Link ECU TP故障検出
投稿日 : 2019年01月18日
1
1番上の白丸のポイントが,TC1000の1ヘアを抜けて2ヘアに向かう部分.
真ん中の白丸を見ると,TP(スロットルポジション)が徐々に落ちて0%になっているのが分かります.
一番下の白丸を見ると,スロットルセンサの電圧が徐々に低下している様子が分かります.
2
TPの電圧低下(Low電圧)の判定閾値は0.05Vなので,これを下回った後,一定の時間が経過した後(診断時間),Link ECUは異常を判定します.
診断時間を設定する部分が見当たりませんが,データを見ると15秒も掛かっていますね.
たかだか回路異常に15秒も掛けるのは,正直遅過ぎです(カリフォルニアだったら罰金食らうレベルです・・・苦笑).
3
電圧が一度0Vになった後,1Vに上がり,以降,心肺停止状態になっているのは,フェールセーフが作動しているからです.
電子制御式スロットルだったら,これで自走不能になっているところですが,EF8は機械式スロットルなので街乗りくらいは出来ました.
それにしても,電圧が徐々に下がるのは不可解です.断線だったら一気に0Vに落ちるはずだし,まさか熱劣化じゃないだろうな? う~む・・・.
関連リンク
[PR]Yahoo!ショッピング