分が崩れ落ち、膝の部分も埋没した状態になってしまいました。昭和44(1969)年、彫刻家八柳恭次氏の指導の元、復元されました。
拝観時間 8:00〜17:00
拝観料 大人600円 小人400円
Photo Canon EOS 5D MarkⅢ
H29.7.14
住所: 千葉県安房郡鋸南町元名184
関連リンク
タグ
地図
関連情報