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福岡３児死亡事故

今林被告に８日判決　「過失犯」認定か

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1月6日19時27分配信 毎日新聞
　　

　福岡市東区の「海の中道大橋」で０６年８月にあった３児死亡事故で、危険運転致死傷と道交法違反（ひき逃げ）の罪に問われた元市職員、今林大（ふとし）被告（２３）に対する判決公判が８日、福岡地裁で開かれる。地裁は、業務上過失致死傷罪と酒気帯び運転を予備的訴因に追加するよう命じており、事故は危険運転致死傷罪の「故意犯」ではなく、「過失犯」として認定される公算が大きくなっている。


　今林被告は自宅や飲食店２店でビール３５０ミリリットル▽焼酎５４０ミリリットル▽ブランデー水割り数杯を飲酒。公判では、大量の飲酒で正常な運転が困難になっていたかどうかが最大の争点になってきた。検察側は事前の飲酒量や店での様子などから「相当の深酔い状態で、極めて危険かつ異常な運転をした」と指摘し、法定上限を求刑した。弁護人は「飲酒は微酔程度で、運転は困難ではなかった」と反論、業務上過失致死傷罪の適用を主張してきた。


　ひき逃げと併合した場合の法定刑の上限は、危険運転致死傷罪なら２５年、業務上過失致死傷罪では７年６月。「故意犯」と「過失犯」の違いで、量刑には大きな差が出ることになる。


　地裁が判決直前の昨年末に訴因の追加を命じたのは、検察が主張する「深酔い状態」の立証が不十分と判断したためとみられ、地裁が危険運転致死傷罪を認定した判決を出す可能性は低くなっている。過去、同罪で起訴されながら認定しない判決が出たケースはまれだが、適用件数は年間３００件前後にとどまっており、同罪の運用を巡る議論にも一石を投じそうだ。【石川淳一】


　◇今林被告の起訴事実　今林被告は０６年８月２５日午後１０時５０分ごろ、海の中道大橋で大上哲央（あきお）さん（３４）一家５人の乗った車に時速約１００キロで追突。車は博多湾に転落し、長男紘彬（ひろあき）ちゃん（当時４歳）▽次男倫彬（ともあき）ちゃん（同３歳）▽長女紗彬（さあや）ちゃん（同１歳）の３人を水死させ、現場から３００メートル逃走した。




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極めて悪質な飲酒運転において、３人もの子供をを死に至らしめた事実を考えると、あまりにも軽い量刑となりそうです。
事故後逃走を謀り一部報道によれば、大量の水を飲み飲酒の事実すらを隠そうとした事を考えたら、後々のためにももっと重い量刑が求められるのではないかと思います。


どうやら福岡と言う場所は、土地柄飲酒に対する認識がかなり甘いようです。
このままでは犠牲になった幼い３人の命と残された遺族の想いや、それを支援する人たちの想いさえ無駄になってしまいます。


「飲んだら乗らない。」なぜこんな当たり前の事が出来ないのか不思議でなりません。
どうかみんカラユーザーの方々は、車に対する認識が一般の方とは異なりますので、十分ご承知とは思いますが、今一度初心に帰って「人」として最低限のルールやマナーを守りたいですね。