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銀匙のブログ一覧

2021年09月12日 イイね!

シフトノブを変えてみる

シフトノブを変えてみるこんにちは、銀匙です。

一応整備記録にも書いておきましたが、こちらでもご紹介。

パジェロミニの純正シフトノブが経年劣化なのか、ちょっと回転方向にぐらついてるのと元々寸法が手に対して小さすぎる感じだったので、若干大きくなるサイズのウッドノブを付けました。
直径5cm位の球体で、材質は縞黒檀という珍しい木です。

三菱系のシフトノブのボルトは10x1.25というネジ規格を使っているので、そのネジ径を持つシフトノブを買えば良いのですが、汎用シフトノブでよくあるパターンが、M14とかちょっと大きめの穴がシフトノブに開けてあり、各社毎のアダプタをそこにはめ込んで使うというモノ。

ところがレビューを見ると、このアダプタの評判が大変よろしくない。

・プラスチック製のものはすぐにガタが来たり、割れる
・イモネジ固定式はいつの間にかイモネジが緩んで落ちる

まぁ金属製のアダプタは問題なさそうなのですが、どうせなら最初からうちの規格で刻んであるほうが良いなと思い、私はアダプタレスのものを買いました。

で。
さらにレビューを読んでいくと、ウッドステアリング等で、古い物は木の部分にヒビが入ったり割れたりすると書いてある。

割れた後でどうにかするより割れる前にどうにかしたい。
というわけで気休め程度ですが、ウレタン配合の水性ニスのクリアタイプを買ってきました。
これを水で希釈して塗っては日陰で乾かし3度塗り。
最後は1晩しっかり乾燥させてから取り付けました。
さらに、ウッドノブがダメになった時に備えて純正ノブも車載ジャッキと一緒に入れておきました。家で使うことないですからね。


重さは純正シフトノブが約80gで、ウッドノブが丁度100g。
あまり重いとミッションに負担になりそうですが、まぁ20gなら大目に見てくれるかな・・見てほしいなぁと思ってます。

じゃあ使い心地はどうだったか。

純正ノブは小さい卵型で、縦長だったんですね。
大してウッドノブはビリヤードの玉よりちょっと小さい感じの完全な球なので、ぐわしと握りしめやすくはなりました。
ただ、大きく変わるかというとそうでもなく。
20g増えたからスコスコ入るかというとそういう違いもなく。
まぁ見た目のみの変化かなあ。格好良いと本人は思ってます。
形状は球より、もうちょっと高さのある、すりこぎの上半分みたいなノブならシフトしやすくなったのかな?わかりません。
球はシフトレバーが短い車のほうが向いてるかも。

お値段ですが、この玉っころ1つで6000円。
縞黒檀の希少性を考えればお安いですが、シフトノブとしては高いですね。
これと別にシフトパターンを彫り込んだメタルプレートが1000円くらい。
これはシフトブーツ根本付近に両面テープで貼ってます。
これか、シフトノブ自体にシフトパターンの刻印がないと車検に通らないんでしょうがないですね。

なお、実はこれの前にケヤキ製のノブを買ったのですが、取り付けて2日間くらいで、もういかにもケヤキというあの匂い、ありていに言えば動物の糞尿の臭いが車内に充満してしまい、アウト。
外したノブをメチルアルコールにつけたところ、樹液がこれでもかと出続けてみるみる透明だったアルコールが茶色に染まっていきます。
半日でアルコールを取り換えて続けて1週間以上経っても色が濁りましたし、匂いもそのまま。
ゆえに諦めました。
ケヤキの臭いは有名らしいのですが、それなら製造時に脱臭処置しておいてほしいですね。私は二度と買いませんが。

というわけで、投資の割には微妙なものですが、失敗談もいいかなと。
Posted at 2021/09/12 15:40:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | パジェロミニ | 日記
2021年08月28日 イイね!

24年前に作られた軽自動車を買うという事(ケミカル類の話と総括)

本編はシリーズものの12個目です。

前回はこちらからどうぞ。


さて、古い車というと、私は以前から気になっていた2つの事があった。
いわゆるケミカルチューンと、オカルトチューンである。


前回オカルトチューンとしてアーシングについて話をしたが、その後1ヶ所だけ装着位置を変えたら非常に良くなったので報告しておく。
パワステとラジエターを支えるボルトに共締めしていたのを、エンジンブロックに固定された、タイミングベルトカバー用のボルトに共締めしたのである。
何故かというと、ここには元から細く黒い線が1本共締めされており、辿るとバルクヘッドのアースポイントに繋がっていた。
このバルクヘッド以降はアーシングしているのだが、なんでこんなところにと思ったが、純正アースポイントなら意味があるかと思い、やってみたのである。
結果、馬鹿みたいにエンジンが静かになった。
共締めした場所は下記の赤色で囲った場所である。


