コンパニオンフランジ移植

前期SAにターボホーシングを移植する際に、通常はプロペラシャフトもターボ用を使います。コンパニオンフランジの形状が異なり、前期ペラでは接続できないからです。ところが、今回、ミッションオイル漏れの原因がペラシャにあることが判明、漏れの発生しない前期ペラを使うことにし、前期用コンパニオンフランジをターボホーシングに取り付けることにしました。

まずはもともとついていた前期ホーシングからコンパニオンフランジを外します。
固定ナットは、インパクトレンチを使ってしまえばSST無しでも簡単に外れます。（本来はコンパニオンフランジの回り止めSSTを使う）
コンパニオンフランジ自体はただ引き抜くだけです。

同様に、車両に搭載済みのターボホーシングからもコンパニオンフランジを外します。
サイドブレーキ引いてインパクトレンチでこちらも簡単に外せます。
コンパニオンフランジを引き抜くとデフオイルが漏れてきますからオイル受けを忘れないように。

コンパニオンフランジの交換はすばやくやってしまえばデフオイル漏れも少なくて済みます。
差し込んだらナットで固定します。締め付けトルクは10kg-m～15kg-mと結構大きく、ここはSST無しでサイドブレーキだけだとなかなかつらいですが、なんとか10kg-mで締め付けることができました。

後はプロペラシャフトを差し込んでボルト4本で固定するだけです。