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この度、サイドカバーをリニューアルすることができました。
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左側のサイドカバーの右上角に「ひび割れ」がありましたので、尼村で購入しておいた「樹脂ひび割れ修理具」で補正をします。
硬質のグネグネ針金を熱で埋め込ませるという修理方法です。
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55年も経過していると、こうした樹脂は劣化して柔軟性を失っていますので、不用意に力を加えると「ピシッ」と簡単にひび割れてしまいます。
そうなると前に予防策を講じておくのが大人の事情というものであります。
カバー取外しの際に力が掛かる外周部の内側にグルーガンでホットボンド※を塗り付けて補強をしておきます。
※材料管理上、在庫が少ない黒色をひび割れを補修して使い切ってから、在庫が多い白色をその他の外周部分に使います。
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街の板金塗装屋さんへ外注しておいた左右のサイドカバーが出来上がりました。
プロの出来栄えを私のようなど素人と比べるのは憚られますが、やはり雲泥の差が身に沁みます。、
車と違ってバイクのカラーには色番号が無いために、色合わせは職人さんの経験による試行錯誤の結果となり、今回の塗装も何回も色合わせの試行があったとのことです。
カタログによると、色はキャンディサファイアブルーなのですが、元のカラーは再塗装されていましたので、純正色に近いこの画面上部カバーの色を見本にお願いをしましたところ、ほぼほぼ同じ色に仕上げていただきました。
請け負っていただけた唯一のお店でしたので、そのこととその出来栄えに心から感謝しております。
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前回の整備手帳に記録している「北米仕様のエンブレム」であります。
ようやくこれを使う機会が訪れましたので、日本仕様のステッカーではなく、このお高いエンブレムを装着することにします。
出来栄えの悪い複製品は、写真撮影が少ない左側のカバーに使います。
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右側は既存の右カバーで、左側が今回リニューアルした右カバーであります。
ヤフオクで手に入れたカバーはSL90DX用のものでエンブレム取付穴がありましたので、これを利用して正規の位置に取り付けることができました。
実はステッカーも用意していて、どちらを貼り付けるか一晩中迷っていました。
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半年ほどの期間、サイドカバーなしという辱めを受けていた車体左側がようやく元の状態に戻りました。
今回の整備では、材料費と塗装費が大きな出費となり、ボンクラ・能無し頭の私に神様が罰を与えた試練ではありますが、綺麗に元に戻すことができたのは、私の人徳というものであります。
それだけに、今、SL125Sに益々の愛着を感じています。
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今回の整備により、来る10/26開催の「2025 古き二輪を愛でる会」へ参加をすることができます。
ありがたやー! ありがたやー!
P.S.
あかん‼️ あかん‼️
予報では雨天やんけー‼️😭
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