一番変わったかもしれない。
H56Aパジェロミニでアーシングしようとしてる方(いるのか?)、ここお勧め。



さて。
前回はオカルトのカテゴリとしてアーシングについて話をしたが、今回はもっと怪しさが濃ゆい、ケミカルについて話をする。
ただ、どこまでをケミカルの範囲に入れるかは人それぞれ違いがあると思う。

ここでは最も広い「液モノなら何でも」としてみようと思う。もともと入ってるフルードやオイルも含めるということである。
なので何の問題に何をしたのか、という形式で書いていく。



その1:ワイパーの遅さ
正直今もほとんど変わってないという時点でケミカル大敗北確定なのだが、うちのフロントワイパーの動作は納車時から遅い。
くぅー・・い、くぅー・・い、という感じで、おいおい視界遮らんでおくれよというレベル。
ワイパーモーターかな、アッセンブリかな、嫌だなあと思ったので、まずはということで以下を行った。

a.ワイパーを動かしながらリンケージ、特に関節部にラストブリザードをスプレーした。

結果は若干早くなったかなあというレベル。正直効果なし。

b.ガラス前面にガラコを塗り付けた。
c.ワイパーゴムをガラコ専用に変えた。
d.ウォッシャー液をガラコに変えた。

結果、悪化した。
盛大にビビるようになったのである。
もうどれだけの大雨なのよというくらいの土砂降りでやっと普通に動く。
それ以外はガガガガガガガガと道路工事でもやってるのかというくらい喧しいし引っ掛かりまくり。
ワイパーモーターやリンケージに確実にダメージを与えてる。
ワイパーかけずにガラコの撥水効果だけで走るほうが精神衛生的によろしいレベル。
一旦油膜落としで剥がして塗りなおしてもダメ。
なので結局、cとdをやめ、

c2.ノーマルブレードに戻す
d2.ふっつーのウォッシャー液(青い安いアレ)に戻した

としたところ、ビビりはなくなった。
bが残っているため、元よりは撥水されている分、見やすいは見やすい。
でもワイパーの速度は変わらないので、結局未解決である。
素直にモーターとリンケージアッセンブリ交換したほうがいいかもしれない。
あとはワイパースイッチのせい、なんてのも考えられるらしいが、ワイパースイッチは高価である。
ここ触りだすと高いんだよなあ・・・ケミカルで直ってほしかった。

なので、私の結論としては、ガラコはガラス表面にぬりぬりする以上にハマらないほうがいいと思う。
もしぬりぬりしただけでビビりが出た場合は、さっさと剥がしてしまったうえで、自動洗車機のワックス洗車などをしておけば、ある程度ガラスの撥水効果も出るので、そこでやめといたほうが金銭的にも精神的にもよいと思う。
あるいはコーティング屋が行う1面3000円くらいのウィンドウコーティングなんかも問題は出なかったと思う。
ちなみにドアガラスをゴムでしっかり密閉する車の場合、ドアガラスにガラコを塗るとガラスを上下するときにビビるが、これは油膜取りで落とせば解消する。
うちの車はゴムがへたってゆるゆるなので全然ビビらず、撥水してくれてちょうどよかった。
固定されてるリアクオーター窓やリアガラスにもぬりぬりしている。
なお、さらに不思議なことに、うちの車、リアワイパーはbcの組み合わせでもビビらない。そもそも遅くもない。
なんだかなあ。



その2:エンジンオイルが漏れている、エンジンがストールしやすい
馬鹿みたいに基本的な事で解決したので、これは書いておこうと思う。

最初、整備工場がオイルリークを見つけたとき、私は整備工場の提案に沿ってワコーズのEPS(エンジンパワーシールド)の添加をお願いした。
さらに、特に発進時のクラッチミートであっけなくストールするのが嫌で、同じくワコーズのフューエルワンを入れた。
しかし、現象は変わらなかった。

しばらく悩んだ後、三菱に頼んで手に入れたパジェロミニの取扱説明書を見ると、下記のサービスデータが記されていた。



その他、補足事項としてターボ車には5W30使用禁止、NAであればダメではない、というニュアンスで書いてある。
納車した車屋が言っていたエンジンオイルのグレードは確か5W30だった。

ちょうどその頃フューエルワンを入れたガソリンは使い切り、納車後1000kmほど走っていたので、エンジンオイルを変えることにした。
フューエルワンは洗浄効果が高いのでエンジンオイルが汚れるのと、中古車はそれまでどう扱われていたか解らないので一旦1000kmでリセットすることにしているのである。
この時、説明書に従って10W30を入れることにした。オートバックスの量り売りの一番安いやつ、ただしフィルタも込みである。

結果、劇的に変化した。
まず、整備工場にも確認してもらったが、オイルリークがなくなった。
さらに、1000rpm前後で軽くアクセルをあおってクラッチミートするという、ごく普通の1速発進でストールする確率が格段に減った。
これはそもそもサービスデータの注釈を無視して、軽すぎるオイルを入れた車屋にも非があるのだが、

