
こちらでは、軽飛行機を地上で移動させるのに、Golf cartを使う。
実を言うと、日本ではどうやってるか知らない。
前輪とCartをつなぐものをTow Barとよぶ。
したの写真のオレンジ色のものだ。

Cartには、Hitchをつけて、その口にTow Barをかませる。
飛行機を前進させるときは、Cartが後進する。このときは、比較的簡単に移動できる。
飛行機が単純にひっぱられるので、翼端が 障害物に当たらないようにとか、急なターンしないようにとかに、気をつければ初めての人でも、すぐできる。
難しいのは、飛行機を後退させるときだ。CartのSteeringを機体のいかせたい方向にまずまわして、機体がそっちに向かったら徐々に反対方向に回す。ゆっくり後退させながら、尾翼の位置、翼端の位置などを確認しながら、なおかつ前輪舵角限度を越えないようにSteeringをまわすのだ。これが意外と大変。下手すれば、飛行機を壊してしまう。とても緊張する作業だ。
ところが、、、、、
それは、写真の機体とは違う、もっと大きな機体で起こってしまった。それも、比較的簡単な方向での作業中だった。その機体は、写真のTow BarともうひとつのBarを合体させて引っ張らねばならなかった。実はこの合体に問題が合った。
だからチョッと、不安があったので、本来なら慎重にせねばならないのに、、、、、、
ワタシは、いつもの癖で、というか、おおぼけをこいて、格納庫手前、不適切な速度でターンをした。
その瞬間、バチン!! 合体部分が外れた。
そして機体は、スロースピードで暴走(?)したのだ。ワタシはCartから飛び降りた。その瞬間、左足に激痛が走った。でも、そんなの気にしてられない。
機体は、ワタシが飛び降りたおかげで止まってしまったCartめがけてジワジワ進んでる。ほかにも、当たってしまいそうな障害物があるのだ。
ここは、足が折れてでも、ここは機体を止めなければならない。激痛を感じながらもワタシは踏ん張った。っす。 ンガァーーーーーーー。
おかげで、機体は、主翼が、Cartの一部にかーるく当たったぐらいでとまった。凹まなかった。
アー、よかったよかった。でも、ワタシの体は緊張とかで、しばらくブルブル震えた。
んでも、早急に機体位置を修正して、もう一度、Tow Barsを合体させた。
その場を、速やかに、何事もなかったようにはなれたかったからだ。
んでも、激痛を感じた左足がそれまで以上に痛みシグナルを発信している。
なかなか、体がうまく動かない。
モタモタ、モタモタ、、、、しばらくして、ようやく機体を定位置に置くことが出来た。
翌日、足をみたら、

こんな、感じになってた。(汚い足でごめんなさい)
あまり痛そうに見えないけど、ワタシは、(び*こ)引きながら歩いている。
何はともあれ、機体に大事がなかったので、ほっとしてる。
慣れというものは怖い。とてもあぶない。という、話でした。
🅼
Posted at 2013/10/29 10:55:11 | |
トラックバック(0) |
空 | 日記