「バン」
「ブォ~、ウォ~ウォ~ン」
多少、肌寒いような、そうでもないような、ジャケット着ておけば問題ない。と言うか、空気は乾いていて気温も低い。気分がいい。青空の下、格納庫の扉を開けての作業中。それは、昼前の出来事だった。
最初の音がした。
「?????ナンや?いつもの交通事故?それにしては近かった見たいやし。」
すぐさま、エンジン音が聞こえた。二番目の音だ。アプローチに失敗してゴー アラウンドしている。
「でも、なんか、変。」
作業をやめて様子を見に行く。固定翼機が滑走路線上から左に大きく外れてフラフラと上昇してゆくのが見える。しかし、格納庫があるので他の視界は限られてる。20メートルほど進んでゆくと格納庫がきれる。右手にR22(ヘリ練習機)が見える。滑走路のはじに着陸している。でも、そこは、現在使用中の滑走路。
「そこに居ったら、危ないやん。エンジンの調子悪くなった?」
ローターは回っているので、それぐらいしか思いつかない。最初の音は、気のせいだったのか??
程なくして、ランチ タイム。今日は、足が遠のいていた La Granjaに行った。食事中、電話が鳴った。アルタフ君のとは別の訓練校の女将からだ。
「ねぇ。Arrowみてくれない?ヘリとぶつかったのよ~。信じられる~~?」
エー。やっぱりそうやったんや~。
「Okay。すぐ、戻るわ」
んで、これが飛行機側のダメージ。

これは、乗り込む際に使うステップ。
根元がはがれてる。

ここ、手が入らないような箇所なのよね~~。ダメージ小さいけど、直すのおおごとになりそう。(涙) ヘルパー呼ばねばならんかも???(汗)
これが、当たった箇所。

どこを見渡しても、当たったのは、ここだけ。
そこで、皆さん。
チョッと、考えてみて、、、、、、???
1)飛行機は絶対に降下中だった。ヘリはホバーリング中か上昇中。
2)ローターの回転数とその位置。
3)ヘリの自体の位置と進路方向。
4)飛行機の降下速度と角度。
5)両機二名づつ、合計四名の事故にいたるまでの行動・動作。
これらのどれか一つ違えたら、今回の事故。起きなかったかも知れない。
もしくは、大惨事になっていたかも知れない。
だーって、ステップの厚みなんて、手のひらをチョッと膨らませたぐらい。R22のローターもそれと同じかそれより薄い感じ。この二つが空中でぶつかる~~~~????飛行機は、引き込み脚式だけど、着陸のファイナル アプローチ中だったから、脚は下ろしてたでしょ。本当に、脚に当たらなかったの???
Wow。
ナンと言う 「タイミング」だ。
こう言うのを見て、思うわけやね。
生きていられるのも By Chance
お迎えが来て、逝っちゃうのも By Chance
どうせ生きているなら。その間、出来るだけ精一杯生きたいなって・・・・・・
何事も、ポジティヴに考えて。ハッピーになんてね。
と、語ってるけど、、、、、
最近、怠け癖が酷くなって来てるのでね、ワタシ。
自分に、よくよく 言い聞かせなあかんね。
自戒するわけです。
Posted at 2015/01/29 12:02:37 | |
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