上官殿!
今週も引き続き、
和歌山県での偵察活動報告となります!!
タイトルにもある「
3つの目的」のうち、2つは既に完了(
前編参照)
1.和歌山ラーメン偵察
2.友ヶ島(戦跡)偵察
3.酷道走破訓練
本日は残る3.を実施いたします!!! (`Д´)ゞ ビシッ!!!
でもまずは、出発前に腹ごしらえ。
《玉林園 グリーンコーナー》
「
玉林園」とは、1854年(安政元年)から続く老舗のお茶屋さん。
そしてここ「
グリーンコーナー」は、その玉林園が運営する、和歌山でも有名な軽食コーナーです。
そしてここで食すのは、”
てんかけラーメン”
和歌山県民であれば、かなりの方が知ってるらしい。
パツっとした細麺と、甘じょっぱいあっさり和風スープ。
天かすがパリパリからフワフワになる食感も独特で、大変美味しゅうございました!(*´人`)=3 ゴチソウサマデシタ
そしてグリーンコーナーと言えば、”グリーンソフト”
ここに来たら、絶対食べたい。
腹ごしらえも済み、いよいよ本日の主目的である酷道へ。
《国道425号》
三重県尾鷲市から奈良県十津川村を経由し、和歌山県御坊市に至る一般国道で、「
日本三大酷道」の一つに数えられています。
「
国道だけど酷い道」酷道のポイントである以下は、当たり前のように備えている。
・先の見えないカーブの連続
・狭路のため離合(すれ違い)困難
・断崖絶壁のルート
・なのにガードレール無し
加えて酷道425号の ”
最凶区間” である、龍神村(和歌山県)~十津川村(奈良県)間は、
・路上に落石や落木があるのは珍しくない
・交差する抜け道がほぼ無い
・酷道区間が50km近く(!)も続く
というプラス要素?も乗っかっているのです!
その酷道425号へ向かう途中に、
和歌山険道(県道)29号との交差点があるので、少しだけ偵察しよう!!
《和歌山県道29号 交差点付近》
県道との交差点、この辺りのはずなのだが、分岐を見つけられないまま通過。
来た道を戻り、乙三三式車両改を駐車帯に停め、徒歩で県道を探してみる。
・・・どこ???
すると
あった・・・
《和歌山県道29号 田辺龍神線》
勘のいい人は、気付いたかも知れない。
この県道の先・・・
そう、この吊り橋が県道29号。
下を流れるのは、
日高川。
そして案内標識は、425号の酷道区間へと誘う
小又川交差点を示している。
吊り橋(県道)の足元は木の板だが、それを止める針金は新しく、一定のメンテナンスはされているようだ。
吊り橋を渡ると、県道はまだ先に続いています。
完全な徒歩道となって。
大体雰囲気も分かったのと、今日は酷道偵察が主のため、ここで撤退。
いよいよ酷道425号へと向かいます。
《国道425号》
小又川交差点にて
国道371号を離れ、国道425号の単独区間へ。
早速「
大型バス 通行不能」の案内が。
土砂崩れや路肩崩壊も多いこの先。
道の傍らには道路交通情報の表示板があり、何かあればここで通知されます。
《酷道区間入口》
あまりにも分かり易すぎる、酷道区間への玄関口。
ここから先、集落は奈良県に入るまで皆無で、地元民ですら通らない。
見通しが悪く離合(すれ違い)が出来ない狭路・断崖絶壁なのにノーガードレール・落石多数というトンデモ区間。
走っている時は常に緊張感を持った運転が必要で、対向車が来ないように祈りながら走るしかありません!
まさに、魂をすり減らす覚悟で臨む酷道といえましょう!!
さぁ、突撃!─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ
《酷道区間(和歌山側)》
ここから先は、1.0車線幅の狭路が続きます。
それよりも問題なのは、片側が断崖絶壁の狭路にも関わらず、ガードレールが設置されてない事。
乙三三式車両改の車幅だと、ご覧の通りギリギリの戦いが続きます。
そしてワタクシ二等兵を悩ませる一番の要因は、落石。
シャコタン・30偏平タイヤ装着の乙三三式車両改にとっては大敵です。
このような小さな落石群は、酷道区間ほぼ全域に亘って路上に転がっており、
成人男性の握り拳より大きい落石も、路上に鎮座されています。
停車して人力で除去。
むやみに突き進んで、修繕したばかりのピカピカフロントバンパーを速攻で割りたくないですし!