 説明書の注釈には従う

というのは割と重要なのである。
一般的に5W30のほうが10W30より高いのだが、高いからいいというものでもない。
さらに言えば、古くなった車に低粘度オイルを入れると漏れるから、年数が経ったらサービスデータより硬めのオイルを入れるというのは定番中の定番な話題である。



その3:エンジン音がうるさい、燃費がちょっとでもよくならないか
これは昔からやっている対策で解決した。マイクロロンのエンジン用である。

その2で10W30に入れ替えて200kmほど走って効果を確かめた後、マイクロロンを投入したのである。
本来マイクロロンはエンジンオイル交換直後に投入するのが良いが、別に200kmくらい走ってもどうということはない。
ただし、マイクロロンは入れる時からアイドリングで入れるのだが、そのままエンジンを切ることなく、少なくとも50km、出来れば100kmは色々な回転を使って走る事を勧める。
あとは普通に使ってると、投入後大体700kmに達する頃からじわじわ音が静かになり始める。
なお、燃費は向上しなかった。
若干向上した分はその2でエンストが減ったからリスタートが減ったとかであろう。
ちなみに、マイクロロンはカー用品店で買うと8000円くらいするが、アマゾンなら正規品でも5000円代、並行輸入品なら4000円弱で売ってるので、それでいいと思う。
ただし並行輸入品は注入器がついてないので、レベルゲージに刺せる程度の細い筒を持つ注入器(注射器かスポイトでいいと思う)を100円ショップで買っておこう。



その4:ギアの入りにくさをどうにかしたい
これについては呆れかえる結果だった。
その3でも書いたように、私は中古車を買ったらオイル類は全交換する。
車屋にはちゃんとその為の費用を支払い、前後のデフ、ミッション、トランスファーのオイルを変えるよう頼んだし、車屋はやったと報告してきた。
しかし納車後、どうにも1速、2速、そしてバックギヤへの入りが非常に悪い。
そこで私は、オートバックスでワコーズのマジック5というギヤオイル添加剤を入れてもらうよう頼んだ。
交換したばかりだから添加剤だけ入れてと頼み込み、今回限りということで対応してもらった。
しかし状況は変わらない。
そうこうしてるうちに1000kmのエンジンオイル交換タイミングも超えたので、車屋の作業を疑った私は、整備工場に全交換とワコーズのMPS(ミッションパワーシールド)の添加を頼んだのである。

すると、整備工場から電話があり、驚くべき報告がなされた。
もともとミッションオイルだけ交換されてませんよ、というのである。
あほか、である。
デフやトランスファーも大事なオイルだが、ミッションオイルは頻繁にギアチェンジがあり、低回転から高回転まで様々なストレスに晒される。
最も変えるべきオイルなのに、それが恐らくは新車時から変えられてないんじゃないかというくらいドロドロで、量も半分くらいしかなく、真っ黒で、悪臭を放っていたらしい。
私も写真を見たが、目を疑うほどの汚れと少なさだった。
再び言おう。あほか、である。
整備工場とサービスデータを元に相談し、全て75w-90というマルチグレードオイルに変えてもらった。
ワコーズのMPSは前後デフ、トランスファ、ミッションに添加しても余ったというので、パワーステアリングにも添加してもらった。

結果。
各ギヤはスムーズに入り、フロアから聞こえるギヤ音はかなり静かになり、40kmくらいで聞こえていた唸り音もなくなった。
整備工場がミッションオイルの交換漏れのミスを見つけてくれなかったら、下手すればミッションブローもあり得た話である。
ぞっとしない話である。
いくら車両本体が20万強の代物でも、現時点までで結局は70万くらい投資している。
それが1万キロもたたずにミッションブローでお陀仏なんて冗談ではない。


その5:真っ赤に錆びたボルトを緩めたい
結論から言おう。整備工場に持っていくべきだ。ケミカルでどうにかなるものじゃない。
ちょっと錆が出たボルトを回す程度なら556とラストブリザードとラスペネあたりをかけまくれば回るかもしれない。
しかし、例えばマフラー遮熱板の取付ボルトなど、もはや一体化したボルトとナットを素人が回そうとするものじゃない。
回らないならまだしも、下手すれば途中から折れる。
私はインパクトドライバ(手動)とガチのハンマー、ラストブリザード、そしてブレーキクリーナーを手に挑んだが、緩めようと思っていたすべてのボルトに敗北した。
これらを買う金を持って整備工場に行き、外してくださいとお願いしたほうが良かった。
正直言えばマフラーアースを試してみたかったのだが、力尽きた。
完全に無駄な投資になった。骨折り損のくたびれ儲け、熱中症(弱)のおまけつきである。


