今時は令和の昭和旧車ブームのど真ん中です。
さて、2020年現在において、半世紀前、すなわち50年前と言えば、「1970年」で、大阪万博開催の年であり、昭和も昭和、「ど昭和レトロ」であります。
関西の私鉄では、京阪電鉄 浜大津駅から天満橋駅までの直通特急 びわこ号の運行が幕を閉じた年でもあります。
四輪業界ではスズキ ジムニー LJ10が、二輪業界では各社からトレール車が販売され、庶民にとって身近で本格的なオフローダーの創成期となりました。
ホンダのオフロード車のまさに草分け的バイクがSLシリーズであり、その一台がこのSL125Sです。
「遠い昔のあの日に戻りたい!」を主タイトルに「レストア シーズン2」を敢行し、作業をその都度記録しています。
「若いもんにゃー負けへんでー!」を主タイトルに「すぐにノーマルに戻すことができるちょっと奇抜なカスタム」も記録しています。
例えば、レストア シーズン1の際に施工したのですが、速度計は何かと便利なトリップメーター付きのものに交換しました。
回転計と対であるオリジナルの速度計はちゃんと温存していますので、いつでも元に戻せます。
便利なアイテムやメカニカルでマニアックなアイテムはパーツレビューに記録しています。
○オイルクーラーを装備して、熱タレ対策をしています。
○コックピットには、トリップメーター付きの速度計やデジタル油温計やデジタル電圧計も装備し、油と電気の管理は完璧です。
なお、同デジタル温度計は、オイルクーラー・コアの入出油温を測定しています。
○ハイギアード化は凝ったものにしています。
○12V化と同時にセミトラ化改造を施し、始動性やアイドリングの安定性を向上させ、今時のバイクに近いいくつかのメンテナンスフリーを実現しています。
○スマホホルダーとUSBソケットを取り付けていますので、ヤフナビの運用ができ、ツーリングにも困りません。
○1key 3ways 化(イグニッションキー、ハンドルロック、ヘルメットホルダー)しています。
◯イグニッションキーシリンダーをメーター間に移動してレイアウトしたコックピットには、電圧計、油温計2基、気温計、時計、そして照明点灯インジケーターランプをスマートに配置し、ガソリンタンクキャップは昭和のアイテム「ゲージキャップ」に取り換えて、超豪華なレイアウトにしています。
◯アナログのタイヤ空気圧管理システムも装備しています。
◯サイドスタンドには、しまい忘れた時の「跳ね上げ機能」を施工して、安全性を高めまています。
◯フロントの上下Wフェンダー&前後Wマッド・フラップは超奇抜ですが、スタイル性と実用性を兼ねたオンリーワンなスーパーカスタムです。
最後の画像は、少しの期間、SL90のガソリンタンクとシートを取り付けていた様子です。
これもなかなかいいデザインです。
2022年10月16日(日)、京都 日吉ダム横府民の森で開催された「古き二輪を愛でる会」に出品しました。
興味を持ってくださる方は少なくなく、何人かの方とはお話をさせていただきました。