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さとちん@のブログ一覧

2026年07月11日 イイね!

遠地偵察活動 4日目後編

上官殿!

今週も引き続き、横浜 → 九州への遠地偵察活動報告をさせていただきます!! (`Д´)ゞ ビシッ!!

■ここまでの報告まとめ
1日目前編 横須賀港~新門司港~龍岩寺(大分)~耶馬渓・青の洞穴(大分)
1日目後編 日田(大分)~三連水車(福岡)~八女中央大茶園(福岡)~豊前街道(熊本)~熊本市街
2日目前編 永尾剱神社~三角西港~天草五橋~イルカウォッチング~鬼池港(熊本)
2日目後編 口之津港~仁田峠~道の駅ひまわり~雲仙岳災害記念館(長崎)
3日目   島原まゆやまロード~軍艦島(長崎)
4日目前編 色づく世界の明日から 聖地巡礼(長崎)
4日目後編 ←今回






4日目
《グラバー通り》
聖地巡礼を終えたワタクシ二等兵。
長崎市を後にし、次なる偵察目的地へと向かいます。


その前に一ヶ所だけ寄り道。



《一本柱鳥居》


山王神社 二の鳥居」は、爆心地側の半分が吹き飛ばされましたが、奇跡的に一本柱の状態でバランスを保っています。


(長崎原爆資料館 所蔵)

原爆の惨禍から逃れて避難する人々を見送り、今も長崎の街に立ち続けるこの鳥居。
こういったごく普通の街並みの中にあるからこそ、その姿から原爆の、そして戦争の恐ろしさを私たちに語り掛けているように思います。


(長崎原爆資料館 所蔵)



今度こそ、長崎市を離れ北上です。
”教習中” の路面電車、初めて見ました。


移動中、ライブカメラに写った乙三三式車両改。
(長崎大学前ライブカメラ)


(長崎市北陽町ライブカメラ)




《西海橋》
西海市佐世保市の間に架かる橋。
完成当時(1955年)、固定アーチ橋としては世界で三番目の長さを誇り、東洋一と評された事もあり、2020年に国の重要文化財に指定されています。


橋のそばにある公園で案内板を見ていると、「針尾無線塔」なる場所を発見。


当初の偵察予定には無かったが、偵察を主な任務とする我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」として、確認しない訳にはいかないぜ!!!






!?!?!?


近づけば近づくほど、その光景は異様な感じをマシマシにしていく。




《針尾無線塔(送信所)》
国の重要文化財
1922年(大正11年)、大日本帝国海軍によって建造されました。
1941年(昭和16年)12月8日、太平洋戦争勃発の口火を切った真珠湾攻撃の暗号電文「ニイタカヤマノボレ1208」は、この無線塔でも中継されたとも言われています。


近くで見ると、とてつもなくデカイ!!!
高さ約136mの無線塔3本が、300mの間隔を置いて正三角形に配置されています。




《佐世保市街》
佐世保と言えば、やっぱり ”佐世保バーガー


訪れた「ヒカリ 本店」は、1951年(昭和26年)創業の老舗です。
スペシャルバーガーのセット(ポテト+ドリンク)を注文。


ガブッ!と噛り付くと、まずは甘みが広がります。
最初はバンズかと思いましたが、実際はパテとソースの甘さでした。
(*´人`)=3 ゴチソウサマデシタ




お腹も満たされたワタクシ二等兵。
こちらの駐車場に到着。


ちょっとだけ歩きます。
食後の運動には良き (*^^*)




《石岳展望台》
九十九島の眺望には絶好の場所。


ここからの眺めは360度の展望がきき、眼下に望む島々の迫力に、多くの写真家達が訪れます。


そしてワタクシ二等兵は、今回の偵察にて絶対に行きたかった、最後の場所へと向かいます。




《神崎鼻(こうざきはな)》




ついにやって来ました!
日本の本土最西端!!



やっと来れた・・・。゚(゚ノД`゚)゚。カンゲキ




これでワタクシ二等兵は、



「日本本土 最北端」(宗谷岬・北海道)


「日本本土 最東端」(納沙布岬・北海道)


「日本本土 最南端」(佐多岬・鹿児島県)


そして今回「日本本土 最西端」(神崎鼻・長崎県)




乙三三式車両改で全て偵察完了!



加えて、



「日本最北端」(宗谷岬・北海道)


「一般人が行ける日本最東端」(納沙布岬・北海道)


「一般人が行ける日本最南端」(波照間島・沖縄県)


「日本最西端」(与那国島・沖縄県)




も全て偵察済み。
「日本の端っこ偵察活動」やっと任務完了!!