これが私のパジェロミニに行ったケミカルチューン(?)なのだが、結論としては説明書に従え、汚れたら変えろ、というアホみたいな基本事項の順守が一番効果が高いのである。
そして「多分故障だろうな、高いんだろうな、ケミカルで何とかならんかな」という希望は、大体叶わない。そういうものである。
1回くらい試してもいいが、ダメなら素直に修理の手配を始めよう。
身も蓋もないが、それが一番安くつくと思う。



さて、12回に渡って記してきた、24年落ちの軽自動車を買うということシリーズも、ここでいったん締めたいと思う。

中古車を買うたびに思うが、車屋のトークは本当に信用できない。
そしてグーグルなどの口コミやレビューも信用ならない。
今回買った車屋は評価5.0がつき、べた褒めのコメントばかりだったが、この体たらくである。
買う前は善人そうな雰囲気の人間が、納期確認の1つ、注文時より金額が増えてる事を指摘する一言だけでいとも簡単に豹変するのである。

さらに言えば、JU(日本中古自動車販売協会連合会)とかにきちんと入ってる車屋か確認して買えば良かったと思う。
JU加盟なんて今時当たり前でしょ?ここも当然そうだよね、などと思ってはいけない。
たった数分の確認を怠ったことが後々大事になるのである。
JU加盟店なら、トラブルが起きたときにJUが間に入ってくれる。だから最初から怪しい商売をしない。
そんな世の中の大体の車屋が出来ていることさえ「出来てない、あるいはしていない」車屋を信用してはいけない。
あ、カーセンサーとかカーグーとか、そんなものに掲載してるかどうかなんて何の信用にもなりません。
私は今回JU未加入で整備工場も持たない店で購入し、JUや消費生活センターの相談員が「車検付き、整備納車という約束でその費用も諸費用として入ってるのに、注文後に車検に通らない予想外の故障があったからその整備代まで支払え?まったく必要ないですよ」と口を揃えるような事を主張してくる車屋を相手にする事態になったのである。
結局、車屋の言う追加10万と不要の折衷案で5万余計に支払ったが、その後の状況は今までお話ししたとおりである。
勉強代としても溜息しか出ない。

安心して乗りたいなら、よほどの専門店的な車屋でもない限り、一般的な軽整備、たとえばバッテリとワイパー交換といった車検通す程度の整備のみに留め、あとは信用できる整備工場に半分レストアのように任せるほうがいい。
これの問題は信用できる整備工場の見つけ方が難しいということ。
有名になりすぎて多忙になり、ミスが増えた工場もあると聞く。
腕の良い整備工場に伝手がないなら正規ディーラーが売ってる、そのメーカーの中古車を長期保証付きで買いましょう。
相場より高いが無駄な苦労はない。
ただ、価格帯的には中古相場より安く買うというのではなく、新車をもっと値引いてもらう手段と考えたほうがいいですが。


色々愚痴りましたが、発注から2ヶ月、2000km弱走行する中でおおよそ問題にはケリをつけられたと思う。
元々総予算50万と考えていましたが、見事に20万以上オーバーしました。
もうちょっと出せば1年保証付きの最終型パジェロミニ買えます。ええ。
それがまともな個体なら、ですが。

いずれにせよ、古い車は一筋縄ではいきません。

もともと中古車とは前のオーナーがこれなら手放すほうが良いと判断したからこそ売られているのであって、何かしら(大体複数の)問題を抱えており、乗り始めにはそれらが次のオーナーに降り注ぐ。
技術力のある車屋ならきちんと直して(それなりの値段をつけて)売ってくれる事もあるだろうが、私が買った中古車はほぼ例外なく修理から始まった。
そこが中古車を許せるか否かの大きなポイントかもしれない。

もっとも、今回パジェロミニを買ったのは新型ジムニーのせいである。
ジムニーの新型は中古ではプレミアまでついて200万越えとかなっているので、旧型ジムニーやパジェロミニの中古相場まで上がってるらしい。
わかる。あのジムニー乗ったら、クロカンちょっと乗ってみたいな、軽なら維持費も安いしセカンドカーでどうかなあと思ってしまうのだ。
だからブームに流された一人だと指を差されても仕方ない。

とはいえ、初代パジェロミニの持つ、砂の斜面を走れるような駆動力の高さ、旧規格軽の身軽さ、アイポイントの高さと広さ、小さいエンジンをMTで目一杯引っ張りまわして使い切る楽しさ、馬に乗るようなゆったりとしたストローク、なにより完成されたスタイリング、豪雨災害や浸水レベルの道路でも行けるという安心感、そういうクロカンらしさを味わえる所まで直せたのは良かった。

今回は普段以上にDIYや駆けずり回る必要があったものの、累計70万強で済んだのはまぁ仕方ない範囲だったのかもしれない。
もっとも、これからあっさり致命傷が出て廃車という可能性も十分あるのだけど。

なにせ24年落ちである。
動いてる時は懐かしさすら漂う豆球が照らすアナログなメータ類も、動かなければ途端に困ったことになる。

いつまで動いてくれるだろう。
気に入ってる分、手を入れた分、長持ちしてほしいと切に思う。
たぶん、軽でこれだけ凝った車は、もう2度と出てこないだろう。
いや、新型ジムニーがあるか。
まぁあれはあれ、これはこれなので。
Posted at 2021/08/28 10:05:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | パジェロミニ | 日記
2021年08月15日 イイね!

