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尾高惇忠生家(深谷市)

高崎城乗っ取り・横浜外国商館焼き討ちの謀議などが行われた渋沢栄一の従兄・尾高惇忠生家
2022年01月10日
カテゴリ : 埼玉県 > 観光 > 建物・史跡
尾高惇忠は天保元(1830)年下手計村に生まれました。通称新五郎、諱は惇忠、藍香と号しました。渋沢栄一の従兄にあたり、栄一は少年時代からこの藍香のもと通い、論語をはじめ多くの学問を藍香に師事したことが知られています。
後世、「藍香ありてこそ栄一あり」と称えられた人物で、知行合一の水戸学に精通し、栄一の人生に大きな影響を与えました。
明治時代を迎えると、惇忠は富岡製糸場初代場長や第一国立銀行の盛岡支店長や仙台支店長などを務め、幅広く活躍しました。
この尾高惇忠生家は江戸時代後期に惇忠の曽祖父磯五郎が建てたものと伝わっています。「油屋」の屋号で呼ばれ、この地方の商家建物の趣を残す貴重な建造物です。この家で栄一の妻となった千代、見立養子となった平九郎、惇忠の娘で富岡製糸場伝習工女第一号となるゆうが育ちました。また、若き日に惇忠や栄一らが尊王攘夷思想に共鳴し、高崎城乗っ取り・横浜外国商館焼き討ちの謀議をなしたのもこの家の2階と伝わります。
内庭の煉瓦倉庫は、「上敷免製」の刻印を残す煉瓦が周囲に残ることから日本煉瓦製造株式会社製の煉瓦で建てられたものと思われます。
平成22(2010)年に深谷市指定文化財(史跡)となりました。
惇忠や栄一らが高崎城乗っ取り計画を謀議したと伝わる部屋は、残念ながら非公開です。
令和3(2021)年の大河ドラマ「青天を衝け」の第12回「栄一の旅立ち」の青天を衝け紀行で紹介されました。
見学時間 9:00〜17:00
休館日 年末年始 (12月29日~1月3日)
入館料  無料


Photo Canon EOS 5D MarkⅣ
R3.12.28
住所: 埼玉県深谷市下手計236

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