基地への帰還後、上官殿への報告が楽しみであります!!!(`Д´)ゞ ビシッ!!!


(5日目前編につづく)
Posted at 2026/07/11 19:01:25 | コメント(5) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2026年07月04日 イイね!

遠地偵察活動 4日目前編

上官殿!

今週も引き続き、横浜 → 九州への遠地偵察活動報告をさせていただきます!! (`Д´)ゞ ビシッ!!

■ここまでの報告まとめ
1日目前編 横須賀港~新門司港~龍岩寺(大分)~耶馬渓・青の洞穴(大分)
1日目後編 日田(大分)~三連水車(福岡)~八女中央大茶園(福岡)~豊前街道(熊本)~熊本市街
2日目前編 永尾剱神社~三角西港~天草五橋~イルカウォッチング~鬼池港(熊本)
2日目後編 口之津港~仁田峠~道の駅ひまわり~雲仙岳災害記念館(長崎)
3日目   島原まゆやまロード~軍艦島(長崎)
4日目前編 ←今回






4日目
《長崎バスターミナルホテル》
この日は朝6時台から活動開始。
なぜ夜営(=宿泊)したホテルを報告したかと言うと・・・その理由は後で分かります。


今回の長崎市街の偵察目的は、、、






アニメの聖地巡礼でございます!!ワ━ヽ(*´Д`*)ノ━ィ!!






色づく世界の明日から


8年近く前の、2018年10月~12月に放送。
長崎市を舞台に、祖母の魔法で2078年から2018年へと送られた女子高生 月白瞳美の物語を描いた、ファンタジーな内容です。

ワタクシ二等兵がこのアニメに魅かれたのは、とにかく美しい作画。
特に本作は「色」がテーマになっているだけあって、絵のタッチも繊細で、長崎の美しい風景をしっかり描き、雰囲気をうまく表現しているところが好きです。

長崎市の中心地・観光地の描写も多く、日中だと撮影どころではないので、早朝から偵察活動を行ったという訳です。

今回は、オープニングで描かれた場所の偵察を行います! (`Д´)ゞ ビシッ!!

※注意!ネタバレあります Σ(oдΟ;)






まずは、作品のオープニングがこちら。




《長崎市椎の木町付近の階段》



実は最初から、かなり難易度高いです(笑)

このカットは遠く離れた高台の道路から撮りますが、このカットに合わせて撮るには、かなり長い焦点距離のレンズが必要です。
ワタクシ二等兵は、スマホで撮ってトリミングしました。

実際の撮影ポイントである出雲近隣公園付近の道からは、こんな感じに見えます。
どこに聖地があるか分かりますか?








ここ(赤丸の位置)です。


しかし、よくこんな風景に気づいたな。
プロのロケハン、恐るべし。



《眼鏡橋》
有名な観光地で、日中はかなりの人出となります。





《南山手くすのき公園横の石段》
リアルでは黒猫がおりました。



っと!
黒猫が偵察に気付いて接近中!!


尻尾がピーン!と立ってます。ご機嫌な様子!!!


よしよし、期待に応えて甘やかしてやろう。
かわいいヤツめ ヾ(・ω・^ヾ)ワシャワシャ



《出島南側の路面電車路》



実はこのカットも、難易度が結構高いです。

長崎市街のド真ん中なので、人や車の往来がかなり多い。
加えて同じ画角で撮影するには、道を跨いだ長崎バスターミナルホテル前の歩道から、望遠で撮影する必要があります。

という訳で早朝に撮影が必要なため、エントランスを出ると直ぐに撮影ポイントがある長崎バスターミナルホテルで夜営(=宿泊)したのであります。
(赤矢印が撮影ポイント)


ちなみに部屋からも、聖地を眺める事ができます。




《グラバー園 旧三菱第2ドックハウス2階の窓から》
早朝だったので、まだ開園してませんでした。





《オランダ坂》





《グラバー園前駐車場付近》





《グラバー通りのカーブミラー》
先ほどの場所から南へ進むとあります。
ミラーの中の景色は、一致度高め。





《祈念坂(きねんざか)》



この地はオープニングだけでなく、キービジュアルにも使用されています。





《鍋冠山公園(なべかんむりやまこうえん)》
カットに近い場所を探しましたが、ここはおそらく完全一致の場所は無いのでは…と思います(汗








作中でワタクシ二等兵が大好きなキャラは、月白琥珀。
主人公の月白瞳美を、魔法で2078年から2018年へと送った祖母なのですが・・・
送った先の2018年では、瞳美と同い年の高校生として登場します。
(左)琥珀 (右)瞳美


祖母として登場した時の上品さとは真逆の、かなり元気な人柄。
祖母の10代の姿を見ながら同級生として過ごすという、もし自身にそういう事が起きたらと考えると、何とも楽しそうな作品ですね。



次回は、長崎市を離れ北上します!!(`Д´)ゞ ビシッ!!

