2012年もあと10日少々。
少し早いかもしれませんが、
今年のまとめ的な物を書いておきます。
総括はもう一つのブログで書くとして、まずは86の走行についてです。
4月の納車以来、慣らし運転をある程度終わらせた頃から、
この車でもサーキット走行を再開しました。
私の86購入目的の一つとしては、サーキットを走らせて楽しい車が良かったので、
必然的な流れではあります。^^;
私のサーキット走行についての方向性は
以前に書いた内容の通りです。
まずはサーキットを走る上での最低限の装備として、
社外のブレーキパッドに交換、社外のDOT4ブレーキフルードに交換して、
あとはノーマル状態で
筑波1000を走行。
その後も暫くは86の乗り味を確かめる為に、基本ノーマル維持を貫くつもりが、
早くも6月辺りで頓挫。^^;
いや、あれだけ86用パーツが豊富にラインナップされたら、
物欲が刺激されるのは至極当然の事ですよねw
内外装の光りモノ関係から始まり、ライトチューン定番の
足・タイヤ・ホイール・マフラー・エアクリに手を入れた所でひと段落。
その後は走行に応じて、フィーリング改善のために、
若干の補強パーツ組み込み、4点ベルト導入・ステアリングを変更などなど。
そして個性化のために、フロントにリップスポイラ―、リヤは色付きテールレンズに変更。
とりあえずの仕様としては一通り手を入れて満足でき、色々なコースで走行を重ねました。
過去のブログ記事から集計
筑波2000 1回
筑波1000 3回
日光 1回
FSW本コース 2回
FSWショートコース 4回
FSWドリフトコース 3回
86に乗り換えてからのサーキット走行 通算 14回
FSWショートコースは一応ライセンスを持っているので、
言わばホームコースのようなものであるはずなんですが、
夏以来、会員走行には行っていません・・・
ライセンスは無料入場券も兼ねているので、
ドライブでフラッと立ち寄ったり、本コースやドリフト走行会の際にも役には立っていますが。^^;
ノーマル状態でも素性が良く、ある程度走れる車ではありますが、
数々のパーツ変更により、少々物足りなかった部分もうまく補正されて、
より楽しく走れる仕様になっていると思います。
86チューニングも過熱していて、
ショップ同士のチューニングカーバトルも、ベースがたかだかNA200馬力の車両に対し、
既に行きつくところまで行ってしまっている印象がありますね。
その実績からフィードバックされたパーツも、続々と販売・普及される事で、
ユーザーカーのレベルも総合的に底上げされていくのでしょうね。
タイムを気にせずサーキット走行を楽しむとはいえ、
お友達がどんどん速くなって遠くに行ってしまうと、コース上で絡めなくなってしまうので、
それはそれで寂しくなってしまうものです。
自分は車両のいじり方にある程度の制限が付いてしまっていますし、
そもそもオールラウンド仕様を目指している私としては、
あまりサーキット仕様の方向に振って、ドライブや通勤の快適性を失う事は避けたいところ。
今年、サーキット走行を続けてきた上での、当面の問題点を挙げてみます。
●油温の上昇
サーキット走行で連続周回すると、社外のセンサー式油温計表示で、130度台まで突入します。
オイルの粘度は5W-40、オイル量も少なすぎるという訳ではありません。
当初は夏場だけ乗りきれば、油温上昇は相対的に抑えられると思っていました。
しかし11月のFSW走行でも、12月の筑波2000走行でも、
ある程度連続周回すると130度台突入は変わらず。
当然その後クーリングラップを入れますが、回転を抑えて走行風を当てても
温度の収まりがイマイチ遅い印象。
クーリング明けでもまだ120度台なので、再び全開に出来る時間は多くないです。
当初はデメリットを先に考えてしまい、
敬遠していたオイルクーラーを
検討する段階に入ってきたかもしれません。
オイルクーラーも今では多くのメーカーが86専用品をラインナップしてきていますが、
コア容量・ホースライン・アタッチメント形状・設置場所・面積など考慮しつつ
選択してみようと思います。
ちなみに水温は未だセンサー未接続なので、不明です。
ただ86は純正のラジエータが性能が良いらしく、問題らしい問題を聞かないので
水関係は大丈夫でしょう。^^;
●ブレーキのフェード
走り始めの頃はあまり気にならなかったんですが、
ハイグリップタイヤを履かせてタイムアタック目的で、
攻めたブレーキをしようとすると、
温度上昇でブレーキフィールが突然変わってしまいます。
今までと同じ踏力でも制動がかからず、
思いっきり踏みこんでギリギリコースアウトしない位で
やっと曲がれるくらいのスピード域に落ちます。
上のシチュエーションはFSW本コースのストレートエンドと、
300Rからのダンロップシケイン進入にかけてのブレーキでしたが、
この時は前車に追突するかと思うほど止まらず、ヒヤッとしました・・・
MR2ではガツッと踏み続けての連続周回でも
ここまで急激にフェードする事は無かったんですけどね。
フロントにエンジンが無いという事もあったんでしょうかね。
やはりまずはブレーキフルードか・・・
既に発注中です。
現状、街乗りでもエアーがかみかみ状態なので。
もう一走ごとにエア抜きするのも飽きてきましたw
それでも駄目なようなら次はパッドの変更を検討します。
上記2点は安全・確実に走り続けられる為の改善ですが、
トータル的な速さ向上のために考えている事もあります。
まずはタイヤのワイド化。
タイヤはこの前ゲットできたので、これはやります。
そのタイヤサイズに合うホイールをまた調達しないと。
ワイドにしたとしても、タイヤ銘柄がRE-11Aというのがまた判らない要素かもしれませんが。^^;
機械式LSDの導入は、コーナー立ち上がりでのトラクション向上、
ドリフト走行の際の姿勢維持のためにも興味のあるパーツですが、
いかんせん、メンテナンス頻度アップと普段の乗り心地悪化という点で二の足を踏んでいます。
ミッションのファイナル交換は手軽に加速向上する方法ですが、
シフトチェンジが忙しくなるのと、高速道走行での回転数アップがちょっと・・・
ウチの柿本マフラー、3000回転辺りから急激にうるさくなってくるので、
今以上に回転が上がってしまうとちょっと嫌なんです。^^;
やはり車を弄っていくとどうしても犠牲になる点はある訳で。
そのあたりのラインをどこに設定するか。
それが個々のオーナーの自分の車に対しての方向性でもある訳ですよね。
自分的にはこの車では大きなチューニングはおそらくやらないとは思いますが、
スペックを底上げ的なファインチューン程度であれば、
メリット・デメリットを見定めたうえで取り入れる方針も取っていきたいです。
あとは自分の腕も地道に上げていかないとw
まあどのみち、来年の本格始動は仕事の繁忙期が明けてからの4月以降になりそうなので、
じっくり考えつつ準備していく事にします。^^;
※ 写真はjzasenkichiさん提供