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さとちん@のブログ一覧

2023年11月18日 イイね!

東北南部遠征記 後編

上官殿!

先日は、磐梯吾妻スカイライン蔵王エコーラインという、東北を代表する絶景ルートのドライブ・・・ではなく偵察活動を行い、併せて紅葉の様子も確認して参りました!!
☆前回 → 東北南部遠征記 前編

今回は上官殿もお待ちかね、美食偵察回でございます!!!

(上官殿)(。´・ω・)ん?
前回報告での「とんかつラーメン」や「牛タン」以外にもあると言うことか??

はっ! (`Д´)ゞ ビシッ!

(上官殿)・・・・・・・・・・

???
上官殿のご様子が気がかりだが、報告を進めましょう。






【11月4日(土)】
《宮城県塩釜市》
夜営地(=宿泊地)である仙台市を早朝に出発、海沿いの地域へと向かう。


目的地はコチラ。



《塩釜水産物仲卸市場》


コチラに朝食を食べに来たのであります!


建物内へ入ると、まさにお手本のような ”市場”
朝にも関わらず多くの人たちの活気で溢れ、


水揚げされたばかりの超新鮮な海産物が、所狭しと陳列されています。



あくまで ”市場” なので、飲食店は少なめ。
にも関わらずワタクシ二等兵が訪れたのは、こちらを食すため。










大トロ丼!


感想だって!?
そんなの・・・



美味いとしか言いようがないでしょうがぁぁぁぁぁーーー!



とにかく有無を言わせぬ、最高の味わいでした。
本当に美味かった・・・

大トロの余韻を残しつつ、次の偵察地へ移動。




《震災遺構 仙台市立荒浜小学校》
東日本大震災で被災した校舎の、ありのままの姿を公開しています。


児童や教職員、地域住民ら320人が避難し、2階まで津波が押し寄せた荒浜小学校。
1時間30分くらい滞在しましたが、災害をネタに記事を書く気が個人的に無かったので、今回は訪問した事のみを報告致します。




仙台南部道路から仙台南JCTを経由し、東北自動車道へ。
福島県 郡山JTCまで南下し、磐越自動車道へと進む。


昨日ほどの晴天ではないが、右手には「磐梯山(標高1,816m)」の山容をキレイに見ることが出来た。


会津若松ICにて下道へ。
なぜ宮城から福島に移動して来たかと言うと・・・



お昼を食べに来たのであります! (`Д´)ゞ ビシッ!



《福島県 会津若松市》
その目的地。
なかなか年季の入った・・・オシャレという概念とはかけ離れた建物の前に、昼前(11時台)にも関わらず、列を作る大日本帝国民たち。




《白孔雀食堂》
1945年(昭和20年)創業、今年で創業78年の老舗食堂。


多くの福島名物のうちの一つ、「ソースカツ丼」。
当然県内には多くの有名店が存在しますが、この店もその一つ。

そしてこの老舗食堂が有名店たる所以。それは・・・










丼からはみ出る巨大なカツ!


その巨大さに加え、創業以来継ぎ足しで作る甘めのソースにファンが多い。


朝から大トロ丼を食したワタクシ二等兵。
しかし以外にも、食が進む。
カツは巨大ではあるが厚みはそれ程でもないのと、ソースが見た目よりはサッパリしている事がその理由だろう。

味ももちろん文句なし!(人´∀、`〃)。o○ ゴチソウサマ♪



ソースカツを堪能したワタクシ二等兵は、次の目的地に向けて移動開始。
この交差点を右折し、


国道121号を北上。


山形県が近づくにつれて、天候は雨へと変化。


普段の偵察活動ならガッカリする所だが、本日は上官殿のため(?)の美味しいもの偵察と決めているので問題なし!
だがこのような天候下でも、紅葉はキレイ。


そんな中、この国道121号で、一カ所だけ偵察をしたい場所に到着。




《大峠トンネル》


1985年(昭和60年)竣工。
このトンネルが開通するまでのルート(旧道)は、何と81カ所もヘアピンカーブが連続する狭い峠道。


(かつてはバスも通っていた)


当然ながら危険箇所も多かったため、旧大峠トンネルの代わりとして作られました。
かつて何時間も掛けて峠越えをしていた難所も、今は数分で通過することが出来ます。


ちなみに旧道は長きに亘り通行止めですが、2000年代まではここを探索した方々のレポートが、ネット上にゴマンとあります。(近年は崩壊にて立ち入れず)
気になる方は、ぜひご覧になってみて下さい。

そうこうしている間に、山形県に侵入成功!!




