村上名産塩引鮭を楽しめる芭蕉ゆかりの千年鮭 井筒屋
2019年06月03日
「千年鮭 井筒屋」は、江戸時代、俳人松尾芭蕉が投宿した場所とされる村上市小町の旅館「井筒屋」の建物を活用し村上市名産の塩引き鮭を食べられるお店です。小町地区は元禄年間(1688~1704)、村上の城下が栄えたことに伴い、出羽街道の旅籠(はたご)街として整備されました。
井筒屋は江戸の頃から旅籠を営み、安政2(1855)年に出版された江戸時代版旅のガイドブック東講商人鑑にも名を連ねています。
松尾芭蕉と弟子の曾良が「おくのほそ道」の道中で二泊した宿としても知られています。
井筒屋は平成13(2001)年に1度廃業し、平成19(2007)年に国登録有形文化財になるなど、歴史ある町並みを復活させる機運が地域で高まったことを受け、簡易宿泊施設兼カフェとして、平成20(2008)年再オープンしましたが、平成28(2016)年末で閉店し、平成29(2017)年3月17日より、千年鮭 きっかわ(株式会社きっかわ)が、1年を通して村上伝統の鮭料理が食べられる村上初の鮭料理専門店として建物を受け継いでいます。
鮭の名店「むらかみ・千年鮭 きっかわ」(村上市大町)の塩引き鮭をはじめ、はらこの味噌漬、鮭のかぶと煮、鮭の生ハム、鮭の白子煮、鮭昆布巻、鮭のどんびこ(心臓)、鮭の胃袋、鮭の白子、、鮭のきも、鮭のめふんなど鮭づくしの料理を土鍋で炊いた関川村産コシヒカリとともにを楽しむことができます。
営業時間 9:30~16:00(LO)
※食事は11:00~
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R1.5.3
住所: 新潟県村上市小町1-12