史上初!ルーフレールをポン着けでGG3に装着したよん
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
インプレッサGGワゴンにはルーフレールがありません。
メーカーオプションでは存在しているようなので、欲しい、とは思っていたんです。でも、私の車は中古車。
後付けだと、工賃パーツで7万円コースというのですから、これはちょっと躊躇してしまう金額です。
なんとかならないのか、と思っていました。
2
とりあえずスキーに行くためにスキーキャリアを着けようと、ルーフモールを外してみたら、下から出てきた怪しいブラケット。
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ネジ穴も切ってあり、ルーフレールをポン着けできそうな雰囲気が濃厚に漂っているではありませんか。
4
調べてみると、ごく初期の旧型GFインプワゴンのルーフレールは、外付けボルトオン方式なんですよ。
ということは、これがそのまま使えるのではないのか、と思ったわけです。
たまたまこちらで「Rしおね」さんという方が、GFワゴンのルーフレールを取り外したという整備手帳の発言がありました。
そこで、一面識もなかったけれど、ぜひにとお願いして、外したレールをいただくことになりました。
Rしおねさん、ほんとうにありがとうございます。
……………………………………………
写真に加筆しました。2023.10.11
ルーフモールは、写真左端の「飛び出した釘の頭」みたいな形状の出っ張りに、特殊なクリップが噛むようにして止められています。
5
現物をみると、残念ながら、ルーフの長さが異なっていて、このままでは取付不能です。
しかし、前側のブラケットなど、ネジ穴の間隔も同じですから、なんとか手を加えれば流用可能な感じがしてきました。
インターネットで調べた限り、GGワゴンにボルトオンでルーフレールを取り付けた人は、いまだにいないみたいですから、これはチャレンジしてみる価値がありそうな計画です。
6
ルーフレールの足の部分は取外し可能。なので、レールの棒の部分さえ手に入れれば、あとは簡単ではないかと思いました。
どうせルーフレールの棒なんて、みんな同じ規格品を使っているだろうと思っていたのですが、各車みんな違うんですね。
断面の型紙を作っていろんな車にあてがって調べてみた結果、「日産アベニールサリュー」と「日産リバティ」のルーフレールが、旧インプのものと同じ断面形状であることが判明しました。
こんなこと、スバルに聞いたって、誰も知りませんから、まったく自力で調べ回った成果であります。
7
アベニールサリューのルーフレールも手に入れることができたので、これを適切な長さにカットして、二液式のエポキシボンドを活用して、ポン着け可能なルーフレールの製作完了です。
★乾燥して肉薄になってしまう普通のボンドを使うのは危険です。これを参考にトライされる方へ。二液式のエポキシボンドを使うようにしてくださいね。
8
あとは、ボルトオン。
どうです。
見た目、純正と言っても誰も疑わない仕上がりにできましたよ。
面倒は面倒でしたが、総費用も1万円ちょいで抑えることができ、満足満足大満足です。
たぶん、GGワゴンで外付けボルトオンでルーフレールを取り付けた人ってのは、私ぐらいのものだと思うので、勝手に「史上初」と名乗ることにしました。
試してみたい方、おられましたらお気軽にお声をお掛けくださいね。
再度、Rしおねさん、本当にありがとうございました。
9
ルーフレールの下にあるモールの外し方について質問を受けましたので、ご説明いたします。
車体中央側からモールの下に薄いドライバーのようなものを差し込み、車体左側のモールの場合は、車体後方に向けてスライドさせて行くと、やがてクリップに当たります。
これをそのままスライドさせるとクリップが外れます。
特殊なクリップにつき、力任せにやると、後悔することになるので、ご用心。
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