千と千尋！？

♪呼んでいる　胸のどこか奥で
♪いつも心躍る　夢を見たい

♪かなしみは　数えきれないけれど
♪その向こうできっと　あなたに会える

ある日ある朝、目覚めると、そこには大正ロマンの世界が広がっていた・・・
（タイトル写真は神秘的でしょ？　でも本当は逆光であんな写真になったんですけどね（笑））


なんて事が有ればロマンティックなんですけど、現実は寂れていて・・・
ここはＪＲ和歌山線・高野口駅前です。南海電車が開通するまで国鉄（ＪＲ）高野口駅が文字どおり高野山参拝の拠点であった頃に賑わった木造３階建ての旅館です。
手すきガラス張りの美しい建物で、中には人力車の展示もされており、往時の雰囲気を残しているそうです。

（平成１３年文化庁の登録文化財指定で、現在は営業なし）


橋本市の地図を見ていただければ解るのですが、ここは正に高野山のたもと。遠方から来た昔の修験者は、この旅館に一泊してから高野の山に挑んだのでしょうね。
でも、南海電車が高野山山頂近くまで開通すれば街道から外れ一気に寂れてしまった、という構図でしょうか？

ワタクシは明日は大阪電気街に繰り出すので、今夜はロマンの世界に浸ってオヤスミ！