唯一無二の手軽な国産ミッドシップカー

リトラクタブルライトとショートノーズ、
2シーターで背中から響くエンジンサウンド
湾曲したリヤウインドウ、
どこを取ってもスポーツカーを感じさせるテイスト満載だった

90年代スポーツカーとしてはタマ数は決して多いほうではなかったが、
その分オーナー同士の情報交換が盛り上がり、
アフターパーツメーカーのみにとどまらず、
自己流カスタムやワンオフ品も多数で
オーナー個々のこだわりが強く感じられた

ミッドシップ車らしくフロントの回頭性は良いが、
コーナー手前でしっかりと荷重をかける必要あり
しかし突っ込み過ぎるとリヤが一気にブレイクして、カウンターステアも間に合わず一気にスピンモードに陥るので
アクセル・ブレーキ・ステア操作のいずれも繊細な操作が求められる

２シーターだがそこまで車内が狭いイメージは無い
マニュアルシフトはショートストロークでシフトフィールも大変良好だった
エンジンをある程度回した後はリヤの隔壁から熱が伝わってくる事も

フロントボンネット内にはテンパータイヤと小物を置けるラゲッジトレーがあり
工具などそこそこの物も積める

リヤトランク内もエンジンルームとは完全に分けられた
独立スペースとなっていてそこそこ積めたが、
やはり熱の影響は若干あった

私の運転と生活圏内では、
NAエンジンの時は平均8～10km/L、ターボエンジンの時は5～7km/L

2000年4月にディーラー系中古車店で1997年式　
走行距離7000キロ台を140万で購入
サーキット走行向けにイジり倒しつつ、約10年間乗った後に走り仲間に譲渡