9月の連休,秋の商戦の時期ですが、先週お休みを頂き、嵐山に行ってきました。私が7月から参加を再開した座禅の会、経龍会の30周年記念の「一日摂心」がおこなわれました。法話、座禅、茶礼、昼食、法話、座禅、作務、茶礼、と一日摂心が続きます。そして夕方からは、桂川に架かる渡月橋のたもとに有る渡月亭での観月会です。今回は身体(腰)の調子に自信が無く、昼からの参加とさせて頂きました。午前中の法話の時間に座禅についての詳しいお話があったとの事、大変に残念に思いました。しかし、本来の目的、「自分を見つめなおす」為の午後からの座禅は私には大変有意義なものでした。二柱(線香二本分)、都合1時間15分にわたった座禅の時間は長くもあり、短くもありました。語りつくせませんが、とにかく至福の時となりました。田原義宣師の教えの中に『 一止 』(いっし)が有ります。一旦止まって考える、見つめなおす。『 一止 』を縦書きにして見る、そして上下を引っ付けて見る。すると、『 正 』のだそうです。今回、座禅中、私の中に何か、ストン と落ちました。すると心が落ち着きました。ご興味のお有りの方には詳しくお話しますが、これこそ、まさに 『 一止 』の瞬間だったようです。座禅皆さんも機会を作られて、是非とも経験して見られてはどうですか。おかげで、心穏やかになった氏田耕吉でした。PS;写真は京都嵐山の渡月橋から見る桂川と嵐山