CLS55 燃料ポンプ交換

燃料ポンプが死亡して人生初レッカーされたCLS55ですが、燃料ポンプが着荷するまでは暫定処置で走行していました。コレは燃料を減らすためでもあり、残10Lを切ったので交換できる状態になりました♪

まずエンジンデリバリーパイプのバルブから燃料を抜いて残圧を無くします。
ウエスを置いておいて真ん中のポッチを押せばドピューっと飛び散ります　笑

購入した純正ポンプは新品番となりました（А 211 470 00）。デリバリーユニットとの互換性を確認してから購入の必要があります。
幸い私の車両はポンプ単体交換できる部品番号でW211で初期型の場合はデリバリーユニットも同時交換の必要があるかもです。
どうやら燃料配管コネクターの雄雌が異なるようです。旧型ポンプはポンプが雌でそれ以降はポンプが雄です。

ちなみにこのポンプは現在では国内では部品単体供給不可だそうです。ディーラーで交換して下さいとのこと。

新旧ポンプ。部品番号が異なり電源コネクターが異なるため変換コネクターが必要です。極性が逆なので変換コネクターで対応しているようです。

レベルセンサーがない側のポンプ（左）がプライマリーでセンサー側（右）がセカンダリーです。

タンクに入れて組む際に内部コネクターを外しておいた方が作業性が良いので写真撮影して記録しておきます。

壊れたポンプを外した図

①ポンプの内部電源コネクターを外して、蓋を外します
②レベルセンサーコネクターを外します
③燃料配管コネクターを外しますが、最初は外し方がわからずに格闘しました。わかってしまえば簡単。わかりにくいロックを押して上にコネクターを引っ張れば簡単に抜けました。
④リターンホース2本をポンプボディーから外し
⑤レベルセンサーコネクターのフレームをポンプボディー穴と刺さっているところから外すとツインポンプが分離できます。
⑥中央側のプライマリーポンプを引き抜き
⑦右側のセカンダリーポンプを知恵の輪状態で引き抜きます。レベルセンサーフロートがあるので邪魔なんですよね〜

あ、燃料を触る時は静電気対策のため必ず足場の床とタイヤに十分すぎるほど水を撒きましょう。特に乾燥した時期は静電気で自身と車両がまる焦げになり周りを含めて不幸となります。
マジで危ないっすよ！それが出来ないならDIYはやめてお店に出しましょう！

逆順で組んでいきます。
配管が短かくポンプがズルズル動くので作業性は最悪です⤵️

コレが変換コネクター。ポンプ旧品番から最新品番へ交換の際に必須です。コネクターの形も極性も異なります。

ぱっと見は似ているにですが違います。

こんな感じで元々のコネクターと新品番ポンプとの間に接続します。

エンジン始動して漏れなき事の確認。またシートを外しておいて車両側の金属のメクラ蓋は取り付けずに走行テスト。強い加速をしてセカンダリーポンプが回っている事を確認します。セカンダリーポンプが回ると音が大きくなるのですぐにわかります。

備忘録
ポンプ変換コネクター