24年前に作られた軽自動車を買うという事(アーシングした話)

本編はシリーズものの11個目です。

前回はこちらからどうぞ。

さて、古い車というと、私は以前から気になっていた2つの事があった。
いわゆるケミカルチューンと、オカルトチューンである。

メインカーであるスイフトでもマイクロロンは新車1000km時点で施工したし、確かにエンジン音は小さくなったが、劇的に燃費が下がるとか、エンジン回転の息継ぎが減るとかは感じられなかった。
なぜならもともと不具合がないからだ。


 古い車ほど効果を発揮する


ケミカルチューンとオカルトチューンの常套句だ。
そしてそれらのメーカーが「ユーザーの声」として出しているものでは7万キロだの10万キロだののユーザーが

「これは素晴らしい」
「劇的な効果があった」
「エンジンを入れ替えたかのようだ」


とか、まぁアメリカ人もびっくりのオーバーリアクションで驚いている。
胡散臭いなあと思いながらも今まで検証する機会が無かったわけだが、ようやく出来る。
というわけで今回の私の気分は


 ほんまかいな?


である。
まず行ったのはオカルトチューン(?)のアーシングである。
(もっと怪しいオカルトチューニングわんさかあるけどね)
かつてアーシングが大流行した頃は1台分でウン万円なんてものまであっておいそれと手が出なかったが、今回購入したのは汎用品で、アマゾンで2000円もしなかった。
中身としては60cmのケーブル1本、80cmのケーブル2本、1mのケーブルが2本である。

アーシングする個所についてはネットを調べるほど訳が分からなくなるくらい諸説ある。
ただ、大体どこでも言ってるかな、というものが以下である。

・純正アースボルトに共締め
・スロットルボディ付近
・エアインテーク流路
・ラジエター付近
・バルクヘッド付近
・パワステ付近
・エアコンコンプレッサ付近
・オイルポンプ付近
・フロントタイヤハウス左右付近
・リアマフラー付近

アーシングは近年流行っているアルミテープチューンと同じく、静電気による抵抗削減が主目的らしい。
私はてっきり古くなって抵抗値が増えた純正ハーネスやボディアースのバイパスをさせるものと思っていたのだが、それ以外にも意味があるらしい。
頷けるような胡散臭いような。

で、全部施工すりゃ良いってもんでもないらしく、やったら却ってダメになる場所もあるらしい。
例えばエグゾーストから触媒手前まではトルクが下がるとか、何か所か鬼門があるようだ。
そもそも手元にあるケーブルは5本。
買い増すつもりなんてさらさらない。
タコの足のようにグネグネエンジンルームをケーブルだらけにしてトラブルの種になるのもまっぴらである。

以上から、すでに施工済のアルミテープチューンの個所は除外し、見た目よりも実用性を取る事にした。

まずは全景。



だいぶ皆さんの想像するアーシングとは違うと思う。地味だよね。
まずバッテリーからすぐ傍にある純正アース(12mmボルト)に60cmのケーブルで接続。


ここを全てのルートのターミナルとし、以下のルートに分岐させた。


第1経路:バルクヘッドセンターの純正アース経由、左フェンダー電装部品ボディアースボルト



第2経路:スロットルボディ直行


第3経路:パワステフルードタンク兼ラジエターコア固定用ボルト直行


これでエンジンルーム内の左側2か所、中心1か所、右2か所となる。
第1経路でバルクヘッドセンターに左フェンダー行きのアースケーブルを共締めしたのは長さの関係上である。
もう1本あればリアマフラー後端とボディを接続したかったが仕方ない。

製品としては1本1本のケーブルをボルトナットで固定するL型金具が入っていたが、使わなかったのは振動によるボルトナットの緩みでゆくゆくアース不良につながるのを避けたかったのである。
別に見せるためじゃないし(といいつつこうやってブログにあげてるのだけど)

で。

バッテリのマイナス端子を外してしまったので、改めて10分のアイドリング学習をさせ、その間に時計等の設定を戻す。
その後50kmほど試走してみた結果。


(残念半分だけど)違いが分かるねえ


まず違ったのは低回転時である。
納車時に5W30が入っていたうちの子は、エアコンのON/OFFによってアイドリング回転数が著しく変わり(ONで1500,OFFで500すれすれ)、さらに2000回転以下でクラッチをつなぐと簡単にストールしていた。
なのでエンストが頻発するわ、アクセルを軽く踏むだけでキャンキャン吹け上がって困っていたので、購入後1000km経った時に10W30に切り替えた。
(中古で買った場合は最初に入れたオイルは錆落としと思って1000kmで入れ替えるようにしている)
するとアイドリングが900回転から1100回転で常に落ち着き、1500回転程度でクラッチをつないでもストールしなくなった。
ところが引き換えに2000回転から3500回転の吹け上がり方が著しくのっそりとなり、加速が悪くなっていた。
ちなみにパジェロミニのマニュアルでは10W30が全車種推奨、5W30はNAなら可、ターボはNGとなっている。特に気温35度以上となる環境では10W30のみと指定されている。

