日本滞在十三日目
新築一軒家一晩だけ借りて迎えた朝。
日の出は左手方面な感じ、、、、。 あれは、暴走半島かな? 日本離脱前、1979年の夏。 九十九里辺りの同期生宅を訪れた事があるよ。 あれは、半島の向こう側か。。。
中々イイ感じな日の出。 画像は、頂きもの。 この瞬間ワタシは、個室で重要な案件に直面してたので。 ( ´∀` )。 素泊まりだけのお宿、侵入した時同様、離脱する時も自主的に外へ出て施錠するだけ。 「立つ鳥跡を濁さず」って事で室内を見回って確認したのは、もちろんの事、、、。 定刻通り、外へ出たら電話しておいたタクシーが待っていた。
タクシーで駅へ向かい、列車に乗り、バスに乗り、、、、。 目的地にたどり着いた。 その地は、マグロがとても美味いらしい。 マグロ押しの街。 それではと、とあるお店で頂いたマグロ定食。 しかしこれは、チト残念なマグロだった。 冷凍マグロ?な気がしたのだ。 逆に美味いと感じたのは、40数年ぶりに頂いた「サザエのつぼ焼き」。
感激~🎵 なので、蓋を二つ記念に持ってきた。 ( ´∀` ) 穴開けて Keychain にしようかしら、、、、
冷凍マグロの口直し?にと寄ったのは、七十年代にタイムスリップしたかの様な超レトロな雰囲気の喫茶店。 タイムスリップ出来なかったおじいさんが店守りのマスター。 念頭にあった喫茶店とは、とてつもなくかけ離れていたので、入店するにあたり一瞬の躊躇が有ったのは、事実。 でも、開けてしまった引き戸をそのまま閉めてしまったら、とてつもなく失礼だろう。 寸劇喜劇の一コマになっちまう。 ありがたく、ブレンドコーヒーを頂いた。
タイムスリップから解かれて 向かったのは、辺り全体が一つの岩で出来ているかのようなところ。 40数年前の思い出の場所を求めてさまよい歩く。
鳥が居て、釣り人が居て、、、、
猫が居る島。
ここは、山しか無いのに山は無いと言い張る県に住んでた頃、「海が見たい」と言ったワタシ。 何処をどう通って辿り着いたのか、全く記憶にない島。
あの日以来初めて訪れた島。
そこには、見た事が無い穴の開いた岩。 ウムムム。
こんな感じの風景が脳裏を横切る。 んが、、、、 チト違う。
海辺を歩き疲れた。 復路は、穴あき岩の脇にある階段を上がって、高台の舗装された散策路を通った。
遥か向こうには、富士山。 前日は、あれの向こう側に居たんだよなぁ、なんて思った。
出発地点に戻った。 かなりの距離歩いたし、小腹が空いたし、喉が乾いたし、昼のマグロ定食では、マグロの街を堪能したとは言えないし、、、、。 バス乗り場へ向かう前、左手にあったとあるお店でマグロを頂く事にした。 和製英語で言うなら 「マグロ リベンジ」になるのか? そして、この判断は、とても正しかった。 頂いたのは、メバチマグロの赤身盛りに生ビール。 奥の方で長靴親父が引いてくれた刺身。 超美味かった。 美味過ぎて写真撮ってない。 ( ´∀` ) そんな暇なかった。 ( ´∀` ) 然も、二枚目二杯目追加注文したっちゅうに、、、。
<<<追記>>> 「これを使え!」と画像が送られて来た。
頂いた生ビール。 両方頼んだ。 美味いと思ったのは、左の方。
ともあれ、乾杯( ^ω^)・・・
赤身の刺身。 美味そうなのが一目でわかる。 ナンチャッテ。
二皿目。 一枚目の部位は、もう無いとの事で、長靴親父が工夫して引いてくれた一品。 漬け、炙り、びんちょう。 心遣いが嬉しかった。
<<<追記終了>>>
美味しいマグロを頂きとても満足した。 いい気分でバス乗り場に向かった。
バス乗り場は右のほう。 左手方面を見ると、店が見えた。 「アレレ、あれ、あれじゃない?」 二人がほぼ同時に声をあげた。 ポツンと一軒家。 「イメージは、海の家みたいやったんやよなぁ。」とワタシ。 これこそ思い出の店だ。 「そうそう、入口を入って左の奥の方のテーブルだった。」 同伴者が言う。 ワタシは、此処であの日、海老フライ定食を頼んだ。 それには、Fork & Knifeが提供された。 それに対して尾根遺産に「お箸ください。」と言った事。二人は、それを今でも覚えている。
40数年後のこの日、到着バスを降りた時にどうしてこれに気付かなかったんだろう? とても不思議だ。 ともあれ、悲しいかな。 それは、廃墟化していて、作業員が何やらしていた。 尋ねてみた。 「改装ですか、解体ですか?」 返事は、「解体~」
何と言う奇跡? 何年振りかで日本に帰って来て、あの日の思い出を頼りにこの地に来て、解体寸前とは言え、再びこの店を二人で見る。 天文学的確率でそれは、実現出来たって思った。 必然的な偶然? 何やら感動で、目頭が熱くなりそうだった。 解体後新店舗が建てられるかどうか尋ねれば良かったか? それを、確認する為にもう一度ここを尋ねるってのも乙なものかも知れない。
カメラの明るさの調整が出来てない。 残念な写真。 ともあれ、此処は、思い出の店の直ぐ脇の入り江。 縦長のゴツゴツ岩。
脳裏の奥にあった画像とマッチする。 記念撮影場所。 あの写真は いま何処に?
今回急遽此処へ来る事にして、本当に良かったと思った。
思い出の岩島から横浜へ。 横浜からナゴーヤまでは、新幹線。
そこで、きしめんを頂くつもりだったが、何故か串焼き。
それと、お好み焼き? ネギ焼き? を頂いた。
んで、夜9時ごろ? 隠れあじとに帰還した。
十三日目終了
🅼
Posted at 2023/12/03 23:32:52 | |
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