(4日目後編につづく)
Posted at 2026/07/04 20:23:55 | コメント(5) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2026年06月27日 イイね!

遠地偵察活動 3日目

上官殿!

今週も引き続き、横浜 → 九州への遠地偵察活動報告をさせていただきます!! (`Д´)ゞ ビシッ!!

■ここまでの報告まとめ
1日目前編 横須賀港~新門司港~龍岩寺(大分)~耶馬渓・青の洞穴(大分)
1日目後編 日田(大分)~三連水車(福岡)~八女中央大茶園(福岡)~豊前街道(熊本)~熊本市街
2日目前編 永尾剱神社~三角西港~天草五橋~イルカウォッチング~鬼池港(熊本)
2日目後編 口之津港~仁田峠~道の駅ひまわり~雲仙岳災害記念館(長崎)
3日目   ←今回






やっと 3日目
《長崎県 島原市内》
朝の6時、夜営地(=宿泊地)を出発。
交差点を左折し、目的地を目指します。




《島原まゆやまロード》
島原市の背景にそびえる「眉山」と、日本で一番新しい山である「平成新山」の間を抜ける、新しいルートです。


展望が抜群に良く、何と言っても平成新山がどんどん近くなっていく景観が魅力。


平成新山ネイチャーセンターへと向かう道が、一番近づけると思います。
自身の眼で見ると、すんごい迫力!


この日は日曜日の早朝、走る車はほとんど無い快走路。


特に北側から下ってくると、正面に島原湾が広がり、景色も良き。


前回報告した大火砕流の通った跡も、はっきりと見ることが出来ます。


山から海への素晴らしい眺望、ド迫力の平成新山、アップダウンとちょうどいい具合のコーナー。
そして少ない交通量と、車両偵察(=ドライブ)を行うにはもってこい、大変に素晴らしい道でありました! (`Д´)ゞ ビシッ!




《長崎市内》
国道251号国道34号と進み、長崎市内へ。


3日目のメインであり、前回報告の雲仙普賢岳とともに、ワタクシ二等兵が絶対に行きたいとしていた目的地へと向かいます。

目的地は離島なので、こちらの船を利用。


出港してすぐ。
三菱重工のドックに、



何と建造中のイージス艦が!それも3隻!!!


これは珍しい・・・
最新の艦体、表面にはあまり装備が設置されないのですね。ツルっとしてます。


ただこれが目的ではなく、幸運に恵まれて見れただけ。
ワタクシ二等兵の、日頃の行いの賜物です ( ¯ ꒳¯)エッヘン!



出港からしばらく。
遂に目的としていた地が、その異様な姿を水平線上に現します。


ワタクシ二等兵、20年近く前から、この地の偵察を夢見ていました。
やっと叶います。



《軍艦島》
正式な島名は「端島(はしま)
海岸線長は1.2kmという小島です。


かつて炭鉱の島として賑わい、この小さな島に5,000人以上が暮らしていました。
しかし、時代の変遷によって炭鉱の操業が終了するとともに、無人島に。


屋根の無い船上に居たワタクシ二等兵。
この日は日差しが強く、かなり暑かったが、今は全く気にならない。

こんなに胸が高鳴るのは、何年ぶりだろうか。




最初に眼に飛び込んで来るのは、7階建ての「端島小中学校
いきなり度肝を抜くスケールのデカさだ。


7階建ての小中学校の隣には、9階建ての高層住宅「65号棟
上陸して最初のお出迎えにしては、充分すぎるぐらいです。


今までいろいろ巡ってきた廃墟物件とは、まるで違う。
もはや ”物件” と呼べるものでは無い。


高層住宅廃墟が密集している。
今なら法律的に、間違いなく建築不可でしょう。


壮大なスケールで語りかけてくる軍艦島を目前にし、ワタクシ二等兵は既に言葉を失っていた。
夢中でシャッターを押し、そして、ただ眺めていた。


天候や波の高さにより、上陸できない事もある軍艦島。
この日は風も弱く、波も低いため上陸OK!