で、上記のアーシングをしたところ、5W30を入れていた時と同じくらいの吹け上がりとなった。
これは明らかに良く回るようになったなと感じた。
一方でアイドリングの落ち着きや低回転クラッチミートでのストールのしづらさは変わらなかった。
変わらないというか、平地ならアクセルを踏まなくてもバックギアに入れてクラッチミートしてストールしなくなったくらいである。
なので駐車が楽になったし、幹線道路で流れに乗りやすくなった。
まぁ2000円程度のDIYでこれだけ成果が出れば上等である。
更に施工するつもりもないし、これでそっと終わらせようと思う。
写真では解りにくいと思うが、随所にタイラップでケーブルは固定してある。
ただしガチで締め付けるのではなく、ほんの少しだけ遊びを残してある。
ケーブルの被膜にタイラップが食い込んで振動するのと、遊びをもって振動するのとどちらが長持ちするのか迷ったからである。
締め上げた方が良いのかな。

それほど出費せず、手軽な施工で、ほどほどの効果がある。
これがオカルトチューンが地味に人気があり続ける理由だと思う。

蛇足だが、私はアルミテープチューンで用いているアルミテープを暖炉の煙突補修等にも使える高耐熱タイプに変えた。
1巻2000円くらいと結構高価だが、こちらで施工するとテープが焼きイカのようにめくれあがってくる事が無くなった。
走行中に下手にアルミテープが剥がれてファンベルトとかに絡みつくことを考えれば、1巻2千円でも安いものである。
なお、内装の樹脂部分とかに貼るテープは安物でも貼る前に脱脂すれば全く問題ない。

パジェロミニは内装を除くと本当に鉄で出来た部分ばかりなので、貼る所がない。
スイフトはバンパーとかも樹脂だらけなので貼る部分が多いのだが、クリップ固定ばかりで外しにくいし折れる。
スマートとかネイキッドのように、ユーザーが外装を簡単に外せる車は本当に少ないから、大流行はしないのだろう。
それ以前に多少の車いじり位余裕だよという程度の給料をお支払い頂きたいものである。
経済がなぜ回らないかと言えば、企業が会計監査を気にし過ぎて内部留保ばかりするからである。
社員に給料沢山払えば景気良くなりますよ。
家も車も大型家電も売れますよ。
せめて欧米並みの、今の1.5倍から2倍の手取りをお願いします。

・・・とまぁ本音は置いておいて。

古い車へのアーシングはこんな結果になりました。
企業案件でもなく100%自腹でやった事を素直に伝えております。
サクラやっても1円も儲からないので素です(笑)


アルミテープチューンとアーシングでオカルト系は終わりにして、次はケミカルチューンを予定している。
とはいいつつ、納車時点でワコーズのフューエルワンは施工して、とっくに1本分走っている。
(ガソリン添加タイプの洗浄剤を使うとエンジンオイルが著しく汚れる。このこともあって1000km時点でエンジンオイルを変えるのである)
ケミカル系はケミカル系でまとめて報告したいと思う。

参考になれば幸いです。
Posted at 2021/08/15 21:29:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | パジェロミニ | 日記
2021年08月01日 イイね!

24年前に作られた軽自動車を買うという事(フロントガラス交換した話)

本編はシリーズものの10個目です。

前回はこちらからどうぞ。


さて、前々回のブログ以降、フロントグラスにレジンを入れるべく奮闘していたが、結局力尽きた。
(暑さでブチ切れたという割合も大きいけれど、本当にうまくいかない)

そこで改めて、フロントガラス交換の方法を探してみると、幾つか選択肢がある事が分かった。

1.中古のガラス(廃車から取ったもの)
2.海外製の新品(要は中国産)
3.国内製の廉価品
4.国内製の高級品
5.メーカー純正ガラス

先日14万と言われたのは4であり、5の純正ガラスはそれ以上とのこと。
4は旭硝子さんの「クールベール」というUV・IRカットの高級断熱ガラス。
どうせ変えるなら、と値段を聞いてしょんぼりした訳である。

1は届いた時点で端が欠けてたりするリスクがあるらしく論外。
2は3.5万くらいだが、結局素通しガラスなので本当に傷を直す為の投資になってしまう。

そして、今回3という選択肢を見つけたのである。
4で高価だった旭硝子さんの「エンジェルガード99」という製品である。
これもUVとIRをカットし、かつフロントガラス上端にサンシェードのような青い色がつく。
扱ってる店があまり多くないのでほうぼう探したが、見積もってもらうと約5万。

