今日は私が使っている、雪が降るこの季節に欠かせない車の道具を紹介します。
まず、雪が降る地域で用意必須と思われるもの。それは、雪を落とすブラシです。
雪を落とすブラシとして、B&Y やわかるバーブラシを使用しています。
皆さんは通常、雪を落とすための専用ブラシ、通称スノーブラシを使う方が多いと思います。私もフィットに乗っていた時は、スノーブラシを使用していました。スノーブラシは長く、屋根の上も楽に届きます。
今回なぜ洗車用のブラシを使っているかと言うと、そもそもなるべく「傷つけにくい」ブラシを探していたところ、洗車用でかなり柔らかいやわかるバーブラシを使えば良いのではと思ったからです。更にやわかるバーを使うメリットとして、通常のスノーブラシより遥かにコンパクトに収納できるという、ロードスターに乗るに当たって無視できない利点がありました。
ちなみに使っている感想として、雪を落とすのには特に問題なく使えています。また、ブラシ以外の部分も柔らかく、万が一ボディに当たっても傷つけにくいので、安心できます。大きいミニバンではさすがに大変だと思いますが、ルーフに簡単に手が届くロードスターの場合、苦労なく使えています。
そうそう、このブラシ、トランク以外はなかなか荷物を載せられないロードスターですが、このブラシはシートとドアの隙間にピッタリ入りますよ。ロードスター以外にも、ブラシの収納に困っている方はぜひ。
次に、凍った窓のためのグッズが二つ。
一つは、氷を剥がす、スクレーパーです。
スクレーパーには、コーン型のものを使用しています。
パッケージがなく、正確な商品名があやふななのですが、調べたところ、cretom(クレトム)のアイスカッターメガホンスクレーパーというもののようです。
このスクレーパーの良いところは、まず、面積が大きい事です。一般的なスクレーパーよりも、一度に多く氷を剥がす事ができます。
更に広いだけでなく、360°どの方向にも使えるのが大きな特徴です。一般的なスクレーパーは押して使えますが、コーン型のスクレーパーは、押す時も引く時も、横に動かす時も氷を剥がせます。なので全体的に、かなり効率よく作業する事が出来ます。
氷を剥がすのに使うスクレーパーですが、氷がガチガチに付いていたら、スクレーパーでもなかなか剥がせません。そんな時は、解氷剤をかけるのが一番です。
解氷剤はその時々で色々使っていますが、今使っているのは、ウィルソンの超解氷トリガー900です。
解氷しつつ、撥水効果を追加しているため、再凍結しにくくなります。また、冬の間なかなか出来ないガラス撥水剤のメンテナンスにも使えます。
パッケージの裏に書いていますが、グリコール系溶剤を使っている解氷剤はガラスがギラつくようなので、注意して購入しましょう。安いやつは、大抵グリコール系溶剤が使われている様です。
この大容量のものはフィットの頃から使っているのですが、次に買う時は通常サイズの物を購入しようと思います。
ちなみにこの解氷剤は、フロントガラスのみに使用しています。サイドやリヤは、幌にかかる可能性が高く、幌にかかるとあまり良い事無さそうなので...。その点、ロードスターRFだったら気にせずに使えるのかもしれませんね。
その他、あると便利なものとして、ホイールハウス(タイヤハウス)内の雪や氷を落とす、ハンマーも持っています。
これこそ調べても商品名がなかなか分からず申し訳ありませんが、このハンマーがあると非常に簡単にホイールハウス内の雪や氷を取る事が出来ます。外から叩ける部分はハンマーで、そしてホイールハウス内は反対側のスクレーパーで剥がす様に使います。このスクレーパー部分が重要で、この部分を使う事で氷の根本から一気に剥がせる事が多いです。非常に気持ち良く剥がせます。一部スクレーパー部分の無いハンマーも売られていますが、私は絶対にスクレーパー付きのハンマーをお勧めします。
以上4点を、四角いバッグに入れています。
そしてこれを帰宅時等は車内に放置せず、家に保管しています。
なぜなら、車内に放置すると、乗る時に雪が積もっていたら、雪が積もっているな中ドアを開けなければならないからです。それがどんな恐ろしい事か、雪国に住んでいる方ならわかると思います。なので通常、ドアの周りだけでも手袋を履いて雪を落としてからドアを開けてブラシを取り出すと思います。通常ならそれでも良いのですが、ロードスターはちょっと特別な事情があります。
一般的な車は、ドアを開けるとドアの方に窓枠が付いています。一方ロードスターは、ドアに窓フレームがありません。あったら屋根も窓も開けた時、フレームが残ったままになってしまいますからね。これはサッシュレスドアと言うらしく、オープンカーの他には、トヨタ86/スバルBRZや、少し前のスバルの車にも採用されていました。このサッシュレスドア、雨漏り等防ぐためにボディ側のゴム部にピタッとくっ付きます。しかしそれではドアを開けづらくなってしまいます。そこでロードスターや86/BRZは、ドアを開ける時、わずかに窓ガラスが下がります。(同じオープンカーのコペンにこの機能があるかどうかは良くわかりません...)
しかし、その「ドアを開ける時に下がる」というのが、冬になると何か不安がよぎる様な気がします。具体的に言うと、「窓が下がらないとドアが開かないのでは」と思ってしまいます。もしそうなれば、道具を全て車の中に入れていてはお手上げです。仮に凍っていなかったとしても、窓が下がるわけですから、やはり乗る前にしっかりと雪を落としたいです。なので長時間車から離れる時は道具を下ろそうと考えたわけです。
以上、私が使っている、冬の四種の神器でした。
それにしても一部繰り返しですが、私が使っているものはフィットに乗っていた時と比べ、少しずつコンパクトになっていっていますよ...。
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2019/12/15 23:01:20