いよいよ島内へ!!



上陸すると、いきなり炭鉱のベルトコンベヤー跡が目に入る。


まるで遺跡のよう。
向こうには「端島小中学校」が見えます。


小高い丘の上にあるのは、職員住宅「3号棟






右側の鉱員住宅「30号棟」は、日本で最初の高層建築として知られています。


1916年(大正5年)築で、何と110年前!!!


軍艦島の高層住宅が建てられたのは、ほとんどが昭和初期。
昭和一ケタどころか大正時代に、7階建ての鉄筋コンクリートなんて、想像できるだろうか。


帰りの時間となり、ワタクシ二等兵は軍艦島に名残りを惜しみつつ、船着場へと向かう。




非常にスケールが壮大で、まさに非日常の世界。
この状態を一言で表すならば、「異空間」だろうか。
まるで日本じゃない、日本じゃないけど外国でもない、しいて言葉で表現するならば、異空間。


このわずかな時間の間で、自分の価値観というか、世界観が変わった気がした。
この島は、廃墟という言葉では括りきれない場所だと改めて実感した、ワタクシ二等兵であった。




《おまけ》
長崎市内に戻り、夕食は「会楽園」にて、ちゃんぽん。
カウンターがあって、お一人様でも入りやすいお店でございます!!


エビ蒸し餃子も、大変美味しゅうございました (*^^*)


(4日目前編につづく)
Posted at 2026/06/27 22:11:39 | コメント(5) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2026年06月20日 イイね!

遠地偵察活動 2日目後編

上官殿!

今週も引き続き、九州における遠地偵察活動報告をさせていただきます!! (`Д´)ゞ ビシッ!!

■ここまでの報告まとめ
1日目前編 横須賀港~新門司港~龍岩寺(大分)~耶馬渓・青の洞穴(大分)
1日目後編 日田(大分)~三連水車(福岡)~八女中央大茶園(福岡)~豊前街道(熊本)~熊本市街
2日目前編 永尾剱神社~三角西港~天草五橋~イルカウォッチング~鬼池港(熊本)
2日目後編 ←今回






2日目
鬼池港(熊本)を離れた、ワタクシ二等兵と乙三三式車両改。


約20分ほどで、口之津港(長崎)に到着。


《口之津港フェリーターミナル》
いよいよ長崎県に上陸です!


島原半島の外周道路、国道251号を時計回りに進行。


国道57号へと入り、長崎県最初の偵察地を目指します。


結構な山の中を走るのですが、道中には見所がたくさん。

《雲仙地獄》
源泉湧出地帯で、脇を通っただけでも硫黄の匂いと白い蒸気が立ち込めているのが分かります。


《雲仙温泉》
先ほどの源泉を引く温泉街。かなりの人出でした。


そういった魅力ある観光地をパスして、ワタクシ二等兵が向かったのは・・・



《仁田峠(にたとうげ)》


いわゆる雲仙・普賢岳に程近い、標高1,080mの峠。
気象状況によっては、日中でもここでゲートが閉じられる場合があります。


なおこの道(仁田峠循環道路)は一方通行なので、安心して通行できます。




《仁田峠第二展望所》
向こうに見えるのは、1990年(平成2年)の噴火で出来た「平成新山


肉眼で見ると、スゲェ迫力。
ここから見る平成新山が、一番見応えがあると個人的に思います。


また海側へ視線を変えると、島原湾が一望。
向こうに見える陸地は熊本県、ちょうど前回報告した天草のあたりです。


そしていよいよ、今回の遠地偵察にて絶対に訪れようと考えていた地へと向かいます。



《道の駅ひまわり》
こちらの付帯施設が目的地。それは・・・




《土石流被災家屋保存公園》


先ほど見て来た雲仙岳の噴火で発生した土石流により、埋没してしまった家屋たちです。


この道の駅があるのは、赤枠あたり。
■は、住宅を示しています。


全ての家屋の1階部分が、押し寄せた土石流で埋まってしまっており、


その非現実的な光景を目の当たりにします。


かつて大災害に見舞われたこの地。
同じ場所とは思えないほど、穏やかな時間が流れていました。





《雲仙岳災害記念館》
道の駅ひまわり」のすぐ近く。


ここも、かつて土石流が押し寄せたその場所に建っています。


1990年(平成2年)に発生、1996年(平成8年)まで6年もの間続いた「雲仙岳噴火災害」の被害および教訓を残している施設です。


特に1991年(平成3年)に発生した、大火砕流についての資料が多い。


火砕流」とは、火山灰や軽石などの火山噴出物と、「火砕サージ」と呼ばれる高温のガスが混ざったものが、山の斜面を高速で流れ落ちる現象。
その流下速度は100km/hに及ぶ事もあり、温度は1000℃を超える事もあります。