素通しに1.5万足せばジリジリ焦げていく現象とおさらばできるし、サンシェードも合法的につけられる。

というわけで注文し、物が届いたという連絡をもらって店に行くと、施工はたった1時間。
出来上がったのが夜だったので、本日改めて試しに行ったわけである。

まず、中から見るとどうか。



色のついてない部分でもグリーンがわずかに濃くなり、視界のコントラストが上がって見やすい。
ドアガラスは素通しなのでそちらからのじりじり感はあるけど、前からは感じない。
何より外気が34度以上もある環境で徐々にだけど室温が下がる。
吹き出し口だけちょっと涼しいという以前の状態とは大違いである。


ちなみに外の景色がなんか変だとお気づきの方、正解です。
本日砂浜、といっても駐車場の外れですが、行ってきました。


スイフトなら間違いなくスタックするレベル。
結構海水浴場の駐車場ってトラップですよね。
当然パジェロミニもFRモードでは全く動かず。
4WD-Lでは余裕、4WD-Hだと却って3速とかの方が進める感じ。

しかし、あまりにも暑いので間近まで行ったにもかかわらず海に行くことなく帰宅。
ガソリンスタンドで下回り洗浄を行ったのは言うまでもありません。

今日は本当に猛暑日というか、超真夏でしかも海沿いの砂浜だったので暑さも感じましたが、これは効果ありです。
24年前の車に24年後の技術を装備してエアコン問題を解決。

というわけで「エンジェルガード99」お勧めです。
Posted at 2021/08/01 17:07:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | パジェロミニ | 日記
2021年07月29日 イイね!

24年前に作られた軽自動車を買うという事(ハンドルをアルカンターラ製にDIYした話)

本編はシリーズものの9つ目です。

前回はこちらからどうぞ。


納車までの4週間の間に考えていた、手を入れたい所も終盤に入ってきた。
今回はハンドルである。

うちの子のハンドルはウレタン製であり、革巻きではない。
スイフト君もそうだが、JB23ジムニーも本革巻きであり、滑りにくくなる、熱くなりにくいなど、利点も多いのでぜひ取り入れたいところだ。
なので、どこの家にも大体転がっているアルカンターラの生地をハンドルに縫い付けることにした。

・・うそです。アルカンターラはアマゾンで買いました。
アルカンターラ以外にも難燃性の自動車用合皮とか色々あります。
気になったら探してみてください。

ハンドルカバー自体は以前に持っていたBMWの525にも自作して縫い付けた事がある。
あの時は本革を用いたが、今回はアルカンターラ、つまり合皮なのでより簡単である。

ただ、合皮にしろ本革にしろ、手軽さが雲泥になるポイントが1つある。
それは皮自体がパンチングレザーかどうかである。

パンチングレザーとは、素材の表から裏まで貫通した小さい穴が規則正しく並んでいる。
格子状かX状かはともかく、規則正しく小穴が並んでいる、というのがポイントである。

皮は針が通らない。正確にはペンチが必要なほど硬い。
ゆえにもしパンチングレザーではない皮を買った場合、「針を通す穴を両端に規則正しく開ける」という鬼の工程が入る。絶対やめといた方が良い。
なお、逆に針が通るようなヤワな皮の場合、縫ってる間(特に最終盤)に裂けてぽっきり心が折れる。
経験者は語るのである。


さて、私の持ってるアルカンターラは当然パンチングレザーであるから、後は切って縫っていけばいい。
ハンドルの外径を計ると117cm。ハンドルの握る部分は1周9cm。
なので、1周117cmで幅9cmの円筒になるよう皮を縫う。
私は皮を2ピースに分け、ピースAが104cm、ピースBが20cmとした。
これを両端それぞれ2cmずつ重ねてミシンで縫っていく。
1周が116cmになるが、それでよい。
なぜかというと、ハンドルとカバーは単に摩擦で滑らないだけの関係なので、少し皮が引っ張られ、ハンドルに食い込んだ方が後々たるんだりしないのである。
本革の場合は2~3cm、嵌める時に青筋立てて入れないと嵌らないくらい引っ張った方が良い。
なので革巻きハンドルは作るの大変なのよ。機械使ってるだろうけど。

でもって、円筒を作ったら、その幅の両端に、円周に沿って本返し縫いをしていく。


もちろん糸が並んでる表面がハンドルカバーでも表面になります。
なお、ここにはもの凄い力をかけるので、普通の糸ではなく、皮を縫う時の蝋引き糸とか、レザードとか、そういうのを使うこと。さらに糸は2重(2本取り)にする。
つまり116cmを1周縫うには、本返し縫いだから2倍ちょい、それの2本取りだから大体5倍の距離が数学上では必要となる。
ただ、3次元に縫うこと、結び目を作る分とか考えると6~8倍は見ておいていい。最終盤で糸が足りない事に比べたら余る方がましだ。
私は今回7倍近い8mの糸を用意したが、1mちょっと余ったので7mで良かったことになる。
ええ。この工程、大変です。
7mもの長さの糸をちょこまかちょこまか本返し縫いしていくと、100%糸が絡みます。
特に蝋引き糸は蝋同士がくっつくのでそれはもう絡みます。ねじれます。結び目が出来ます。
それを解いてはチクチクチク。
1回で縫おうと思わない方が良いです。
私も納車前から始め、やる気が起きたら縫うを繰り返しました。

