失火症状の点検。

車検も通したし、たまにはNSXで帰宅しようと久々に乗ったら5キロくらいでアイドリング時に失火。低速からの加速時にも失火。完全に5気筒になって失火してる感じじゃなく、火花が弱い感じ。特にエアコンONとか負荷が掛かると症状が出る感じ。吹けあがればあんまり変わらないので家までそのまま帰ることに。

次の日の出勤時には着く直前まで快調でしたが、残り1キロ位のところで症状が出ました。やはり負荷が掛かると失火する様な感じで空燃比のズレや特定のシリンダーの失火では無く、何となく火花が弱い感じの失火でした。イグニッションコイルとプラグは交換してまだ1000キロも走って無いので恐らくイグナイターかな〜と目星をつけていましたが、まずは基本的なところから点検で、イグニッションコイルとプラグを点検。
画像はコイルの抵抗を測っているとこです。
6本とも基準内で問題無し。プラグもまだ新品と区別がつかないくらい綺麗で緩みも無し。ついでに圧縮も測って良好。
燃料も燃圧・プレッシャーレギュレータ・インジェクターは良好。

念のためイグニッションコイルを一本エンジンから外し、カプラーを繋げてプラグを外してイグニッションコイルに挿し、5気筒でエンジンを始動。適当にプラグをアースして火花をチェック。
すると目視で明らかに火花が弱いタイミングがあります。間違い無く点火系と判断し、残ったイグナイターが原因だろうと結論。在庫持ってたのですぐに交換しました。

ボルト2本で止まってるだけなので交換は簡単。
交換してもう一度イグニッションコイルとプラグを外してアースして確認してみると明らかに火花が強くなってます。目視で分かるくらいだし、音もバチッ！！と力強くなりました。
戻してエンジンを始動してみると今のところ快調。
症状がたまたま出てないだけかもしれないのでしばらく様子見します。
いやぁ〜やっぱり単体点検出来ない部品の交換は色々疲れます（笑）
私の場合プラグとイグニッションコイルを最近交換していたのである程度自信がありましたが、そうじゃなかったらちょっとイモひきますね。部品高いし。
直感だけで部品交換しまくれる整備士が羨ましいです↓