妙了寺(南アルプス市・旧櫛形町)
「うら身延」と尊崇され桜の美しい妙了寺
2021年05月15日
妙了寺は、山号は高峯山、日蓮宗の寺院です。古来より「うら身延」と尊崇されています。
もと中野村に妙龍寺という真言宗の寺院がありましたが、鎌倉時代の正中元(1324)年妙了日仏尼の子、日蓮聖人の弟子日了によって母の法号を寺号として新たに日蓮宗として再興されたものです。
現在の上市之瀬に移築されたのは永和元(1357)年で、境内地1万5千坪の土地に第二世中道院日勢上人により壮大な伽藍が営まれました。
江戸中期には徳川御三郷田安徳川家の所領となり、田安家の深い帰依を受けました。
領主より世継ぎ出生祈願を懇請されるや、秘伝の祈祷を行い一子亀之助を得たという逸話から、今でも安産祈願の寺として知られています。ちなみにこの亀之助は後の徳川家達で、徳川本家16代当主を継承する人物です。
草創以来、身延山久遠寺の末寺であり、近郷の法華信仰の拠点として、近世初頭より甲斐国における日蓮宗の触頭の寺として、末寺二十六ヶ寺、触下六十六の寺を配下に朱印三石六斗、境内地1万5千坪を領しており、壮大な伽藍と六坊がありましたが。昭和24(1949)年の火災により総門、宝蔵、一切経蔵、三十番神を残し、焼失してしまいました。
境内の樹齢100年以上の古木の桜が美しいことで知られています。
(現地説明板などより)
Photo Canon EOS 5D MarkⅣ
R3.4.3
住所: 山梨県南アルプス市上市之瀬724
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