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さとちん@のブログ一覧

2024年04月20日 イイね!

完成まで、あと75年かかる公園

上官殿!

今日はとある ”公園” の偵察を行って参ります!!

(上官殿)む・・・もちろん普通の公園ではないのだろう?

今回偵察を行って来たのは「完成まで、あと75年かかると言われる公園」でございます!!

(上官殿)
か、完成まで75年!?(⊃ Д)⊃≡゚ ゚ !?


はっ!
何故そんな事になっているのか、早速報告をさせていただきます!! (`Д´)ゞ ビシッ!






皆さまは、計画から85年経っても3割しか完成していない、東京最大級の公園をご存じでしょうか?

その計画地を歩くと、柵で囲まれた空き地、小さな公園をたくさん見掛ける事が出来ますが、これらは全て ”1つの公園” です。


何とその広さは、東京ディズニーランド3個分に相当する「164ha(ヘクタール)」
しかし現在、東京都では議会でも話題にしないほど、計画は進んでいません。

それどころか、地元の区役所がその公園予定地に、無断で小学校を建設しています。
もちろん仮設の校舎などではなく、今も現役バリバリ。
鉄筋コンクリート4階建ての建物です。


もちろん法律違反。
ちなみにその区役所、小学校を建てる8年前には
「公園の計画地に勝手に建物を建ててはいけません!」
「私たちは、そのパトロールをして来ました」
と、区の広報で宣言している。


そして1999年には
「土地区画整理は成功しました!」
「緑豊かな公園が広がる安心空間が出来ました」
と、成功体験の本を書いている。




ちょっと何を言っているのか分からない、「この区は漫才がしたいのか?」
そう本気でツッコミたくなるのは
「江戸川区」

そして完成まで、あと75年かかると言われている未完成の公園とは
「篠崎公園」


どうしてこんな、ギャグみたいな事が起きてしまっているのか?
いろいろ調べたので、簡単に説明させていただきます。






時は戦前にまで遡り、当時の ”東京市” による「東京緑地計画」が、篠崎公園建設の起源となります。


とは言え、この計画を実現するためには多額の資金を必要とします。
そこで、ひとまず核となる6つの大公園を作り、これを軸にして「東京緑地計画」を実現しようとなりました。
その1つ、東側の大公園が「篠崎公園」だったのです。


その後日本は戦争に突入するも、”官” が広大な土地を確保するのは、飛行場や工場の建設など、様々な軍事目的に転用出来ることから土地の買収は進み、当初の計画だった124haを上回る162haの買収に成功。

しかし公園として機能していたのは、わずかに16haほど。
他の計画地は近くの農家に貸し出し、田んぼや畑となっていました。
しかしこれが、現在まで続く混乱の始まりとなります。



何と、農家たちが勝手に家を建て始めたのです。
さらに戦後の行政改革「農地解放」の後押しもあり、これらの土地は実際にそこを耕していた農家の手に渡ることに。

残ったのは、本当に公園として整備していた「現在の篠崎公園A地区」と「現在の谷河内テニスコート・野球場」だけ。


そしてここからが、現在まで続く「都市計画法」と実際の土地の所有者、そしてお金の戦いになります。



時代は高度成長期に入り、土地価格は年々上昇。
田んぼと畑だらけだった江戸川区 篠崎エリアはベッドタウンとなっていき、どんどん買取交渉も難航。

1967年の朝日新聞には、当時の悲惨な買取交渉の状況が載っています。
5年間かけて行った土地の買取交渉の成果物は、野球場が1つのみ。


この頃までは東京都に協力的だった江戸川区も、30年経ってもほとんど進まない計画に加え、ベッドタウン化し人口が増加し続ける状況に耐え切れず、不足していた小学校を篠崎公園の計画地に作ったのです。

