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今日は立山で初雪が降ったそうです。
テレビで見る限り、２０センチくらい積もったみたいです。

昨日はそのせいで山での遭難事故が多発したようです。
いつも思うのですが、自然の中に入ると言う行為において、日本人は諸外国の方々に比べて認識が甘いように感じられます。


アメリカの国立公園などでの注意書きには、「公園内へ入る場合には次の事を守らない限り命の保障は出来ない。」などと書かれた看板が入り口に立っていますし、皆さんそう言った事を守るので、意外と事故が少ないです。
日本人が行くとビビるか、気づかず事故に遭うかのどちらかでしょう。


自然の中にポツンと身を置いてみると、自分の弱さばかり目についてしまいます。
特に日中の気温が６０℃を超えるアリゾナの砂漠などでは、ＭＰ３プレーヤーだとか高級なカメラだとか、ピアスや宝石は全く無用の長物です。
ただ単純に水と食料、日差しを遮る帽子と長袖の服があれば人間は生きられるのですね。
だから山の場合はそれが水と食料、装備と言うことになります。
また常に最悪の状況を想定し、余裕のある行程と装備を準備する事も必要になって来ます。

そう言った環境に身を置くと、いかに自分が小さく儚い存在であるかと言う事に気付かされます。


コンビニの前で座り込んでいたり、たむろってる皆さんは一度一人で山中に３日ほど過ごされる事をオススメします。
そうすれば少しは自分以外のあらゆるものへ「思いやり」が持てるようになると思います。


話が脱線してしまいましたが、自然に比べれば人間の力など無力に等しいので、そう言った場所へ出かける際は十分注意して下さい。
時には進むより退く事の方が勇気なんだと言うことを理解して欲しいです。