(国土交通省北陸地方整備局「火砕流・火砕サージ」より)

一般的に火葬をする時の温度が、800℃と言われています。
火砕流に飲み込まれたら、どうなってしまうのか。
しかし当時の人々には、火砕流の恐ろしさがほとんど理解されていませんでした。


そして遂に1991年(平成3年)6月3日午後4時8分、これまでに無い規模の大火砕流が、雲仙岳の麓にある北上木場町を襲います。


既に避難勧告が出ており、住民は殆ど避難済み。
しかし、激しい報道合戦を繰り広げていた報道記者やカメラマンなどのマスメディアは、「定点」と呼ばれる北上木場町の県道に撮影ポイント(避難勧告区域内)を構えていました。

(内閣府「報告書(1990-1995 雲仙普賢岳噴火)P79より)

なお当時は、「避難勧告」はあくまで ”避難を勧めるもの”
法的拘束力は無い、単なる ”呼びかけ” に過ぎませんでした。
2021年の法改正で「避難指示」に一本化されましたが、この法的な力を持たない「避難勧告」が、悲劇を招くことになります。


大火砕流の直撃を受けた、北上木場町と定点。


報道関係者16名、その報道関係者を乗せていったタクシー運転手4名、避難誘導のためパトカーで付近にいた警察官2名、警戒にあたっていた消防団員12名など、43名もの死者行方不明者を出す大惨事となった。




では何故「避難指示」、つまり強制力の伴う「警戒区域」の設定がされなかったのか?

警戒区域の決定権は市区町村長、つまり島原市長にあります。
しかし当時の島原市長は、この警戒区域の設定を頑なに拒んでいました。

警戒区域を設定した場合、住民は一切立ち入ることが出来なくなります。
自分の立場で、想像してみてください。

「明日から自分の家に行ってはいけません」
「仕事(農業など)に行ってもいけません」
「物を取りに一時的に帰る事も出来ません」

加えて「災害対策基本法」には、公的補償の概念はありません。
つまり災害で被害を受けても、その補償に税金を使用する事は出来ず、自分で何とかするしかない。という事です。

後の阪神大震災(1995年)をきっかけに「被災者生活再建支援法」が制定され、自然災害による被害に対して公的補償が法令化されましたが、この時(1991年)は何の補償も受けられない状態でした。

(内閣府 防災情報のページより)

警戒区域を設定すれば、安全は確保できる。
でも生活は奪われ、補償は一切無い。
住民達を納得させられるはずがありません。

当時の島原市長は、”警戒区域を設定するならば住民への補償を約束して欲しい” という陳情を、国に対して何度も上げますが反応は鈍く、時間だけが過ぎていきました。(強烈な心身の負荷により、市長は5日で7kg体重が減ったらしい)



その後、上木場地区からは多くの撮影機器が発見。



大火砕流が発生した日から14年が経過した2005年(平成17年)、亡くなったカメラマンが使用していた業務用ビデオカメラが発見されました。
カメラは火砕流による高熱で溶解し激しく破損していたが、内部のビデオテープを取り出し、修復することに成功。


ビデオには、最初の火砕流の様子を伝える記者たちの様子や、2番目の大火砕流の接近に気付かないまま、襲来の直前まで取材を続ける記者の姿。
避難を広報するパトカーやその音声などが記録されていました。



そして雲仙岳噴火については今月初め、大火砕流が発生した日(6月3日)から35年を迎え、多くの報道が行われていました。

やはりこういったものは、自分の眼で見て、実感してこそ価値がある。
学校の教科書では決して語られる事のない事実が、この島原にはあるのを確認した上で、本日の偵察活動を終えたいと思います。
(島原城と乙三三式車両改)


ちなみに、まだ2日目です(笑)

(3日目につづく)
Posted at 2026/06/20 13:55:40 | コメント(4) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2026年06月13日 イイね!

遠地偵察活動 2日目前編

上官殿!