それが「篠崎第四小学校


東京都に真っ向からケンカを売った、世にも珍しい「都市計画法違反の小学校」の誕生です。

当然東京都は、建築確認申請を投げ返すほど激怒しますが、もはや東京都の公園計画は破綻していました。
さすがに東京都も夢を諦め、公園の計画面積を164haから87haに、大きく減らします。

しかし現在、公園として確保している土地は34ha。
まだ買取が出来ていない土地は53haにのぼりますが、2005年の東京都会議録を読むと、1年で買収で来たのは、たったの0.7ha。


全て買い終えるのに、あと75年かかります。



ちなみに2024年現在でも、公園のど真ん中に廃工場が残っている状況。






一応、東京都は篠崎公園の完成予想図を書いている。

また江戸川区も公式HPに「篠崎公園地区まちづくりの概要」として計画を乗せているが、これから整備を行っていく ”都市計画公園(計画)” とされている薄い緑色の地域には、既に多数の住宅、つまり地権者が存在している。




完成された篠崎公園。
それは、私たちが亡くなった後の世界で見れる景色になるだろう。


(おわり)
Posted at 2024/04/20 21:48:33 | コメント(5) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2024年03月10日 イイね!

無法地帯?偵察活動 其の弐

上官殿!

以前に我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」が拠点を置く横浜市内にて、とんでもない無法地帯を偵察したのを覚えていらっしゃいますでしょうか!!

(上官殿)ああ、覚えているぞ。 市街地の、それも観光地からすぐ近くの、それも大型店舗のすぐ隣にある、人も車も出入りの多い立体駐車場にある大量の放置車両の件だったな。
★無法地帯?偵察活動 → ここをクリック

今回もワタクシ二等兵の諜報部隊から、とんでもない無法地帯が神奈川県内にあるとの情報が入りました!!
早急に偵察を行いたく存じます!!!

(上官殿)分かった。 ただし危険を感じたら、今回も直ぐに退避するように!

はっ!!! (`Д´)ゞ ビシッ!






ここは湘南エリアにある、とある駅近駐車場。


道路からちょっとだけ入った場所ではありますが、駅から徒歩5分程度の所に位置している、現役のコインパーキングです。
ちなみにその駅も、湘南エリアの中ではメジャーな所で、駅前は大変賑やか。

その賑やかな駅前から徒歩5分にある、大変利便性の高いコインパーキングに一歩足を踏み入れると、衝撃の光景が拡がります。










※注 現役のコインパーキング敷地内です




なんじゃこりゃあああ!!!



車両が完全に木々に埋もれてるやん・・・
それも現役のコインパの敷地内で・・・



1台目 メルセデスベンツ SL
1971年~1989年に発売されていた、SLの3代目。
現在でも、最安値で500万円くらいで販売されているモデル。もったいない・・・


2台目 ホンダ オデッセイ
まだまだ街中では元気に走る姿が見られる、2代目モデル。


3台目 スズキ キャリー
車両の前に、逞しい木が生えています。


どうやってもこのスペースに、”後から入る” ことは不可能。
ここは元々整地された駐車スペースで、そこに車両が放置され、長い年月が経ってこの光景に至ったと思われる。

しかし大日本帝国民の皆さま、忘れないで欲しい。
ここは「現役のコインパーキング」である事を。
ちゃんとゲートがあり、料金を支払う機械も動いています。

もちろんこれで終わりではない。
衝撃の光景は、まだまだ続く。

稼働中の駐車スペースに目を移すと・・・



4台目 ローバー トゥアラー
落書きだらけで、ひどい状態です。
周囲には大量の落葉が積もり、アスファルトからは木が育っている。


しかもこの放置車両がある場所は、入口/出口ゲートに一番近い位置。
つまり入口のゲートを通過すると、一番最初に目に入ってくる車両がコレ↑になります。

更に1台挟んでその隣には・・・

5台目 トヨタ カローラ
これはヒドイ・・・
画像では分かりにくいですが、ボディサイドは落書きだらけ。
トランクはオープン状態で、様々なゴミが詰め込まれています。


