え~、今回はチョット難しい話です。
ワタクシ、50cc原付バイクをも持っているので時々思う事があるのです。
みんカラユーザーの皆さんは車ユーザーですから、2輪車の事など思うところは無いと思いますが。
現代の制度で、
歪が出ているのが原付免許(50cc以下)ではないかと思うのです。
50cc原付は非常に曖昧な位置づけになってしまっており、
抜本的な見直しが必要ではないかと。
まず免許制度面から考えると、普通2輪車免許保持者は当然として、
4輪車免許保持者まで“おまけで付いてくる”のが50cc原付免許です。4輪免許しか持っていないドライバーは当然、独学で学ぶ訳で、ある意味野放し状態。また
初めて免許を取る人には、容易に一発免許が取れやすい制度であることも確か
(←これが一番の問題と考えています)
一方、道路交通法の面から考えると、最高速度は30km/h制限&高速道路は走れない(←当然でしょ)など色々制約は有るものの、
一般道は車と混流(=同じ道路を走る)であることが問題かと。
都市部では優先(バス等)道路をチョロチョロ走れるし、幹線道路では遅いが故に追突しそう(されそう)になるし、自分も50cc原付に乗っている分だけ危ない存在と言うのが良く分ります。
ALLWAYS三丁目の夕日のような戦後スグの時代の話なら、車ももちろんですが、「50cc」というのは性能も低く正に「原動機付き自転車」であったのでしょうけど、
今や下手な車をもかもれる位の性能を有している物も有るのも確か。
という事は、「乗り物全体として考えた時に、相対的に性能は高くなったけれど今だ未熟なドライバーが運転する」乗り物が50ccという規格ではないかと。
戦後に出来た制度がそぐわなくなっているなら、ここら辺で一度抜本的な修正が必要ではないかと思うんですよね。まぁ今の議員達には無理でしょうけどね。
自工会も制度改正を訴えてはいますが、どこか
売らんが為のアピールにしか聞こえない気がします。