人の気配は全く無く、対向車も来ず、
でも緊張感のある道をずっと走らされ、
乙三三式車両改の音しかしない、
紀伊山脈の最深部を進みます。
すると後ろから、かなりの勢いで追いついて来る車両が!
感動する間もなく、少しだけ広い所で左に寄り、道を譲る。
追い抜いて行ったのは、
道路維持車両!!!(黄色いやつ)
これは心強い!
これで乙三三式車両改の大敵、大きな落石は取り除いてくれるだろう!!
少し走ると、先ほどの車両が竹ぼうきで路上の清掃をしていた。
当然追い越さず、しばし待つ。
もの凄い頼りになる先行車を得て、気が楽になったワタクシ二等兵。
《牛廻越(うしまわしごえ)》
和歌山県と
奈良県の県境。
近畿では
暗峠・百井別れと並ぶ、
酷道名所でもあります。
案内標識にある通り、ここまで19kmに近い距離の酷道区間を走ってきた。
疲れたーーー!
大変お世話になった道路維持車両とそのアニキは、和歌山県の管轄なので県境でUターン。
ありがとう!アニキ!!
しかしまだ、酷道区間は終わらない。
十津川温泉手前まで、約29kmも残っている。
三大酷道のひとつに数えられるだえあって、酷道区間のひとつひとつが長い!
《酷道区間(奈良側)》
しかし道路状況は明らかに奈良側の方が良く、落石が非常に少ない。
そして、突然の「
通学路」表示。
こんな山の中に!? これには驚いた。
この左側の道の先に「
迫西川小学校」があったらしい。
2000年に休校、そして2017年に廃校となっている。
かつて人が居た気配はあるものの、道路には大きな段差のある場所が頻繁に登場。
乙三三式車両改のようなシャコタンは、下回りを打ちつける危機がある。
油断できない、まだ酷道区間の真っ只中。
和歌山側から酷道区間に入って、約1時間30分。
ついに初めての集落が見えて来た。
何と、ここまでバスが来るらしい。
しかし時刻表を見ると、事前予約が必要。 定期便ではないようです。
集落も通過し、少しリラックスしていると、突然こぶし大の落石登場。
酷道425号、本当に油断ならん。
狭路、そしてノーガードレールは相変わらず。
そしてついに、バス登場!
ここから先は、路線バスが定期運行している路線です。
後で調べたら、1日に5本程度・・・見れて運が良かった!!
とは言え、道幅は狭いまんま。
乙三三式車両改と先ほどのバス、車幅はほぼ同じ。
が、全長が全然違うので、ここを運行するドライバーの大変さが伺える。
素掘りのトンネル「
小山手隧道」
ここを過ぎると、ついに酷道区間も終わりが近づきます。
天神橋を越えると、
酷道区間で初めての、交差点らしい交差点。
左折すると
国道168号、
五條市方面へと向かいます。
国道168号に突き当たる、
ワラビ尾交差点。
ここで、酷道425号の最凶区間は終了。
所要時間は、約2時間40分・・・
シャコタン+30偏平タイヤの乙三三式車両改でなければ、もう少し速く走破出来たかもだが、それにしても酷道区間が長い!
日本三大酷道の、面目躍如という所か。
ここから我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」基地まで帰還するのだが、その帰路にも魅力的な偵察地がいくつもあったので、報告しておこう。
《十二滝》
国道168号沿いにある。
落差の大きい見所のある滝なのに、偵察者はひとりも居なかった。
《熊野本宮大社》
こちらも帰路の途中、国道168号沿い。
これからの長い帰路の安全を祈願しました。
《大斎原(おおゆのはら)》
1889年(明治22年)の大洪水まで熊野本宮大社があった、熊野信仰発祥の地。
広大な境内に、5棟12社の社殿が横一列並んでいたという。
今は、流失した社殿(大神様)を祀る石祠のみが佇んでいます。
《国道42号》
紀伊半島の海沿いをグルっと回る絶景国道。
《すさみ八景》
国道42号沿いに点在する景勝地。
ここで日没を迎えそうです。
《潮岬(しおのみさき)》
本州の最南端。
端っこマニアとして、ここは外せません(笑)
写真ではまだ明るく見えますが、時間は19時前。
実際は真っ暗です。
これにて今回の偵察は終了!
我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」基地へと帰還します。
明日は月曜日、当然仕事。
今から帰ると・・・・・・・・・・
※現在時刻 19:00
・・・・・・・・・・
明日も頑張ろう♪ ( ノД`)シクシク…
(おわり)