今週も引き続き、九州における遠地偵察活動報告をさせていただきます!! (`Д´)ゞ ビシッ!!

■ここまでの報告まとめ
1日目前編 横須賀港~新門司港~龍岩寺(大分)~耶馬渓・青の洞穴(大分)
1日目後編 日田(大分)~三連水車(福岡)~八女中央大茶園(福岡)~豊前街道(熊本)~熊本市街
2日目前編 ←今回






2日目
《熊本市街》
昨夜は疲れから早めに就寝したワタクシ二等兵、目覚めスッキリ!
混雑前の早朝の熊本市街を、乙三三式車両改とともに駆け抜けます。


2日目最初の偵察地は、、、



《永尾剱神社(えいのおつるぎじんじゃ》
巨大エイに乗った海童神が、不知火海を見渡す小山に鎮座したとの言い伝えがある神社。


鳥居と石灯篭は海上にあります。
満潮時にはご覧の様に海に浸かり、幻想的で神々しい雰囲気を漂わせる。



実は満潮の時間を狙って行った訳ではなく、たまたま満潮の時間でした・・・(;´▽`)ゞ たはー

朝一から運も味方し、気分も上々↑↑↑
ご機嫌で国道266号を進行します。




《三角西港》
1884年(明治17年)から3年をかけての築港は明治三大築港に数えられ、


加えて「世界遺産」にも登録されています。


実は明治期の港湾施設が完全に残るのは、日本でもここだけ。


ただ気張った雰囲気は一切なく、石積埠頭から釣りをする方々など、公園の一部として親しまれていました。




《天草五橋》
↑にも写っている「天城橋」が、その1号橋。


九州本土の宇土半島と天草諸島を結ぶ、5つの橋の総称です。
(写真は2号橋の「大矢野橋」)




《高舞登山(たかぶとやま)展望台》
天草松島」や「天草五橋」を一望できる、唯一の展望台。
うん、間違いなく絶景。


ただしこの展望台までの道は、かなりの狭路を走らされることになるので、十分にご注意を。


1日目と同様に天候に恵まれ、シーサイドドライブでルンルン♪・・・じゃない、海岸線偵察にも力が入る。


とある海沿いの駐車スペースに、乙三三式車両改を駐車。
ここは、、、




《道の駅 天草市イルカセンター》
ここでイルカウォッチング・・・じゃない、海洋哺乳類偵察活動を行うのであります! (`Д´)ゞ ビシッ!


受付を完了!
出港までの時間は道の駅のレストランで、お昼ご飯。
海鮮丼(味噌汁、小鉢、漬物付き)を注文、予想外に味噌汁が美味しかった。


(*´人`)=3 ゴチソウサマデシタ

そうこうしている間に出港時間です!


イルカは果たして見れるかどうか・・・
何しろ相手は動物、そして自然。過度の期待は禁物です。

でも今日は出だしから幸運(永尾剱神社)だったし、もしかしたらイルカの姿を遠目にでも見れるかもな・・・ウンウン( ˘ω˘ )
(ワタクシ二等兵撮影)


がっつり見れたじゃん!
しかも近い!!
しかもいっぱいいる!!!


語彙力が彼方にすっ飛んでいますが、それだけの衝撃。
大満足!!!でした。




《鬼池港フェリーターミナル》
鬼池港(熊本)と口之津港(長崎)を結ぶ、島鉄フェリーの発着港です。


九州、特に熊本や長崎・鹿児島などを移動する際は、陸路ではなくフェリーを上手に使うのが効果的。

ワタクシ二等兵の次の目的地は、海の向こうの長崎県ですが、陸路だととんでもない時間が掛かるのは、地図を見れば想像できると思います。
ただし赤矢印の海路を進むと、20分で到着。


事前予約は基本無く、フェリーターミナルで乗船予約をします。
向こうからやって来たのが、乗船するフェリーです。


無事乗船。
鬼池港を、そして熊本県を後にします。

ありがとう熊本!楽しかったよ!!


次の偵察予定地は、長崎県になります!


(2日目後編につづく)
Posted at 2026/06/13 20:49:12 | コメント(5) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記

プロフィール

「@チョコレース 木曽駒ですか!中岳超えて頂上まで行ったのかな?」
何シテル?   07/22 19:08
車歴・・・AE86レビン⇒FC3S(前期)⇒Z16A⇒FC3S(後期)⇒FD3S⇒SF5フォレスター⇒フェラーリ456GT⇒SG5フォレスター⇒BMW335i⇒...
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