
HONDA Z の車検は、10月末だったので 10/9(日)に南相馬鹿島のHONDAデイラーが経営するコバックで車検を受けた。
事前見積の段階で、インタークーラーからの、インテークチューブの亀裂や、Fデフのオイル漏れ等をを指摘される
ホース類やOリンク等のラバーパーツ類の劣化は、車齢からすると仕方がない事
一緒に、交換、手直しを依頼するが…
これが、この先、思わぬ展開へ…
車検予約していた10/9(日)朝イチ、整備工場へ 🚗Zを預ける
夕方、Zを受け取りに行くと、車検は、無事に済みましたが…
4000回転前後でハンチングの症状が出ています…と、告げられる
元々、E07系のエンジンは昔から、ターボが付いていようが居まいが…
4000回転前後に、一瞬の谷間が有るし…
時々、トルコン側からも、軽いshockが返ってくるので…
聞き流していたのですが…
車両を受け取り、暫く走ると…
低速から一気に、あの重たい車体を加速させようとしたかと思えば…
突然、金属音や打撃音と共に衝撃、車速は頭打ちなり…
とても、まともには、走れそうにない…
これは、あきらかにオカシイ!
思っていた症状とは、全然違う!
整備工場へ引き返した…
整備士さんに訊ねてみる!
今までは偶然にも、ホースに亀裂が入っている事で、圧が逃げていたものが…
インテークチューブを新調した為に、圧の逃げ場が無くなって、あのハンチングの症状が出ているのだとか…
実際の故障箇所は、ターボ周辺で、タービン交換するしか修理の方法は無いと言う
とりあえず、優しくアクセル操作すれば、走れない事も無いけれど…
このままでは、エンジンが壊れるのも時間の問題だとも言われました。
給料日前だという事もあって、この日は、おそるおそる乗って、寮へ帰りました。
寮へ帰ると、知り合いの整備工場や、Zに限らず、バモスやダンクなんかのE07z搭載車のownerにも、情報や知恵を借りようと各方面へとTELしてみる…
諦めて廃車や、乗り換えたとの体験談も多い中…
やはり、リビルトタービンへの交換が出費の面でもお薦めだなんだとか…
その中で、通販でならば、互換性のある社外品のアクチュエイチャーが単品で安価に入手できるとの情報アリ
ヤフオクでも、即決5000円でアクチュエイチャーの出品を確認する。
安価なリビルトタービンの出品者さんへも、アクチュエイチャー部分が含まれるのか、質問メールを送り…
この日を終える
10/10(祝月) 体育の日
除染現場は、祝日も関係なく作業就業…
午後になって、15日(土)が最終作業日、18日(火)が退場WBC受診だとの報せ
今回は、あまりにも、急な話
所属会社に確認するにしても、事務所は連休中で連絡も取れない状態…
作業員同士で、憶測で根拠の無い噂が飛び交うが…
所詮、今回、除染初参入の人扶出しの会社
会社に連絡が取れたとしても、何の情報も指示も出せないだろう…
元請けや、一次会社に対しても、モノ言えるだけのチカラも信用も無い、弱小二次会社である…
退場WBC受診が、 18日(火)だと指定された以上、除染作業員は、これに合わせて行動するしか無いのである
収入が突然途絶える不安や、危機感よりも…
自分は、帰るに帰れない車の状態が気掛かりだった…
寮へ帰ると、急いで昨日の整備工場へ向かった。
修理見積をお願いする。
一声で、リビルト品を使って約10万円だと…
あまりにも、高額な修理費用なので、部品持ち込み部品での修理もお願いしてみるも…
車検は、コバックのシステムで行いますが…
ホンダカーズの販売店でも有るので、修理メニューに無い修理方法は、受け付け出来ません。との返答
なにより、この店舗の定休日が火曜日の為…
費用云々よりも、修理自体が間に合わない可能性が高かった…
一応、訊ねてみる!