そして何より驚くべきは、これらの車両のすぐ隣に、普通にお客さんの車が駐車されている事。
↑の画像左側に見えるベンツAクラスの隣には、先に紹介した落書きだらけのローバー。


つまりこのベンツAクラスは、ローバー(落書きだらけの長期放置車両)とカローラ(落書きだらけの破壊された長期放置車両)の間に停めている事になります。
よく停められるな・・・



6台目 メルセデスベンツ 280S
またベンツ登場。
W108型と呼ばれる1965年~1972年に生産されたモデルで、中古車相場は400万円くらい。


流通量も少ない希少モデル。もったいない・・・(2回目)


(。´・ω・)ん?
何やらベンツの向こう側に、白い物体が見えますね。




7台目 ニッサン パルサー
N15パルサー 放置自転車を添えて


横に回ると、結構太い木(折れたか伐採かは不明)が屋根に乗って、車両を押し潰しているのが分かる。
ここもかつては、整地された駐車スペースだったのだろう。




8台目 メルセデスベンツ SL
またもや登場。
中古車で安くても500万円くらいで取り引きされる車両が・・・もったいない(3回目)




9台目 ニッサン マーチ
10台目 スズキ スイフト


汚れ具合から、特に放置期間の長い車両が、落書き・イタズラ・破壊されているようだ。

(。´・ω・)んんん?
2台の向こうに何か見えるぞ??




11台目 ニッサン ラルゴ
”ハイウェイスター” などのグレードで人気を博した3代目ラルゴの、無惨な姿。


よく見ると、ラルゴの下の路面には白線が引かれており、かつてはここがちゃんとした駐車スペースであった事が分かります。




12台目 トヨタ プリウス
しれっと置かれていますが、これも放置車両。
車検は切れているのを確認、ブレーキローターはサビサビでした。




13台目 トヨタ カローラ
もはや恒例となった、草に埋もれた放置車両。


放置車両の向こうには、住宅が見えます。
そう。 ここは湘南エリア駅近の住宅街の中にある、現役のコインパーキング。
実際ワタクシ二等兵が偵察を行っている最中も、出場が1台・入場が2台ありました。


14台目 スズキの軽キャンピングカー
一見キレイに見えるこの車両も、しっかり?落書きがされている。


これで終わりかな?
と思ったら、↑の軽キャンピングカーの向こうに・・・



うわっ!まだあった!!



15台目 ニッサン セドリック
まるで山奥にでも放置されているようだが、ここは湘南エリアの住宅街のど真ん中である。




16台目 ニッサン シルビア
ご存じ ”アートフォース・シルビア” S13。


ちょっとだけシートのデザインが見えたが、おそらく前期型。
CAエンジン搭載の、1,800CCモデルと思われます。




これで放置車両は全て確認。
それにしても、何故この場所だけこんな状態なのだろうか?
放置車両群はもちろん、木々が駐車スペースを侵食しており、駐車場として一部機能、つまり売上が損なわれている状態。

これはワタクシ二等兵の勝手な推測だが、何らかの事情があって、このコインパーキングの管理者が ”管理できない” 状態にあるのではないかと考える。

価値のある古いベンツが3台あるなど、放置するにしても不自然な車両構成。
またワタクシ二等兵の諜報部隊によると、相当昔(ここ数年という話ではない)から放置車両があったとも聞いている。
もしかしたら、かなり長い間このコインパーキングは、管理者が曖昧な状態になっているのかも知れない。



我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」は、これからも引き続き監視を行い、大日本帝国の治安向上に努めて参ります!! (`Д´)ゞ ビシッ!

(おわり)
Posted at 2024/03/10 17:31:09 | コメント(5) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2024年02月17日 イイね!

観光客で賑わう鎌倉の非日常

上官殿!

本日の偵察活動は、鎌倉にて行いたいと思います!! (`Д´)ゞ ビシッ!