《山形県 米沢市》
国道121号を引き続き進行し、米沢市街を目指します。
天候は変わらずですが、やっぱり紅葉はキレイ。




《登起波》
創業は1894年(明治27年)、今年で129年を迎えた老舗。


そう!
朝は「海鮮」(大トロ丼)、昼は「揚げ物」(ソースカツ丼)、そして夜は「肉」(米沢牛)!!
数日分のカロリーを、1日で摂取するのです!!!

良いお肉をいただくには・・・










やっぱりステーキ!




感想だって!?
そんなの・・・



美味いとしか言いようがないでしょうがぁぁぁぁぁーーー!
※2回目



とにかくもの凄い ”肉の旨み”
お店からは複数のソースが出て来るが、何も付けずとも、肉本来の味だけで十分楽しめる。


たまにワサビを乗せて食す。
肉と脂の旨みに対して、ワサビが良いアクセントとなり、これまた食が進む。


有無を言わせぬ、最高の味わいでした。
これまた本当に美味かった・・・

外に出ると、辺りはすっかり暗くなっていた。
ここから一気に、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」基地まで帰任したのである。




上官殿!
今回の美食偵察、いかがでしたでしょうか!!

食事のためだけに、宮城・福島・山形と大移動し偵察を行ったことは、美食家として知られる上官殿の軍部における地位も、更に向上すること間違いなしです!!!
また以前に報告した中国地方のお店より近いため、日を改めて上官殿とご一緒する事も可能であります!!!! (`Д´)ゞ ビシッ!

(上官殿)・・・そうか。ところで行けるとしたら、いつ頃になるのだ?

そうですね・・・
これからワタクシ二等兵の仕事も忙しくなる時期ですし、寒くなって来たこともあり、乙三三式車両改による走行訓練(サーキット走行)も例年通り行いますので、来年に・・・あ・・・

(上官殿)・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

(上官殿)(*′∀`)∂゙カモーン♪

・・・・・・・・・・






上官殿→ o(・ロ・)○( ゚д.∵:・..たわばっ!!←二等兵

(おわり)
Posted at 2023/11/18 22:25:12 | コメント(6) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2023年11月11日 イイね!

東北南部遠征記 前編

上官殿!

今年は11月になっても、暑い日が続いておりました!!
我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」基地のある関東地方では、間もなく紅葉の時期を迎えますが、今年の見頃は未だ先の様でございます!!!

そこで他の部隊に先んじて紅葉の偵察を行う事で、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」、そして上官殿の軍部における地位も、ますます強固になると思われます!

(上官殿)先の北海道での偵察活動において、10月にも関わらず紅葉の偵察に成功したが、今回で更に駄目押しという訳だな! ( ง ᵒ̌∀ᵒ̌)ง⁼³₌₃ フンスフンス

その通りでございます!
早速行って参ります!!C= C= C= C= C=ヘ;¯ー¯)ノ






【11月3日(金)】
《東北自動車道》
二本松ICにて下道へ。




《国道459号》
田園風景の中を走る快走路を、順調に進行します。


岳温泉を過ぎると木々が色付き始め、


更に北にある土湯温泉から先は、完全に色付いています。


そして今回の偵察活動は、いきなりメインを迎えます。



《磐梯吾妻(ばんだいあずま)スカイライン》


日本の道100選” に選出。
かつては有料道路でしたが、2013年から無料化。


全長約29km、最高標高1,622m(平均標高1,350m)の観光道路で、日本離れしたスケールの山岳道路として知られています。


絶景ドライブ・・・じゃない、偵察を楽しみたい方におすすめですね。




《浄土平レストハウス》
ちょうど磐梯吾妻スカイラインの中間地点。


周囲は火山噴火によって生成された景色が広がり、


駐車場のすぐ背後に控える一切経山(いっさいきょうざん)の中腹からは、もうもうと火山性ガスが噴出しており、駐車場から眺めるだけでもかなりの迫力があります。


ここで昼食。
興味を惹かれて注文したのは、”とんかつラーメン


塩ベースのあっさりスープ、そのスープにより程よくふやけたトンカツ。
美味かった!!



