ホンダがiQの対抗車を出すとしたらどうなるだろうねぇ

　ホンダがiQの対抗車を出すとしたらどうなるだろうねぇ。

　と考えてみた。

　実は、ホンダ車のラインナップには、クーペがない。最後のクーペ、インテグラも無くなってしまった。だが、クーペはスタイル的に格好が良い。インテグラ typeS(not TypeR)なんて結構良い感じだよね。女の人が乗っていたりすると、かっこよく見える。

　という訳で、車のスタイルはクーペにする。乗員人数はあえて２人として、ラゲッジスペースを稼いだ方が良い気がする。
　iQ対抗車なので、1.0リッターカーは決まりだね。1.3L 3Stage i-VTECが、シビックハイブリッドとインサイトに載るが、それのボアとストロークを変更して、1.0L 3Stage i-VTECにする。乗員人数２人にしたのだから、思い切ってミッドシップにするか(笑)
　当然、エコじゃないと行けないので、ミッションはトルコン付きCVTで決まりだろう。当然パドルシフト付きで遊び心は忘れないようにする。アイドリングストップ機構も付ける。
　こんな車を買う人間の感覚からして、ディスチャージヘッドライトは標準装備。ドアミラーウインカーも標準。車が小さいので安全性能を上げるため、通常のエアバッグに加えて、カーテンサイドエアバッグも標準装備。ブレーキも前後ともディスク。
　サスペンションは、前後ともストラットかな。ミッドシップにしたら、後ろ車軸式はきついと思うから。
　VSA標準装備。車が小さくミッドシップだから、かなりじゃじゃ馬になってしまうから。

　これだけだと、ビートを排気量アップして、最新機能を付けただけって感じだよね。
　で、ここからが、ミソ。

　まず、ハイブリッドにする(笑) 1.0L 3Stage i-VTEC + IMAだ。２人乗員にしたし、IMAはもともとコンパクトだから乗せれるだろう。バッテリーの位置は、前後の重量配分を調整するためにつかう。前輪がつらそうなので、前に付けた方が良いかな。
　さらに、ターボを付ける(笑) 1.0L 3Stage i-VTEC + IMA + ターボ。軽自動車にはターボモデルがあるから、ターボの知識もそれなりに持っているだろう。ターボは、低回転からの加速（発進、追い越し）の時もたつく癖がある（いわゆるターボラグだね）。それを、IMAとトルコン付きCVTでカバーするのである。

・無回転、低回転からの加速は、IMA + トルコン付きCVTでトルクを稼ぐ。
・高速回転中は、ターボの出番。ここで、ちょっとだけIMAのバッテリーを充電させて貰う。
・巡航中は、ターボの吸気側をバイパスする。ただの、1.0L 3Stage i-VTECのリーンバーン状態になる。

これで、アクセルを踏めば十分すぎる加速、でも普通に走ればエコカー。

どうだろう？標準装備を多めにして、価格を抑えておけば、独身の人なら十分な使い勝手だし、思わずセカンドカーに選んじゃいそうではないだろうか。