(上官殿)二等兵が自ら観光地に行くとは珍しいな。

(上官殿)・・・・・・・・・・( ゚д゚)ハッ!

(上官殿)貴様、まさか美味しいものを食べに行くのではないだろうな! それなら私も連れて行け!!

いえいえ。
本日は、観光地のすぐ近くに人知れず眠る遺構の偵察を行う予定でございます。

(上官殿)あ、そう。

・・・・・・・・・・

完全に興味を失ったようなので、ワタクシ二等兵にて単独偵察を行って参ります。






《鎌倉駅西口》
晴天に恵まれた休日。
当然ながら、駅前は多くの人で賑わっています。




《市役所通り》
駅を出て直ぐの交差点を直進。
沿道にはいかにも鎌倉らしい、シャレオツな飲食店が並びます。


人で賑わう鎌倉駅から、僅か徒歩10分
前方に見えるトンネル付近に、本日偵察を行う遺構が存在します。


ご覧のように通行車両・歩行者ともに多く、見た目は偵察を行うような遺構があるようには思えない、普通のトンネル。

それもそのはず。
今回偵察するのは、地元民でもほとんど知っている方がいないという遺構です。



《新佐助隧道》
昭和50年竣工の古いトンネル。
ですがこのトンネル、実は遺構とは直接関係ありません。


目指す遺構は、トンネル横にひっそりと佇む、この階段が入口となります。


階段入口は土砂と落葉が堆積しており、全く人の立ち入りが無い事が分かります。
交通量・通行人の多い隣接道路との落差が激しい。


普通に歩く分なら、絶対こんなトコ立ち入らないですよね。

さぁ、突撃!─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ






階段を上りきったところ。
完全に藪と化しているが、一応道らしきものはあります。


草を掻き分け前進していると・・・
何か見えて来た。







廃墟登場


あらら・・・随分傷んでますね。
放置されてから、相当の年数が経っていると思われます。


崩れた壁の隙間から中を覗くと・・・
家具などが見えるので、元は民家だったようです。


はっ!( ゚д゚)!
そうじゃない、遺構はどこだ? キョロ(゚Д゚;≡;゚Д゚)キョロ






あった!







《名称不明の隧道》
隧道入口は切り通しでキレイに作られており、かつては一定の通行量があった事が伺えます。


いろいろ調べたのですが、隧道名は結局出て来ませんでした。
が、目の前に存在しているのは間違いない。

草を掻き分け、隧道入口へ向かいます。

やはり手掘り隧道ですね。
入口付近に崩壊の跡は見られず、まずまずの状態を維持。


早速、隧道内部を覗いてみる。


結構狭い。
そして結構奥まで続いている。
そしてそして、ある事に気付く。



隧道の奥から、風が吹いている!!!



それも湿ったものではなく、乾いた風が。
つまり・・・


この隧道は、未だ貫通してる可能性が高い。



という訳で・・・



突撃!─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ ※2回目



当然中は真っ暗。
事前に準備しておいたライトを使用します。

隧道内部。
手掘り感全開なので、明治時代に作られたものではないでしょうか。


入口方向を振り返って撮影。
足元にはいつのものか分からないが、岩が転がっている。


ワタクシ二等兵、今回のような先の分からない偵察活動時は、こうやって頻繁に後ろを振り返り、退却路や距離感を確認しています。

50Mくらいだろうか?
暗闇の中を進むと、出口が見えて来た。
やはり、未だ本当に貫通していたようだ。


真っ暗闇から、一気に光の溢れる世界へ。
キレイなV字型の切り通しと樹木の緑、そしてその間から漏れる眩い光。


そして隧道を脱出!
振り返ると、こんな感じです。


さて、この先はどうなっているんだ・・・?






普通の住宅街ィィィィィ!


