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お水汲み当番(30A→20A)の愛車 [スバル インプレッサスポーツワゴン]

整備手帳

作業日:2018年5月28日

DIYでエアコンガス充填。エアコン油も。

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 30分以内
1
16万kmも走っている車なので、エアコンの効きが悪くなってきました。
そこで、DIYでカーエアコン用の冷媒ガスと潤滑油を入れることにしました。

用意したのは、
アマゾンで「チャージホース(メーター付き)」購入。(税込1700円)
モノタロウで「エアコンガス200cc缶1個」(税込314円)。
「エアコンオイル10cc缶」×3個。(税込349円×3)。
以上。
総費用は3061円でした。

今回、チャージホースも買ったので、次回以降のガス補充は、数百円で済むかも。
2
まずは充填する前の点検です。

エアコンの点検窓を見ると、エアコン作動時には激しく泡が流れていきます。

2010年7月に一度、スタンドでエアコンガスだけを補充したことがある程度なので、相当にガスも減っているようです。
補充から約8年、6万キロも走ったわけで、エアコンの作動音もかなり強く、激しく振動しています。
3
コンプレッサーには、「エアコン油が150cc必要」と書かれていますが、今まで一度もオイルを入れた記憶がありません。

そこで最初にオイルを入れたのですが、入れた瞬間にエアコンの雑音や振動が急激に消えたのには驚きました。

劇的な即効性。
手品のようで、大感動しました。

やはりオイルは大切だな、と再認識。
4
エアコンオイルは、潤滑オイル10ccを20ccのエアコンガスとともに缶に封入した商品です。

缶の中のガス圧によって潤滑オイルを注入するため、缶の頭を下にして注入します。
逆にすると、ガスだけが先に注入され、潤滑オイルが缶の中に取り残されます。

逆にエアコンガスの補充は、気体のガスとして入れるため、ガス缶を上向きで充填します。
下向きにすると液化ガスが流れ込み、液化ガスが潤滑オイルを洗い流すため、重大な故障の原因になるからです。
(低圧系は冷媒ガスが気体状態で存在するべき区画です。そこに液体のガスを流し込んだら大変だというのは、理屈から言ってもわかります)

同じ装置を使って同じ穴から注入するのですが、缶の向きが違う点、要注意です。
5
エアコンオイルもエアコンガスも、頭に穴を開けて注入するスタイルです。
装置の「針」を奥まで引っ込めて、勝手に穴が開かないように注意し、缶をきっちりネジ込みます。

車にカプラーを装着し、ガッチリ固定させます。
ガス漏れしないことを確認したら、エンジンを掛け、
・エアコンを内気循環、
・ファンを最強、
・一番低い温度に設定し、
針を奥までネジ込んで穴を開け、数回転戻して穴を開きます。
6
エアコンは稼働させたままですが、窓も全開にしておきます。
車内が冷えるとエアコンが停まって、ガスの補充ができなくなるからです。

缶の中で液化ガスを気化させながら入れるため、相当に時間が掛かります。
私の場合、冷媒ガスを一缶入れ切るのに、30分ほど掛かりました。
忍耐が必要です。
(オイルのほうは、一缶あたり10数秒で入れられますが……)

ノウハウですが、吸入が進むにつれて冷媒の缶が冷却されるため、しばらくすると缶が汗をかきはじめます。(液ガスが缶の中で気化し、気化熱を奪うので)

この曇っている部分に注目すると、どこまで充填が進んでいるか、液化ガスの残量はどれぐらいかを缶の外から感知することができるわけです。
中にある液化ガスの高さを反映して汗をかきますので。
7
ときどきメーターでガス圧を確認していきます。

エアコンが充分に稼働し続けている状況で、1.8~2.2kgf/cm2に納まるぐらいの圧力が良く、ちょうどこの写真が良い感じです。
(目盛りにはpsiなど謎の単位の数字が大きく記されていますが、一番外側の小さな数字が2.0 kgf/cm2の値を示しています)

その状態のまま、点検窓を覗き込んで、たまに泡がポツンポツンという感じで流れるぐらいまで充填します。

ガスの入れ過ぎは厳禁です。
8
作業のコツで一番大切なのは、カプラーをキチンと装着することに尽きます。

装着したあと、リングがきちんと正位置に戻っていて、引っ張ってもピクリともしないぐらいでないと、油やガスが吹き出して、とっても哀しい思いをします。
「とっても哀しい記念の写真」が、この写真です。

オイル缶の一本目が、あらかた漏れてしまったのでした。

オイルを3缶買っておいて良かったと思いましたよ。

ただ、作業的には、このカプラーの正しい装着さえ上手くできれば、あとは簡単だと感じています。

次回、ガスがあまり減っていなければ、オイルの補充だけをしてみようと思っています。
オイル缶だけでも、オイルだけでなく、少量のエアコンガスも同時に補充できるからです。

………2020.5.5追記………………………
その後、オイルを何度か追加し、現時点のオイル量や汚れを計ってみました。
詳しくは、こちらで→ https://minkara.carview.co.jp/userid/161350/car/122799/5801634/note.aspx

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この記事へのコメント

2019年6月6日 16:53
はじめまして!
夏を前にエアコンガスチャージを計画し、チャージホース、ガス、NC-200(NUTECのオイル)を準備しました

エアコンの仕組み、高圧(液)側、低圧(気体)側の役割を理解した時点で、チャージする際の缶の向きが重要だと考えました
ちまたに溢れてる情報(YouTube、ブログ等)だと、ガス缶を下向きにしたり、オイル缶を上向きにしたりと錯綜していたので、自分の理屈に不安がありました

そんな折、こちらの整備手帳を拝見し、丁寧な解説&作業ポイント(カプラーの抜け)で、自分の理屈が正しかったことを確信出来ました
自信を持って作業出来そうです
ありがとうございます!
コメントへの返答
2019年6月6日 17:32
はじめまして。
コメントありがとうございます。

カプラーは精密に作られているので、タイヤの空気入れの感覚ではなく、慎重に取り付けてくださいね。

ガスを気化した状態で注入するのが、すごく時間が掛かってイライラしますけど、あせらず成功することを祈っています。

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「@rtec3さん このニュース最大の違和感は、海上保安官はライフジャケットを着けてロープを「愛」に渡しているのに、「愛」の側の乗組員は誰一人ライフジャケットを着けずにロープ操作をしていたこと。絶対に何か、会社として大きな間違いを抱えていると思う。」
何シテル?   07/26 06:27
インプレッサの1.5NA版に乗っています。 ハンドツールだけで、どこまでDIYができるのか、限界にチャレンジしています。 【年式・型式】 平成15年(2...
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