新調したインテークチューブを、取り外して走らせるのはアリですか?
不安定な4000回転しか使えないならば…
大幅にトルクを失っても、5500回転使える方が、エンジンへの負荷は、減らせると思うのですが…
その発想や、考え方は、間違いでは無いそうですが…
一度修理を終えて、引き渡した部分をウチで取り外す事は、出来ません
その場合、自己責任で作業を行って下さい。
ここの設備や工具は、お貸し出来ません。
これは、ごもっともな話
最悪の場合、ホースを取り外して帰郷すると、腹を決めた…
愛知県のNFBさんへ、預けてあるBEAT に火を入れておくように、依頼するTELしてみるも…
繋がりませんでした。
10/17(月) 待機日
荷物満載で自走させて帰宅させるのは、どう考えても無理…
家財道具の大半を、ヤマト便で自宅へ送り返した。
ホースを取り外す前に、試しにホースバンドを緩めて…
マイナスドライバーを突っ込んでホースの継ぎ目に隙間を作って、そこから圧を漏らしてみようかと試みるも…
数回の試走の結果…
持続するのは、せいぜい数分間で、信頼性に乏しかった。
他所を破損させる可能性や、異物混入の可能性も有るので…
諦めて、インテークチューブを取り外す事に…
10/18(火) 朝、退寮の手続き、部屋の引き渡しを済ませ…
川俣町内のWBC施設へと向かう
最初の難所…
南相馬から飯舘村へ向かう途中の八木沢峠を時速35km まで車速を失いながら登って行った。
背後は、度々フルコースコーション状態に…
平坦路 70km 勾配路 35km
逆に考えれば…
この先も、エンジンさえ壊さなければ、この調子で走り続ける事が出来るかも…
川俣町内のWBC施設に、無事到着
午前中の最終組で退場WBCを受けた。
さて、どのルートで帰るか?
まず、二本松市内で、お土産用の和菓子を調達
郡山市内で、給油と、食料を買い込み
49号線で新潟方面へ向かう
夕方の新潟市内を460号線で手前から迂回して、かわす
ふだん、故障を抱えて無い状態であれば…
116号線で、一気に柏崎市まで走り抜けるのですが…
現状、加速力が無さ過ぎ、他車との速度差が出来すぎて、危ないので、今回は使えない
日没後の8号線を富山方面へと走ってゆく
親不知まで走って、時間調整と仮眠…
富山市内で給油を済ませ…
深夜割りの時間帯を待って、北陸道 砺波ICから、東海北陸道で、岐阜各務ヶ原ICへと向かう
数回のPAでの仮眠…時間調整
この高速道路使用は、時間短縮ではなく156号線の山岳区間の勾配回避が目的…
無事に、早朝の岐阜各務ヶ原ICに到着できました。
岐阜各務ヶ原IC 周辺は、航空祭や、博物館なんかで度々来る機会が有ったので…
多少の土地勘はある
コンビニや、風呂屋に行って時間を潰した。
NFB 西田ファクトリーさんへは、既に詳細は連絡済み
場合によっては、経路変更して入庫させるかも…と、伝えてある。
NFB 西田ファクトリーさんへ到着できました。
預けてあったBEAT に手荷物と、ぬいぐるまを入れ替える
ぬいぐるまBEAT を Zの車内へ
ぬいぐるま Z を BEAT の車内へコンバート
エンジンOH済みのBEAT
序盤は4500回転以下で走るようにと注意を促され…
西田ファクトリーさんから帰路へ
ETC割引は、関係ない時間帯なので、名阪国道を経由して、阪神高速で帰宅することに…
軽い!
つい先程まで、最高速70kmの車体を走らせていた事もあって…
4500回転でも、80kmで、坂道も自然に登っていける事に感動しながら…
夕方には、無事に帰着することが出来ました。
心配して頂いた皆さま…
知恵をお貸し頂いた皆さま…
ありがとうございました。