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菅尾石仏〔菅尾磨崖仏〕(豊後大野市・旧三重町)

阿蘇溶結凝灰岩の岩壁に彫られている菅尾石仏〔菅尾磨崖仏〕
2018年04月22日
カテゴリ : 大分県 > 観光 > 建物・史跡
菅尾石仏(菅尾磨崖仏)は、豊後大野市三重町にある磨崖仏で、今から9万年前、巨大噴火を起こした阿蘇火山より到達した大量の火砕流が冷えて固まった「阿蘇溶結凝灰岩」の岩壁に彫られています。
向かって左より、千手観音菩薩坐像、薬師如来坐像、阿弥陀如来坐像、十一面観音菩薩坐像、毘沙門天立像と5体の仏像があり、その配置から熊野の神々を勧請した熊野五所権現といわれています。
彫刻は押しのべて美しく、円満相と呼ばれるふくよかな面貌や、やわらかく丸みを帯びた肩、そこから流れる納衣の表現など、平安時代中期より流行した定朝様式をほうふつとさせることから、平安時代の終わり頃の作として、当時、絶頂を迎えていた豊後武士団、大神一族の頭領、緒方三郎惟栄らが造顕に関わったと考えられています。
石としては比較的やわらかく彫刻に適していたと思われる弱溶結凝灰岩に彫られています。一体一体の仕上げがとても丁寧で崖に彫り込まれた仏像とは思えない出来映えであったため、鬼が作ったとする伝説が地域で語り継がれてきました。
露天の崖にこのような上質の彫刻が生み出されるのには、高度な技術を持った仏師の存在と、その仏師を当地に呼び天然のアトリエでの作業を支えた豊後武士団の存在、さらに、その繊細で美しい彫刻を実現可能にした、阿蘇溶結凝灰岩の存在、これら3者の存在が不可欠でした。
昭和9(1934)年1月22日、菅尾石仏の名で国の指定史跡に、昭和39(1964)年5月26日、菅尾磨崖仏の名で国の重要文化財に指定されています。
(現地説明板などより)

Photo Canon EOS 5D MarkⅣ
H30.2.2
住所: 大分県豊後大野市三重町浅瀬

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