布勢天神山城〔天神山城〕(鳥取市)
因幡国の守護所だった布勢天神山城〔天神山城〕
2025年08月18日
布勢天神山城は、天神山城ともいい鳥取県鳥取市にあった天神山に築かれた室町時代の山城です。この城は、因幡国の守護であった山名氏の居城として知られています。
江戸時代の地誌「因幡志」によりますと、布勢天神山城は文正元(1466)年に山名勝豊によって築城されたと書かれています。築城の経緯には不明な点も多いものの、山名豊国が天正元(1573)年に本拠を鳥取城へ移すまでの約100年間、因幡国の政治的拠点として機能していました。
布勢天神山城は壮大な規模を誇る城郭で、かつては内堀と外堀を備えていました。内堀は天神山を囲むように南北400メートル、東西300メートルのL字形に掘られ、山麓には一町(約100メートル)四方の守護の館があったと想定されています。
外堀は布勢卯山をも取り込み、湖山池に通じる総延長2.6キロメートルにも及ぶ水路は、舟による物資の運搬に利用されました。発掘調査では、土師器、中国製の陶磁器、備前焼、古銭、下駄、曲物など、多様な品々が見つかっています。
現在でも、山上には井戸の跡などが残っており、往時をしのばせています。
昭和51(1976)年8月3日、鳥取県指定史跡になっています。現在、天神山の麓には鳥取県立鳥取緑風高等学校の校舎が建っていますが、西側の鳥取県道264号鳥取空港布勢線からグラウンドを通って登ることができます。(案内あり)
駐車場は湖山池公園の湖山池ナチュラルガーデンにあります。
Photo Canon EOS 5D MarkⅣ
R7.8.15
住所: 鳥取県鳥取市湖山町南3丁目
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