両端を縫い終えたら、それとは別に1周の3倍程度の糸を用意し、針に通しておきます。
両端を縫う糸とこの糸は同じ種類でなければなりません。色は替えてもいいですが。
あとはハサミとか、予備の糸とかを準備します。


で。

車を日陰に移すか、煌々と室内照明をつけても職務質問されない涼しい場所を確保します。
間違っても真夜中に自宅前の屋外駐車場でやってはいけません。
車泥棒か車上荒らしと間違われます。外から見て完璧にそれです。

真昼間にやると熱中症で倒れるか暑さで怒り狂って引きちぎります。
夏には向かない作業ですね。

といいつつやる。

やりかたですが、まずは皮カバーをハンドルに嵌めます。
私みたいに2ピースにした人は段差が2か所、1ピースの人でも1か所は出来ますから、それをどこに配置するか決めます。
次に別途用意した糸を、自分から見てハンドルの奥側の目立たない所(スポーク部の裏とか)の皮穴に通します。
この時1~2周返し縫いすると丈夫になります。

で。

両端の本返し縫いされた糸に対し、上から見てWを描くように縫い、本返し縫いされた両端を強制的に寄せます。
それぞれの辺をAとBとしますと、
・Aの本返し縫いで、1番目の穴と2番目の穴の間を渡っている糸の下に針を入れます。
・そのまま針を通し、Bの本返し縫いで、2番目の穴と3番目の穴の間を渡っている糸の下に針を通します。
・針を引き上げたら、今度はAの本返し縫いで、2番目と3番目の穴の間を渡る糸の下と、Bの3番目と4番目の穴の間を渡る糸の下を通します。

これを繰り返していくんですが、この時AとBに針を通し、再びAに戻す時に、針を親の仇のように引っ張ってください。
こうすることで何が起きるかというと、本返し縫いされた辺の表の糸が、ABの中央に向かって引っ張られます。
すると必然的に辺の裏の糸が引っ張られ、皮が縮む方向に圧縮されます。
これによって、ハンドルの外径と内径の1周の長さの差を埋めていくのです。
こんな感じ。



上手い人は緩めに引っ張っておいて、スポークに差し掛かる時とかに改めて引っ張り、皮の寄り具合とか、スポークとスポークの間に使う皮の配分量を調節したりするそうですが、私のような素人の場合、根気が無くなる前に縫い上げてしまわないと車が動かせなくなりますから、出たとこ勝負です。

ハンドルに縫い付ける作業自体は1時間から1時間半くらいですかね。
私は上の写真の通り、皮は黒っぽいグレー、糸はライトブラウンで縫いました。
1周縫うとこうなります。


スポークの所も本返し縫いが表面にあるので、あんまりダサくないと思います。


今回は糸を目立つ色にしましたが、普通は皮と同じか黒ですね。
白や赤にして、内装の差し色と統一する、なんてのも見かけます。

ちなみにこの縫い方は、確かヨーロピアン縫いだったかな、それの応用編です。
色々縫い目の写真があるのが、例えばこのブログ
上手い人の縫い目は綺麗。

なお、プロの方にハンドルの皮の縫い付けをお願いすると、それはそれは綺麗に仕上げてくれますが5万くらいかかります。
それ考えたらお小遣いでできるし、出来上がりの材質的にはアルカンターラなので満足度も高いです。皮をハンドルに取り付ける時にクッション付き両面テープを挟み込むと握り心地を柔らかくとか、奥行き方向に厚みを持たせたりとかもできます。皮の寸法計画段階から設計が必要ですけど。

・・・・1からやると自由度が高く安い代わりに、まぁ結構な苦労が伴いますけどね。
それがDIYってもんさ。

なお、ステマじゃないですけど、皮を切って穴を開けて、縫うのに必要な糸を同梱したセット、というのがいわゆる縫うハンドルカバーです。日本製だと橋本商事さんの世界皮革ブランドが有名かな。

これで糸の色と縫い方だけ凝ってみるというのも手軽でいいかと思います。

なお、縫った後の使い心地ですが、良いですよ。手が滑りません。
アルカンターラのバックスキンっぽいやつなので触り心地も良いです。
苦労した甲斐がありました
(フロントグラスのアレからは目を背けつつ)
Posted at 2021/07/29 19:50:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | パジェロミニ | 日記

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