上官殿!
我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」基地のある関東地方では、やっと暑さも落ち着き始め、他の部隊の偵察活動も益々活発化する事が想定できるのであります!!
そこで我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」も、他偵察部隊に先んじて遠方への偵察活動を行うことで、上官殿の軍部における地位も、ますます強固になると思われます!!!
(上官殿)分かるような、よく分からんような、、、
時は金なり!
早速行って参ります!!C= C= C= C= C=ヘ;¯ー¯)ノ
【1日目】
《常磐自動車道》
”みちのく” の玄関口、
福島県への侵入成功!
 
あいにくのお天気ですが、予報通り。
今日のメインは移動なので特に気にせず、更に北を目指します。
富谷JCTから、
東北自動車道へ。
 《東北自動車道》
岩手県
《東北自動車道》
岩手県にも侵入成功!
って、何も見えねー
 一関IC
一関ICにて下道へ。
ここまで5時間30分、長かった高速道路と別れます。
 《道の駅 厳美渓(げんびけい)》
《道の駅 厳美渓(げんびけい)》
ここで昼食。
 
”もち料理” が気になるが・・・
”土日曜日限定チャーシューメン” も気になる・・・
でも、せっかく岩手まで来たのだし、その土地の名産を食べたいところ。
 
もちろん、ワタクシ二等兵の選択は!
 結局、塩と油と糖が最強なのだ!!!
結局、塩と油と糖が最強なのだ!!!
スープは薄めのしょうゆ味。
それとは対照的に濃厚、加えて弾力はありつつも柔らかいチャーシューが最高でした!!!( '༥' )ŧ‹”ŧ‹”
乙三三式車両改はそのまま駐車場に置き、徒歩にて東北北部遠征最初の偵察地へと向かいます。
《厳美渓(げんびけい)》
 
先ほどの道の駅の名称にもなっている、名勝・天然記念物。
磐井川の浸食により、ゆっくりと時間をかけて形成され、奇岩、巨岩、甌穴、深淵、滝など、約2kmにわたり「静」と「動」の渓谷美が続きます。
 
この日は雨なので、渓谷散策は断念。
天工橋から厳美渓を眺めていると、
空中を籠が移動している!?
 
これは・・・
かっこうだんご
 
通称 ”空飛ぶだんご” は、籠にお金を入れて木づちを叩くと、川の対岸にあるお店から、だんごとお茶が飛んできます(笑)
(ワタクシ二等兵撮影)
ゲットした団子は、今夜食べることにしましょう♪
場所は一気に飛び、岩手県北部にある岩泉町の、とある場所に到着。
 《龍泉洞(りゅうせんどう)》
《龍泉洞(りゅうせんどう)》
日本三大鍾乳洞に数えられ、国の天然記念物に指定されています。
 
洞内はすでに知られている所だけで、4,088mもあります。
 
しかし公開されているのは、その内の僅か700mほど。
 
現在も調査が継続中で未知の部分もまだまだ多く、総延長は5,000m以上ではないかと言われています。
 
ロマンの塊のような、この龍泉洞。
もちろん以前から興味はありましたが、今回偵察を行った最大の理由は、外の天気が悪かったので・・・
ここなら、外の天気は関係ありません!
 
また見つかっている地底湖は8つで、そのうち3つが公開中。
 第一地底湖(水深35m)
第一地底湖(水深35m)
1959年(昭和34年)、この崖からゴムボートを降ろして初めて第一地底湖の調査が行われたそうです (;°-°;))) コ、コワイ…
 
ただの崖に見えるかも知れませんが、おそろしく透明度の高い水が溜まっており、35m下の湖底がハッキリと見えます。
第二地底湖(水深38m)
1962年(昭和37年)に、越智研一郎さんという方が何と潜水調査で発見したそうです :(´◦ω◦`):ムチャシヤガル…
ここもただの崖に見えるかもですが、湖面が分からない程の透明度の高い水がたたえられています。
 第三地底湖(水深98m)
第三地底湖(水深98m)
マジで恐怖を感じた。
 
単純に深さ(高さ?)と、水深98mもある湖底が見える透明度。
じっと見てると、ホント吸い込まれそうな感じ。
隣にいた若い男性も「え?何か怖いんだけど?」と思わずポツリ。
後で知ったのですが、龍泉洞の地底湖は、世界有数の透明度だそうです (* ˘꒳˘)⁾⁾ウンウン
【2日目】
《釜石駅前》
朝6時に出発。
前日までの雨はあがり、良い天気!
 三陸沿岸道路
三陸沿岸道路(無料)から
釜石自動車道(無料)を通り、
遠野住田ICにて下ります。
田舎道をゆったり進み、今日最初の偵察地へ。
 《荒神神社》
《荒神神社》
日本の原風景のような、田畑の中にある小さな神社。
 
茅葺きの社殿の周囲を田畑に囲まれ、狭い土地の中に鎮まっており、日本の原風景を感じられる場所のひとつ。
夏は青田、秋は黄金色の田んぼに周囲を囲まれ、冬は真っ白な雪景色と、どの時期の訪れても楽しめます。
 
晴天の
国道283号・
国道396号を通り、次の偵察地へ。
 《宮守川橋梁》
《宮守川橋梁》
 JR釜石線
JR釜石線の現役橋梁です。
 
また
宮沢賢治は、この橋を走るJR釜石線の前身「
岩手軽便鉄道」をモチーフに「
銀河鉄道の夜」を執筆したと言われています。
 《岩手県道・秋田県道194号 西山生保内線》
岩手県雫石町
《岩手県道・秋田県道194号 西山生保内線》
岩手県雫石町から
秋田県仙北市に至る県道ですが、岩手・秋田の県境部分は通行不能な、いわゆる ”
険道” です。
険道区間始点には、当然のようにゲート設置。
 
走り出してしばらく経つと、路面が崩壊している箇所が登場!
 
これは期待できそうだ!わくo(´∇`*o)(o*´∇`)oわく
またしばらく走ると、今度は県道のすぐ脇の法面に滝が登場。
乙三三式車両改と比較すると、この水流の大きさが分かると思います。
滝つぼも出来ており、その後はもちろん県道上をジャンジャン流れています(笑)
 
滝を正面から見上げると、かなりの落差!
こんなのが道路脇にあるのは、ちょっとした名所としてもいいのでは?
 
更に驚くべきは、この険道の先に、近代的な建物が建つ温泉地(
滝ノ上温泉)があること。
 
ワタクシ二等兵は偵察活動中なので、温泉地ではなく目的地はこちら。
《鳥越の滝》
落差30メートル。
垂直の岩肌を白い飛沫を上げて流れ落ちる姿は、実際に見るとなかなかの迫力。
 
ただ昨日までの雨の影響で、深い滝壺の鮮やかな色合いは見ることが出来なかった。(↓ 参考画像)
 
とは言え、巨大鍾乳洞を探索し、日本の原風景に出会い、小説のモデルを感じ、一転して険道走破と、充実した偵察活動でした!
岩手後編では、一部には有名な鉱山跡の偵察を行って参ります!!
 《おまけ》
《おまけ》
”空飛ぶだんご” こと「
かっこうだんご」
 
中は三食だんご🍡
モチモチしていて、とってもウマーでした ( '༥' )ŧ‹”ŧ‹”
 
龍泉洞で買った地ビールも、苦みがしっかりあって良き♪
 
(後編へつづく)