罪を憎んで、人を憎まず

京都の祇園で、「てんかん」の持病を持った人が大きな事故を起こしました。

＜ブログを徘徊して･･･＞
「危険な持病をもった人が運転をしてはいけない」というのが正論です。
中には、強い意志を持った人が運転をしていないこともありました。

＜今回のケース＞
①持病を隠していた。
②仕事で車を運転していた。
③直前にタクシーにぶつかって、逃走を図った。
④クラクションを鳴らしながら、赤信号の交差点に進入した。


③④から、意識ははっきりしていたでしょう。


なぜ、こんなことをしたのでしょう？


①②から「職を失うかもしれない」という可能性が考えられます。


「てんかん」という持病を打ち明けたら…

「運転できない→職を失う→明日から食べていけない」かもしれない。


家族を持つ私なら、告白できるかどうか…


願わくば、「てんかん」等を持病にもつ人が、差別なく働ける法整備を求めます。



「罪を憎んで人を憎まず」（孔子）
罪を犯す人間にはそれなりの理由や覚悟があるわけだから、その罪を犯した人間を憎むのではなく、その罪…その人を犯行に及ぼした種や理由を憎みなさい。

私が遺族になったら、そうできるかどうか…