がっつり住宅街です。


下まで降りて、手掘り隧道への入口を振り返ってみる。





この先に明治時代(たぶん)の、それも未だ貫通している手掘り隧道があるとは、とても思えないほど日常的によくある風景。

それにしても・・・現在地がよく分からん。
なので来た経路を引き返し、再び隧道へ向かう。


入口はこちらの方がインパクトがある。
特に両脇の切り通しがイイ。


一度通った道なので、帰りは少し隧道内を観察してみます。



隧道自体は緩やかにカーブしており、入口からは出口の光は見えません。


また壁面を見ると、どうやら石灰質のよう。


行きは気付きませんでしたが、小さな鍾乳石も出来ていました。


手掘りにも関わらず隧道内はカラッとしており、雨水が染み込みづらい事から、ちょっとしか鍾乳石が出来ていないものと思われます。


高さは、高い所でも1.8Mくらい。
ただしほとんどは、ワタクシ二等兵の身長(175cm)でも屈まないと通れない高さです。


またこういった場所に付き物の ”コウモリ” が、全く居ないのも特徴。
貫通していて風通しが良い事、雨水を通しにくい地質である事、天井が低すぎる為、コウモリとして羽ばたけない為に活動しにくい事から、一匹もいないのでしょうね。


帰りも無事通り抜け完了!




廃墟の横を通り抜け、上って来た土砂と落葉の積もった階段手前まで行くと、当たり前のように日常風景が拡がる。


この「新佐助隧道」を通過している車両や歩行者は、このトンネルの上に、あのような手掘り隧道が残っているなんて事は、夢にも思わないだろう。






全国区どころか外国人観光客も多い日本屈指の観光地、鎌倉。
その中心地から、わずか徒歩10分程度の所にこのような隧道があることを、皆さんに少しだけ知っておいて欲しいなと思いつつ、今回の偵察活動を終えることとします。
(鎌倉駅へ向かう帰路、隧道方面を振り返って撮影)




<注意事項>
多くの下調べ、および適切な装備をした上で臨んでいます。
不十分な知識状態・装備での探索は大きな危険が伴いますので、くれぐれも安易な行動は避けて下さい。

(おわり)
Posted at 2024/02/17 22:08:55 | コメント(9) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2024年02月03日 イイね!

知られざる聖地

上官殿!

本日は、少し変わった聖地巡礼を行いたいと考えております!! (`Д´)ゞ ビシッ!

(上官殿)変わった聖地巡礼? 例えば以前に報告を受けた「西部警察」のような、映画とかドラマロケ地の偵察を行うのか??
西部警察ロケ地巡り 前編 →
西部警察ロケ地巡り 後編 →

いえ!
これまでとは全く違う領域での聖地巡礼となります!!

(上官殿)(。´・ω・) ?????

論より証拠(少し意味が違う)
まずはワタクシ二等兵の報告をお聞きいただければと思います!!!
今回の巡礼対象となるのは・・・










レトロ自販機


かつて、自販機のうどん・そばを食べた思い出をお持ちの方は多いと思いますが、今ではほとんど絶滅状態。
ところが、現在も全国で稼働しているレトロ自販機の半分以上が、何と関東甲信越に集中しています。

加えてワタクシ二等兵の生誕地である群馬県に、その半分近くが集中しているではありませんか!

という背景から、レトロ自販機愛好家の間で群馬県は「聖地」として崇め奉られており(表現に誇張あり)、ワタクシ二等兵そして所属する「陸上自走隊 横浜方面隊」にとって外せない偵察活動となったのであります! (`Д´)ゞ ビシッ!

