先日次男君との食事中、とある人の話題になった。 その人とは、随分会ってないな。 尋ねたい事が出来たので電話しようと携帯を見たが、そこには無かった。 あれから二度ほど機種変更してるし、携帯電話は私事用。 仕事用には、陸電話が事務所にあるし。 でも、陸電話機には、番号登録してなかったし。 オヨヨ。 どうやって連絡とってたんや? 機体番号も思い出せないし、コンピューター内ファイルを名前だけで検索するも、何も上がって来ない。 整備記録は、手書きだったか? 支払いは、いつもニコニコ現金払いだったか。。。。
しょうがないのでググる君に尋ねた。 そして発覚。 その人は、今年三月に亡くなってた。 😿。
93年型エクスプローラーを 一ドルで売ってくれたリチャード。 このクルマは、機材やら材料やらを積んで起業したばかりの自社を支えたと、教えてくれた。
会社は順調に大きくなり、やがてFL州最大手スーパーを顧客にする事が出来たと。 最後に買った家は、滑走路完備のプライベート航空コミュニティ。 広い敷地・通用路・駐車場に敷き詰められた煉瓦は、奥さんと二人でやったんだって誇らしげに教えてくれた。
自宅隣接の格納庫には、三機。 博物館級のスティンソンが 二機。 それに、旅行用?パイパーのアローが一機。 二機のスティンソンは、機体製造番号が続き物。 コツコツ直して一機は完成。 二機目に、取り掛かってた当時。 いろいろ違った件で、何度も家を訪ねた。 最後に会ったのは、たしか2016年。 一機目スティンソンのエンジンが掛からなくなったとの事で、お助けマンとして伺った時。
2013年、自分のクルマが無かったワタシ。 雨の中、スクーターに工具載せてお助けマンとして登場した。 それを見てあきれ顔したな。 それがきっかけで、頂いたエクスプローラだったのさ。 そんな、リチャードの思い出深いクルマだったけど、最後に会った時点で乗り換えてた。 それを聞いたリチャードの落胆度は、かなりのモノだった。 表情に出てたよ。 「申し訳ない事をしたなぁ。」って思った。 今思えば、エクスプローラを手放してしまったお仕置きの意味で、あれが最期だったのかな、、、?
ベトナムを生き抜き、起業して成功し、やろうと思い立ったら完遂。 学ぶ事が沢山あった人だった。 尋ねたい事、今となっては、もう叶わぬ事。 とても残念。
安らかに、、、、。 リチャード、、、、。
🅼
Posted at 2022/06/24 20:32:20 | |
トラックバック(0) |
いろいろ | 日記