天満天神繁昌亭(大阪市北区)
上方落語の定席(常設寄席)・天満天神繁昌亭
2025年03月12日
天満天神繁昌亭は、平成18(2006)年9月15日に開場した大阪市北区の寄席です。戦後60年以上途絶えていた「上方落語の定席(常設寄席)」を復活させるために建設されました。
上方落語は江戸時代から栄えましたが、戦後の娯楽の変化やテレビの普及により、昭和30(1955)年には最後の定席「弁天座」が閉場し、上方落語の定席は消滅しました。その後、上方落語界はテレビ出演やホール落語などで細々と存続していましたが、定席がないことにより「若手落語家の修行の場がない」「落語文化が途絶える危機にある」との懸念が高まっていました。
そこで、上方落語協会の当時の会長・桂三枝(現・六代目桂文枝)を中心に「上方落語の定席復活プロジェクト」が立ち上げられ、平成15(2003)年から寄付や協賛を募る活動が開始されました。大阪天満宮の境内の一部を借り受け、ついに平成18(2006)年9月に「天満天神繁昌亭」が開場しました。
「繁昌亭」という名前は、かつて大6代目笑福亭松鶴の発案により千里中央のセルシーホールで上方落語協会が主催していた落語席「千里繁昌亭」に由来します。
営業時間:
昼席:13:00開場、13:30~16:10(10本の演目)
夜席:日によって異なります。詳細は公式サイトのスケジュールをご確認ください。
入館料(昼席):
一般 前売り2,500円、当日2,800円
65歳以上 前売り2,300円、当日2,500円
身障者: 前売り2,000円、当日2,200円
学生(小・中・高・大・専門学生、かつ25歳未満)
前売り・当日ともに1,000円(※枚数に限りがあります)
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R7.3.8
住所: 大阪府大阪市北区天神橋2-1-34
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