そしてやはりレトロ自販機で外せないのが・・・



オレンジハット


コンビニの先駆け的存在で、1号店は何と新宿駅前にあったとされています。
かつては全国にチェーン展開していましたが、今は群馬県内のみに存在する、昭和を彷彿させる元祖コンビニ。

まず最初に訪れたのは・・・



《オレンジハット 沖之郷店》
畑の中にあり見晴らしの良いロケーション、群馬県太田市にある店舗です。


実はココ、ロックバンド「マカロニえんぴつ」の「レモンパイ」という曲のPVで使用され、話題を呼びました。



いよいよ店内へ。
早速正面から、レトロ自販機たちが出迎えてくれます。


昭和40年〜50年代に誕生した食品自動調理器で、今や絶滅危惧種。
そんな自販機がオレンジハット各店に並び、ファンに大人気です。

そしてこれまたお決まりのゲームコーナーも、しっかり健在。


ではでは、ハンバーガー、トースト、そして麺類の「御三家」と呼ばれるレトロ自販機をご紹介しましょう。



ハンバーガー
お金を入れてしばし待つと、箱ごと熱々のハンバーガーが飛び出してきます。
メニューは店舗によって異なるものもあり、スペシャル感抜群の懐かしレトロ自販機です。


トーストサンド
同じようにお金を入れてしばし待つと・・取り出し口から飛び出すように出てきます(笑)


うどん・そば・ラーメン
シンプルな麺類を手早く食べられる、便利マシン。



ワタクシ二等兵は、チャーシューメンを選択。
30秒程度で出来がります。


チャーシューメン、実食!


量自体はそれ程多くないですが、画像の通り結構チャーシューがガッツリ乗っています。
スープが醤油ベース薄めの味付けなので、全体的に食べやすい方向に味を纏めている形です。



《ピット・イン77》
先ほどの店から、車で10分程度の所にあります。


名前にオレンジハットは入っていませんが、その流れを汲んでいる事は、店の外観から明確に分かりますね。
店内も、基本的な構造は同じです。


もちろん「御三家」も勢ぞろい。





ハンバーガーの自販機が先ほどの店とは違ったので、ここではハンバーガー🍔をいただく事に。
またこのお店には、瓶コーラの自販機もあり。


やっぱハンバーガーにはコーラでしょ!
という10代の固定観念まま、いただきまーす!!(@⌒~⌒@)


!!!!!!
思ったよりウマい!!!

特に肉の味が濃厚で、脂もしっかり感じられる。
小食の方だったら、これ一つでも大丈夫かもしれない・・・


ふぅ・・・( ´З`)=3
お腹いっぱい・・・

次のレトロ自販機を偵察すべく国道122号を北上し、群馬県みどり市へ。




《丸美屋 自販機コーナー》


日光方面にアクセスしている国道122号沿いだけあって、多数のドライバー・ライダー・チャリダーで混雑しています。

この店の特徴は、何と言っても麺類レトロ自販機。
3台ズラッと横並び。


また国道沿いと言う場所柄、ツーリング途中に立ち寄る方が圧倒的に多いようで、店の窓にはステッカーがびっしり貼られています。


みどり市から南下、群馬県伊勢崎市へ。




《阿久津ベンディングサービス》


外観の通り、中に入ってもここはゲームセンターと言った方が近い。


しかしトーストサンド自販機は、しっかり生き残っている。
この辺りが、さすがレトロ自販機の聖地 群馬県と言ったところだろう。




《自販機食堂》


群馬県がレトロ自販機の聖地と言われ、多くの物件が今も稼働を続けているのは、(株)ミトミさん、そしてマルイケ食品さんという自販機に食材共有をしている2社が、いずれも群馬県に存在しているおかげ。

そしてこのお店は、そのミトミさんのアンテナショップ。
もちろん「御三家」も揃っていますが・・・


大きな特徴は、キャラクターグッズを販売している所。


メインキャラクターは、Hacoちゃんというハンバーガーの妖精です。
このHacoちゃんの写真には髭が生えておりまして、オレンジハットのメインキャラクターのコスプレをしているのではないかと思います。





《オレンジハット 茂呂店》


実はココ、ワタクシ二等兵の実家から程近い場所にあります(笑)

もう当たり前のように「御三家」(麺類・トースト・ハンバーガー)のレトロ自販機が揃っていますが、全国的にはもの凄く希少な存在なのをお忘れなく。


ここでは、さまざまな種類の ”オレンジハット グッズ” を販売。
キーホルダーが可愛かったので、思わず購入。


続いては群馬県前橋市赤城山の麓を目指します。




《オレンジ353》


絵に描いたような、田舎のロードサイド ドライブイン。
オレンジハットの系列店だったようです。


ここにはレトロ自販機だけでなく、多くのレトロゲームが稼働しています。
これは初期のUFOキャッチャーだと思いますが、いつくらいの物件なんだろう?



