何年も前から「これは、人種キャベツだ~」と言われ続けても尚、存在し続けた商品。

小人19号のせいか、歯の抜けたような陳列棚。orz
ジェマイマおばさん印の朝食パンケーキ。
ジェマイマおばさん印のシロップ。
最近の事件の影響で、キャベツを無くそう運動が更に表面化。
ジェマイマおばさん印は、無くなる事が決定。
ジェマイマおばさん印は、黒人奴隷制度の名残で、無くさなければならない。
その流れとか、キャベツ廃止運動とか、「やはりそうだよね。」って納得するものの、淋しい気持ちになる。自宅で朝食はほぼ食べないので、淋しくなるほどジェマイマおばさんにお世話になった訳ではないんだけどね。
そんなこんなを考えていたら、「こういう描写は、今後どうなるんだろう?」って思った。それは、Forrest Gumpに出て来たMrs. Blueの事。
原作に描写の無かったババのお母さん。映画では登場。
映画でババの母親は、白人富豪に仕えエビ料理を調理していた。ベトナム戦争中ババと約束したエビ漁。ババが亡くなった後一人でエビ漁の為船を買った。それをお母さんに伝えに来た。「おめぇ、狂ってるのか、馬鹿なのか❓」って言われた。
エビ漁で成功したフォレストは、ババの取り分を母親に送る。お金持ちになった母親は、仕事を辞める。そしてFLに住み白人調理人にエビ料理を作らせる。
この描写って今となってはセンシティブなんじゃない❓ キャベツ描写。そして立場逆転だよね。初めて映画を見た時、観客達は、面白がって見ていたという印象が有るけど。20年ちかく前の事だし、殆どが白人観客だったからかしらね。
ジェマイマおばさん印を無くす決定に、反対する人達も居る。
それは、意外にも長年ジェマイマおばさんとして広報に貢献したリリアン リチャードの親族だ。
「多くの人々達が、ジェマイマおばさん印を無くそうとしている。当時黒人女性に仕事が無かった時代に、リリアンは、クエーカーオーツ(ジェマイマブランド主)の親善大使としてテキサス州各地を回る事が出来いい生活を送れた。ジェマイマおばさんは、家族の遺産だ。」
「ジェマイマおばさんとして働いたリリアンを家族は誇りに思っている。ホーキンズ外縁のフォウクには、それを称える歴史的碑がある。彼女はホーキンズのヒーロー。その歴史を消されたくない。リリアンの親族は、最近の活動(キャベツ反対)は、行き過ぎだと感じている。”チョット落ち着いて、いいか悪いか、勢いで全部無くすのは、止めて欲しい。”と訴える。」
ジェマイマおばさんとして誇りを持つリリアンの家族親族。このブランドが無くなる事に反対。キャベツとして受け止めていない。反して、当事者ではない者たちが、「キャベツだ」と廃止運動。
ワタシの唱える「キャベツは、キャベツを受けたと訴える者がいる限り無くならない」を裏付ける気がする。つまりキャベツを無くす為には、「無くせ❕」と相手にいうのではなく、おのずからキャベツ対象ではないぞという気構えから始まると思う。
🅼
Posted at 2020/06/24 18:41:45 | |
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