藺牟田池（薩摩川内市・旧祁答院町）

藺牟田池は、周囲を舟見岳（標高498.8m）、山王岳（491m）、片城山（508.8m）、遠見ヶ城（477m）、飯盛山（432m、藺牟田富士とも呼ばれる）など7つの外輪山に囲まれた静かな池で、直径約1km。最深は約3.5mあります。
周囲約4kmの湖畔には梅や桜などの並木があり春は花見、秋は紅葉と楽しむことができます。
池には「浮島」と呼ばれる泥炭が300近くあり、低層湿原でこれだけ見れるのは極めて珍しいことから大正10（1921）年3月3日に「藺牟田池の泥炭形成植物群落」の名称で国の天然記念物に指定されています。
そして希少野生動植物種であるベッコウトンボや水鳥の生息する重要な湿地として平成17（2005）年11月8日ラムサール条約湿地として登録されました。

（現地説明板などより）

Photo Canon EOS 5D MarkⅣ
H30.1.31
住所: 鹿児島県薩摩川内市祁答院町藺牟田