春の総決算　エアフィルター〜プラグ〜LLC

クラッチワイヤー交換のためにカウル外したので、滅多にないチャンスと気合を入れ、まずはエアフィルター！　結局タンクを下ろさないと落ち着いて作業できませんね。エアクリーナーボックスのフタは、同じサイズのネジ11本を外せばOK。さらにクリーナーボックスを外すには、インテークとエアクリーナーボックスのはめ込み部を締めるバンドを留めるビスを、15センチ以上の長ーい六角レンチで緩めます。このビスは覗いたら見える場所にあるのがせめてもの整備性への配慮でしょうか。

まあ期待したほど汚れてませんが、次の次の車検まで？　持たせるつもりで(3年目の初車検が数ヶ月後だから)交換です。やはり走らせる環境が郊外か街中かで汚れは違うと思います。

タンク外すのは、カウル全外しのあと、キーホールを覆うイモビ回路を含むフタを取り、ボルト2本を外して上げられるようにしてから、燃料計？　のカプラーとガソリン供給用のカプラーを外すまでは簡単ですが、タンクから直接、飛び出している太さの異なる2本のゴムホース(ブリーザーホース、ドレンホース)が難敵でした。一番良かったのは内装外しの樹脂レバーでした。ラジオペンチなどで抜いてはいけません。外した後にパイプからの滴りを防ぐフタみたいなものがなくて困りました。

どんどん外してプラグに到達。エアクリーナーボックスは、いくつかのカプラーとゴムチューブも外しました。コンプレッサーがないので、プラグ脱着の際には、とにかくゴミをプラグの穴に入れないようにと、1本やっては次に、と気を遣いました。四輪・二輪を通じ、プラグ交換は初めてでした。このバイクに関しては、やけに自分で色々やっちゃっていますが、これは、自分でカウルをバラしてみて「ショップにお願いしたら、いちいち全部の作業にカウル脱着工賃入るんだろうなあ」「高くつくんだろうなー」という恐怖が生じたためですw。

クーラントです。エンジン下部のホースを外し、リザーブタンクはチューチュー吸引しました（口ではありません）。出たクーラントは約2リットル。こんなふうに補色のバケツでたくさん溜まれば黒いといえば黒いですが、まあ紺色程度のレベルでした。補充はキャップから。2.1リットルぐらい入りました。ひとっ走りしてリザーブタンク観察せねば。

使ったのは安物というかまあ普通のやつです。自称4万キロか10年もつやつです。四輪での値でしょうが。
今回、作業は大変といえば大変でしたが、順を追って腰を据えてやればなんとかなると知りました。みんカラの過去ケースが役立ったのはいうまでもありません。作業終わりの時点でネジ一つ、クリップ一つ余らなかったのがヨカッタ(←レベル低すぎ)。