PC9821V200のOSを98SEにしたいということで
ハードディスクにDiskOnModule(DOM)を使って実行します
ディスクオンモジュール
DOMってPCのSSD化の走りですが
流行る前に規格が移行したので産業用PCでの使用が多く
一般ユーザがあまり知らない物体です
←PQI製512MB SLC SSD DOMとなります
コネクタ部分で終了するというコンパクトさ
特定のソフトウェアを動かすことに限定すればこれぐらい便利なものはありません
バリュースターにありがちなメンテナンス性最悪なハードディスクを
除去できるという利点も・・・こんな設計を本気でやってたらそりゃコンパックに負けますよね
CDからとか
Win98起動ディスクからとかいろいろやってみたのですが
そこからFDISKかけられずうまくDOMが見えないようなので
DOSのインストールから順を追って全部やることにしました
NEC DOS6.2をインストール完了
メモリをいじりCDを認識させる
CONFIGSYSを久しぶりに書く
WIN95OSRをインストールする
インストール直後に
Win98アップグレードディスクを使ってWindows98にする
さらにここからWindows98SEアップグレードディスクを使って
Windows98SEにアップデート
DOS6.2→Win95→Win98→Win98SEと順を追っていけばインストールすることができました
順を追ったためにディスク領域がFATになっているのが嫌な点です
FAT32で行きたいところなんですがね、512MBではそもそもいけたかなとか?
しかしながら上記を順を追ってすべてしないといけないことから
MS-DOS6.2のシステムインストールフロッピー一式
Windows95と98と98SEのCDという機材をすべて保持していないと実行できないので
今となってはハードルの高い作業だといえましょうか
使用領域はこんなもん
あまりオプションをいじれませんがWindows95時で100MB台
システムのバックアップを作らないを常に選択していけば
クリーン状態で340MBなので512MBのディスクにもwindows98SE環境を構築することができました
98系をインストールする途中なんかこんなエラーが
出ますが閉じるを選択したら続行可能です
98SEになってもグラフィックボードにこのようなエラーが出ます
見たことのないような警告ですがHDDが速すぎて何かがタイミング取れないのではないかとか
バリュースターPC98のオンボードはPCI連動の1064ミスティークです
そういえば2064Wは持っていたなあと発掘してきました
きれいなパターンしてんな
これが俗にいうNECジャンパ
VGABIOSを切断すれば理論上PC98で使用できるはずだが…Vでは何かあったような…
ミレニアムの設計にかんで来るというのが当時のNECの影響力のでかさを物語ります
文中で最近「流星」と言っていますが
フロントパネルに流星のモールドが入ったペンティアム搭載PC9821のバリュースターのことをいいます
このほかに「青札」があります
流星流星いうこだわりが少しあるのは
涼宮ハルヒの消失でのパラレル文芸部に設置してあったパソコンがPC9821V166であるからです
こんな感じでしたがフロントパネルのアップも1カットあったはずです
NECが資料提供に協力していました
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2018/11/03 23:31:14