南国らしからぬ冬の曇り空の今朝。
オラが空港では見かける事の少ないヘリコプター。
ブラックホークの常駐場所であったところ駐機してある。

S-61って言ってたかな。
機体の周りをウロウロしていたら、ロンが教えてくれた。
ロンは、ワタシのA/C整備の先生でもあるし良き協力者。
ヘリコプター専門の整備士だ。
もう、20年ぐらいの知り合い。

デカいなぁ。
毎日見るR-22やR-44が竹トンボに思えるよ。
機体は、水上用ナノに、両脇には、浮きが無い。
浮き付きだと車輪だけより重い。
水上使用をしないので車輪だけの装備。
その分、荷物を載せられる。

ローターマストのてっぺんには、Pitot Tube。
機体前方方向からの空気圧力(総圧)を検知するモノ。
機体のどこかにはその高度に於ける気圧(静圧)を感知するモノが装備されている。
総から静圧を引くと動圧が判り、これが耐空速度として機内に表示される。
ヘリコプターなので耐空速度はあまり重要には思えないんだけど、それは、ワタシがその重要性を知らないからかも知れない。
Pitot Tubeが二手に分かれているのは、計器飛行を航空法上可能にするため。。。
飛行中片方に支障が生じても、もう一方を使って生還出来ると言う事だと思う。
一本だけでも物理的には計器飛行は、可能なはず。

テイルローターがでかい。
五枚も有るし。
これは、軽飛行機のプロペラとしても使えそう。
( ´∀` )

テイルローターは前部にあるエンジンから駆動軸を介して回転する。
これは、駆動軸の角度が変わる部分。
かなり加熱するんだろうね、大きいから。
冷却風が入るように編み目になってる。
カナダから飛来したこの機体、数日後にプエルトリコへ向かう。
昨年、ハリケーンにより壊滅的な被害をうけた。
その復旧作業に参加するとの事。
有難いね。
沖縄では、ヘリコプターが墜落した、不時着した、部品が落ちた。
負のニュースが流れて、、、。
それはそれで仕方がないことだけど。
あれが民間機だったら別の報道方向になったのではないかと思う。
複雑な気持ちで、彼の地でのニュースを思う。
雨が、降って来たよ。
天気が回復したら、もう数枚写真を撮りに来よう。
シコルスキーは、好き~。
なので。( ´∀` )
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Posted at 2018/01/09 00:14:38 | |
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