タービン仕様変更
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
ノーマルエンジンの時から使用しているニスモ改タービンの仕様変更です。
オイルを吹くからと、頂いたニスモタービンですが、程度の良いノーマルタービンやらヤフオクで買ったポンコツタービンから部品を移植して何度も分解を繰り返してきたタービンなので愛着もあります(笑)
オイル吹き修理に関しては過去の記事をを見て下さい(^ ^)
今までの仕様は、ニスモタービンにノーマルセラミックタービンのコンプレッサーとインペラーに組み替えて、ノーマルエンジンでも回せる低速重視仕様(^ ^)これはこれですごく良かったのですが、パワー不足を補うためにニスモコンプレッサーに戻し、少々の加工を施します。
また、程度の良いメタルを組んだにも関わらず、若干のガタが増えている感じがありますのでそのあたりも点検します。
2
さっそくタービンの分解ですが、問題はエキゾーストハウジングです。固定ボルトがなかなか緩まないんですよね(^^;;
そんな時は酸素でボルトを焼くと以外と楽に緩みますよ♩
3
インペラーを外してシャフトを抜き、取り外したスラストメタル。ガタが大きめなタービンの方は若干偏磨耗が見られました。
原因としては
油膜切れ
油温上昇によるダメージ
タービンバランスを取っていないためのアンバランスでシャフトに負担がかかったか?
二次排圧アンバランスでタービン負担増加
など色々考えられますね
4
そしてR33N1タービンから外した360度メタルと純正ニスモタービンや、セラミックタービンに採用されている270度メタルの比較です。360度メタルの方がアタリ面が大きく、スラスト方向に強いのが一目瞭然ですね(^ ^)
こいつを組み込もうとしたのですが、メタルの取り付けボルト位置が違いって組み込み不可能でした( ;´Д`)
5
このままスラストメタルを組むのも嫌なので、またノーマルのセラミックタービンをバラしてスラストメタルを摘出(笑)
メタルを眺めながら色々考えて
追加工をする事にしました。
オイル供給穴を拡大してスラストメタルの潤滑を高める事にします。
ダメなメタルはどうも油膜切れの線が濃厚なのでメタルのアタリ面はそのままにしてオイル通路のみ0.1mm拡大します。
やった事など無いのでいいか悪いかなんてわかりませんが、こういう積み重ねが大事なんです。
と、勝手に思い込んでいます(笑)
6
タービンシャフトを磨いて
程度のいいフローティングメタルを組み込みます。
エキゾースト側のフローティングメタルは交換が大変なのでずっとそのまま使っています(笑)
7
メタルを組んでシャフトを入れて
インペラーを組み付け
8
ポンコツタービン何号かはもう忘れましたが、センターセクションが完成しました(^ ^)
アクチュエーターのセットはハンディーポンプをお借りして1.0キロにセットしました。
ロッドの調整はHKSは長さの指定でやってますが、ハウジングの角度が微妙に変われば設定値も変わってしまいますので、できればハンディーポンプがいいですね♩
設定値は半周回すと0.05キロ
1周回すと0.1キロの変更ができましたよ!
タービンを載せるときにフロント側のタービンだけ半周弱く設定するつもりです。
これはあくまで僕の感覚ですが、HKSのフロントパイプはフロントタービン側の二次排圧が高いのではないかと考えています。集合部の形状があまり好きではないのですが、このフロントパイプをノーマルタービンで使用していた時にフロントタービンだけガタガタでした( ;´Д`)
ノーマルフロントパイプの場合は明らかにリアタービンに負担がかかります。
ノーマルフロントパイプでセラミックタービンの首が折れるのはだいたいリアタービンなんですよね(汗)
フロントパイプの作りはすごく大事だと思っています。
あくまで僕の見解ですけどね(^^;;
さて、仕事終わりや、昼休みにのんびりタービンを乗せて早く乗りたいな♩
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