いよいよ次が、最後の巡礼地となります。



《ドライブイン七興》


群馬県藤岡市にあるのですが、関越道 藤岡ICからはやや遠い。
ただし ”ドライブイン” と銘打っているだけあって、建物面積はこれまでで最大。


また子供向け遊具も、元たばこ自販機コーナーと思われる場所に設置済み(笑)


肝心のレトロ自販機も、希少な「御三家」が当たり前のように揃い踏み。


ワタクシ二等兵、今日はラーメンとハンバーガーを食している。
残るうどんとトーストを、ここでいただく事にした。
(↓トースト加熱中)


チーン♪
という音と共に、加熱終了。

ところが・・・
トーストが出てこない!

まぁ古い機械だから、こういうのは仕方がない。
レトロ自販機を前にすると、人はとても謙虚になるようです。

お店のオッチャンが、自販機を開けてトラブル(詰まり)解消。
むしろレトロ自販機の中身が見れて、ラッキーでした (*ノˊᗜˋ*)ノワーイ


無事うどんとトーストを完食 (人´∀、`〃)。o○ ゴチデス♪


ゲームコーナーにて、懐かしすぎる「テトリス」を見つけたので、ちょっとだけプレイ。


ゲーム自体が久しぶり過ぎて、あっという間の高速終了。
レトロ自販機の聖地 群馬県を後にして、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」基地へと帰還しました。



上官殿!
昭和40~50年代に誕生、いまだ現役で活躍しているレトロ自販機の現状、いかがでしたか?

ちなみにオレンジハットの建物が赤色なのは、時間が経ち色あせたときにオレンジになるからという説もありますが、その真相は謎に包まれています。



新宿で誕生し半世紀。
今では群馬県内にのみ存在する貴重な元祖コンビニ。
うどんやそば、トーストにハンバーガーがその場で食べられるレトロ自販機御三家をはじめ、密かな楽しみゲームコーナーも充実。

古き良き日本の懐かしさを存分に、しかも気軽に楽しめるレトロスポット。
大日本帝国民の皆さまも、ぜひ足を運んでみてください!


(おわり)
Posted at 2024/02/03 17:40:25 | コメント(7) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2023年12月30日 イイね!

年の瀬 聖地巡礼活動

上官殿!

本年もついに年の瀬となり、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」における令和五年最後の偵察活動報告となります!!

(上官殿)うむ、今年も多くの偵察活動を行ったな。では報告を頼む。

はっ! (`Д´)ゞ ビシッ!
我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」およびワタクシ二等兵のライフワークである、聖地巡礼で締めたいと思っております!!

(上官殿)いや、別に我が隊のライフワークでは無いが・・・巡礼するのは貴様が久しぶりリアルタイムで見ていた、「あの」アニメだろう。

上官殿!
機微を見通す眼力、さすがであります!!

(上官殿)そ、そうか?σ(*´∀`照)

(*´艸`)チョロイ

という訳で、「あの」アニメとは?










MFゴースト


頭文字D 後継作
みんカラの皆さんであれば、この作品の内容は想像つくかと。

今年の10月から放送開始し、12月で一旦放送を終了していますが、来年2024年に2期の放送が既に決定しています。

そして走るステージは「箱根ターンパイク」や「芦ノ湖スカイライン」「真鶴道路」「熱海ビーチライン」など、実在の道路がそのまんま登場します。

聖地が分かり易いこともあってか、これらのコースには多くの巡礼者がおり、みんカラにおいても巡礼記が数多く掲載されています。



しかぁぁし!!!



