IPF LED HEAD LAMP CONVERSION KIT 6500K HB3/HB4 351HLB  

取付日：2016.11.23

ロー/ハイ兼用タイプ。今回はロービーム(HB4)に使用。クルーズ製HIDからの交換。

【購入経緯】
今までのHIDも明るくて9年間無故障で来たので大きな不満もなかったんだけど、ヤフオク！で30％ポイント還元(上限5000P)のクジに当選したので 恩恵を最大限に受けられる17000円前後の買い物を考えていたら これを思いついた。クジの期限は当日限りだったので、即決価格設定のストア出品があって助かった。

【構造について】
バルブ後部のヒートシンクは、フィンが刻まれておらず 一見プラスチックっぽいが、アルミダイキャスト製。黒の耐熱塗装がされている。中には冷却用ファンが内蔵。ドライバーも一体の、いわばオールインワン。

【明るさ】
HID→LED化のメリットは、最大照度に至るまでに10数秒かかる社外品HID(純正品なら早い)に比べ、瞬時に明るくなる事。あと、色温度を 黄色味のある4300Kから 真っ白な6500Kにしたにもかかわらず、雨天時にも視認性の悪さを感じないこと。これはLEDの照射の特性なのかな？と思った。
絶対的な明るさでは依然HIDが優れると思うが、進化を遂げてきたLEDも もはや全く遜色ない。

【ファンの騒音レベルについて】
冷却ファンを使用しているので、どうしても音が室内に侵入してくるのだが、GXS12クラウンで使用しているベロフH4に比べれば小さめ。エンジンをかけてしまえば気にならない程度。
その話を IPFのイベントで開発の人としたのだが、大手の物は全て比較テストしている様子で 違いについても把握していると感じ取れるレスポンスが得られた。IPF製品はベアリング等まで吟味しているらしい。ファン感謝デーでIPFのファンになってしまった。

【純正減光ユニットとの併用について】
うちのプ君に元々付いてる純正オプションの減光ユニットが使えるようになったのが地味にうれしい。
ポジション灯独立型(減光タイプ)→NG
ポジション一体型(消灯タイプ)→OK
(IPFに確認済）
※追記　減速時、停止前に消灯(そこから加速で再点灯)してしまうことがあり、周囲から何かの合図と勘違いされかねない挙動なので 再び封印した。(2017.3.3)

・照射写真
左上：IPF LED ロー　手前が暗く見えているが、着座時の視点からはまんべんなく照らしている。(若干の照射ムラあり)
右上：ベロフ LED H4 ロー 　手前はとても明るいけど、遠方がスパッと切れてしまっている。
左下：ロー＋フォグ
右下：ロー＋ハイ　4灯全てが点くので 手前が暗くならない(2灯式H4LEDの多くは ハイ点灯に合わせてローが消灯する仕組みのため、手前がかなり暗くなる)
※配光特性は 灯体設計やバルブタイプ等によっても違いが出ると思うので、あくまで参考で。(GXS12クラちゃんは、マルチリフレクターではない昔ながらのガラスレンズ灯体。バルブ形状はH4。)

【ヘッドランプバルブ交換歴】
2007.06～　純正ハロゲン～社外ハロゲン(青着色ハロゲンはメチャ暗かった)
2007.11～　クルーズ製 4300K HID(ディスチャージ)
2016.11～　IPF製 6500K LED

光軸調整：2160円　オートバックス高井戸にて

＜仕様＞
光束： 3600lm (2個あたり)
消費電力：12V 20W
製造国：中国
ヒートシンク部分刻印：6N10

(定価は税別・購入価格は税/送料込)

関連情報URL：https://www.ipf.co.jp/products/351hlb.html