高鴨神社(御所市)
高鴨神社は、阿遅志貴高日子根命 (迦毛之大御神 )、事代主命、阿治須岐速雄命、下照姫命、天稚彦命を祭神とする神社です。
本殿は天文12(1543)年の再建で、国の指定重要文化財です。
当地は少なくとも縄文晩期より集落が形成され祭祀が行われていたことが、近年の考古学調査で明らかとなっています。
全国鴨(加茂)系の神社の元宮で、古代より祭祀を行う日本最古の神社の一つです。
主祭神の阿遅志貴高日子根命は亦の御名を迦毛之大御神と申され、この大御神と名のつく神様は記紀には天照大御神・伊邪那岐大御神と三神しかおられず、死した神々をも甦えらせる事ができる神力が強い神様です。
迦毛之大御神は、北は青森県から南は鹿児島県に至るまで約三百社でお祀りされており、妹神の下照姫命は全国、約百五十社でお祀りされています。
福島一宮の都々古別神社、栃木県日光の二荒山神社、高知県一宮の土佐神社、関東方面では秋葉神社等、鴨と名の付かない神社も数多くあり、伊勢の皇大神宮の摂社の中にも鴨神社が祀られております。
「カモ」は「カミ」の語源の一つと考えられており、「カモす」という言葉から派生し 、「気」が放出しているさまを表わしています。
県内には延喜式内社が二百十六社あり、その中でも特に霊威が強く月次・相嘗・新嘗の祭りに官幣に預かる名神大社は僅か十二社しかありません。
その内の五社(高鴨神社・高天彦神社・一言主神社・鴨都波神社・葛城坐火雷神社)がここ葛城地方にかたまっています。
当時、この地方が朝廷を始め国家にとって重要な位置を占めていたことがわかります。 一つの理由として背後の山と深い関係があります。
金剛山は明治4(1871)年までは女人禁制の霊山で、役行者・行基・円光・道鏡などが修業した山です。
葛城の峯(現在の金剛山・葛城山)には霊力の強い神々が住み、そこで修業をすればその神々の験力を得るられるとされ、験力を修めた者のことを修験者(行者)とも呼ばれました。
(現地説明板などより)
Photo Canon EOS 5D MarkⅢ
H29.9.28
住所: 奈良県御所市鴨神1110
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