「エリーゼでイイのがあったら教えてね♪」とお客様に言われてますので、エリーゼのモディファイでなんかイイのないかなぁ……と常に頭の片隅に残しつつネットを徘徊してるんですが、今回ちょっと手軽&全然手軽じゃないモディファイが良さそうだなぁ……と思って、とりあえず取り寄せてみたのが2つほどあります。
まずはこちら。
エリーゼ&エキシージ用のLEDテールランプです。
画像では1個だけですが、ちゃんと4つ取り寄せてます。
お客様のエリーゼは2004モデルなので、2006以降(だったかな?)のLEDテールランプではなく一般的な白熱バルブを使った物です。
このバルブを単純にLEDバルブに置き換えようとするとストップランプ用のダブル球とポジション用のシングル球の光量を合わせる事が難しくなっちゃうんですよね……。
なまじテールランプが丸い形状なので、その差が顕著に分ってちょっとカッコ悪いんです。
で、定番は純正LEDテールランプユニットへの変更なんですが、まぁ高いんですよ、これが。
単純に1個4万近いと思ってもらってもかまわない感じですので、それが4個となると……白熱球でいいじゃんってなりますよね、さすがにw
でもそれじゃ面白くないですし、この方は自分に「赤を止めなさい」と言った方ですので、出来る事ならランプのクリアー化をしたいなと思って、気合入れてレジンキャストにでも走ろうかっ!?なんて思っていたらこいつが出てきた訳です。
周りにちょっとだけ赤が残ってますが、まぁこれは許容範囲内でしょう。
テールランプユニットの皮を割ってキャストするリスクを考えたら、お手軽ですもん。
ただでさえもう一つの方が手間掛かりそうですからね……。
ちなみにこのクリアランプ、まだ作ったばかりで販売元のHPでも商品が載っていないという代物でした(クリアーではなく赤ランプバージョンなら載ってますが)。
で、手軽じゃないもうひとつがこちらです。
箱がデカいデカい。
開封していくと……。
FRPと思ったら、ABS樹脂ですか……コスト掛けてやがりますね。
で、とりあえず組み立ててみました。
はい、エキシージ用のGT4スポイラーでございます。
エリーゼ用ではなく後期エキシージの純正スポイラーとして採用された新型リアウイングです。
でもエキシージだけじゃなくエリーゼにも使えるってんでそこそこ取り付けてる方がいる羽根です。
「これのどこが手軽じゃないの? 穴開けてナットで締め込むだけじゃないの?」
ええ、普通はそうですよね。
でもそのまま取り付けないから手間が掛かるんです。
早い話が主張し過ぎなんですよ、このウイング。
ルーフからの形状が違うエキシージなら違和感無いでしょうしダウンフォースもメチャクチャ発生するのでしょうけど、エリーゼでそこまでの物は求めていないんです。
あのまま装着したらリアだけメチャクチャダウンフォースが発生して、気持ちの良いワインディングですら
どアンダーになる可能性が高いんです。
少なくとも筑波辺りに行ったらタイム落とす可能性の方が高いんじゃないでしょうか。
ってか、間違いなくアンダーになります。
フロントに大型リップ追加して、更にカナードまで着けてようやくってレベルだと思います。
それ位の高さであり跳ね上げ具合なんですよ。
前端で19cm、後端で27cmもあるんです。
まぁGT4スポイラーって名前の通りGT4に出る事前提のモデルとしてのサイズなんでしょうけど、ここまでは要りません。
もっとジェントル(?)にいきたいところです。
つまり、エリーゼに欲しいのはフロントに殆ど影響を及ぼさないレベルでリアを軽く押さえ込んでくれるスポイラーなんです。
なのでこのままではなくステーの高さを下げて、尚且つ跳ね上げ具合を抑える方向に加工しなきゃいけないんです。
目標は「あれ? こんな純正ウイングあったけ?」な感じのさり気なさです。
とりあえず現在はこんな状態ですので。
これをカットしようと思ってます。
そうするとこんな感じになる筈です。
で、これを比較してみるとこうなります。
高さ、角度共に大人しくなっていい感じじゃないかと思います。
視界もかろうじて確保出来るんじゃないかなと……。
とりあえずノーマルよりは高速での安定性が増すけどフロントに影響が出るほどじゃない、プラスアルファ程度のスポイラー……これを目指したいところです。
もっともステーをカットしただけですと羽根の全幅が問題になってステーが取り付けられなくなってしまいますので、当然ですが羽根のカットも必要になってきます。
幸いABS樹脂なので接着と言うか溶接が出来ますので、切った貼ったの強度確保に不安が無いというのが救いでしょうか。
ちなみにこのスポイラーセット、実は
2セット取り寄せてます。
もしもの時の保険としてw
いや、ABS樹脂で尚且つ生産が終了した車両のパーツとなると、
再生産なんてまず無いでしょうからね……。
実際、ロータス側でも生産数が過剰だったのか(単純にクルマが売れなかっただけだと思いますが)市場で売り捌こうとしてるみたいですし、これが無くなったらもう手に入らないのはまず間違いありません。
失敗しなければ長期在庫して、もしも自分がエリーゼを手に入れたら同様の加工で装着して、全然エリーゼを買いそうになかったら欠品状態に陥ってから高値で売りに出してやります!w
兎にも角にも、今年も大変だ……いったいこの加工に何時間掛かるのやら……。
あ、あと内装にも手を出す予定ですが、こっちは大した事ないのでとりあえず放置で、重要作業として燃料ポンプの予防交換をする予定です。
う~ん、ノーマルなら大した作業じゃないですけど、かなり手を入れてる車両なので燃料タンク外すのメチャクチャ手間なんですよねぇ……来年で新車から13年目ですから予防交換は必須なんですが……。
あ~、冬は殆どこいつの作業で終わりそう……。
Posted at 2016/11/03 09:20:05 | |
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