こと聖地巡礼については、ちょっとだけコダワリのあるワタクシ二等兵。
他の部隊が行わないような偵察を行わねば!

という訳で今回は、MFゴーストの日常回。
スーパーマシン達が全く登場しない、10話の聖地巡礼を行って参りました!! (`Д´)ゞ ビシッ!






やって来たのは、早朝の湘南エリア。
我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」の基地から、1時間も掛からずに来れました。




《藤沢市 片瀬海岸》
主人公である片桐 夏向(カタギリ カナタ)の、朝トレ場面で登場。






目の前に見えるのは「江の島」と「江の島シーキャンドル」です。





《西浜歩道橋》





《新江ノ島水族館》








《山本橋》
朝トレを終えた夏向。



ヒロイン西園寺 恋(サイオンジ レン)と一緒に、コンビニへと向かうシーン。



「昨日は凄かったよね・・・夏向・・・」
※注 走りの話





《カトリック片瀬教会付近》
作中での「愛がない所に愛を植えよう そうすれば愛が生まれる」と書かれた看板、リアルでは絵画が設置されています。








《藤沢市内 某所》
夏向と恋の2人が歩いていた道。
閑静な住宅街なので、明確な場所は伏せておきます。






何やら告白の決意を固める恋。




《片瀬江ノ島駅沿いの道》
(恋)「あ、あのね夏向!」
そこへ現れたのは・・・



夏向のマシンのメカ、緒方!


(夏向)「ああー!緒方さん!!」
(恋)「ガーン・・・!」



実は父親の関係で、緒方とは子供の頃に面識があった恋。



緒方は「いつの間にこんなに背が伸びてまぁ~」と親戚ムーブ。



夏向とマシン開発に伴う約束をして、去っていきます。





《鵠沼海岸3号踏切》
シーンの切り替えで、一瞬登場。





《片瀬漁港》



先ほど登場の緒方は、夏向のライバルであり良き先輩である相葉 瞬と、夏向のマシンセッティングについて会話中。



相葉は面倒見がよく熱血漢、ただし熱くなりすぎてタイヤのペース配分を誤るなど、精神面でムラがある。
そんな相葉の駆るマシンは、日産 GT-R NISMO



この性格でGT-R乗り・・・
どこかで見たような・・・










さて、令和五年の偵察活動はこれにて最後となります。
フォロワーの皆さま、コメントをいただいた皆様、イイね!を付けてくれた皆さま、そして本ブログを覗いてくれた皆さま、全ての皆さまに感謝いたします。

その全ての皆さまに良き年が訪れますように。
良いお年を!

(おわり)
Posted at 2023/12/30 21:51:28 | コメント(7) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記

プロフィール

「@チョコレース 木曽駒ですか!中岳超えて頂上まで行ったのかな?」
何シテル?   07/22 19:08
車歴・・・AE86レビン⇒FC3S(前期)⇒Z16A⇒FC3S(後期)⇒FD3S⇒SF5フォレスター⇒フェラーリ456GT⇒SG5フォレスター⇒BMW335i⇒...
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日産 フェアレディZ 日産 フェアレディZ
2020年5月に配備。実は初めての日産車。そしてフェラーリ様以降、およそ4年ぶりとなるM ...
スバル フォレスター スバル フォレスター
2013年6月に納車。20万キロを突破したSF式フォレスターの後を受けて、我が「陸上自走 ...
BMW 3シリーズ クーペ BMW 3シリーズ クーペ
2018年9月に配備。友人の付き合いでクルマを探しに行ったはずが、一目惚れして衝動買い。 ...
スバル フォレスター スバル フォレスター
2001年12月に納車。我が「陸上自走隊 埼玉方面隊」の主力車両です。 走行距離はついに ...
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