《吾妻小富士》
お腹いっぱい食べたので、少し運動。
山の稜線まで伸びる階段を昇って行きます。


稜線までは、ガイドでは10分くらい。
ワタクシ二等兵で、6分程度でした。


吾妻小富士 火口。
お鉢回り” といって、火口周辺をぐるっと歩き向こう側まで行くことが出来ますが、ワタクシ二等兵はここで満足。


満足した理由は、昇って来た道を振り返った時の眺望。
眼下には浄土平。そして山の中腹から火山性ガスを噴出し続ける一切経山(いっさいきょうざん)がよく見える。
すごい景色だ・・・


とんかつラーメンを食べ、吾妻小富士を昇り運動もした、ワタクシ二等兵。
浄土平レストハウスを後にし、磐梯吾妻スカイラインの更に先へと進みます。


ここからが、この磐梯吾妻スカイラインのハイライト。



《浄土平》


火山荒原特有の荒涼とした風景と、針葉樹原生林の相まった風景は異世界感抜群!


観光雑誌等にて紹介されつくされた大定番のスポットながら、感激間違い無しの大スケールの展望が味わえます。


また荒野を突き抜ける道路は、アメリカの ”Route66” を彷彿させるかの様な日本離れした光景。
プチアリゾナを感じる特徴的な風景は、多くのドライバー・ライダーを惹きつけています。


まさに国内トップクラスの絶景ロード。
一生に一度は走っておきたい、日本を代表するルートではないでしょうか。




《磐梯吾妻スカイライン展望台付近》
この辺りまで来ると、色付いた木々が再び道路を彩り始めます。


このルートは、路駐できるようなスペースがほとんど無い。
数少ない駐車帯でいい所を見つけたので、乙三三式車両改と紅葉のコラボを一枚。


なお、ワタクシ二等兵が偵察を行ったのは11月3日。
そして、今日11月11日から磐梯吾妻スカイラインは冬季通行止めとなります。
「行ってみよう!」と思った方、来年春までお待ちいただくことになります・・・(スミマセン)



再び東北自動車道に乗り、仙台方面へ北上。


白石ICで下道に降り、蔵王方面へ向かいます。




《蔵王エコーライン》
蔵王連峰を越え、宮城県蔵王町山形県上山市を繋ぐ、全長約26kmの山岳道路。


例年だと9月下旬から山頂付近で紅葉が色づき始め、10月下旬にかけて徐々に麓へ紅葉がおりていきます。
場所によって紅葉する木々も異なり、長い期間、紅葉が楽しめるのがポイント。


標高の高い所では既に紅葉は終わっており、高山特有の背の低い樹木が眼前に広がります。


駐車できるスペースを見つけ、景色を堪能しながら一息ついていると・・・




・・・・・・!?



サイフが無ぇ!!!



焦るワタクシ二等兵。
ここに来るまでに、サイフを使った機会を思い返す。

東北道の白石ICにて下り、その後近くのガソリンスタンドで給油。
そこでサイフを取り出しており、以降はここまで乙三三式車両改から降りていない。
という訳で、早速ガソリンスタンドへ電話。

「今日給油した者なのですが、サイフが忘れ物として届いていませんでしょうか・・・?」
「お名前と、サイフの特徴をお願いします」
「○○です、サイフは○○のブランドで二つ折りです」
「少々お待ちください」

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

「はい、届いてますよ」



ヌォォォォォーーーーー!!!
よ‶か‶った‶あ‶ぁぁぁぁぁーーーーー!!!



上って来た蔵王エコーラインを直ぐに引き返し、爆速ダウンヒル・・・なんて事はしません(笑)
周囲の流れに合わせて、安全に下山。


そして、無事サイフを回収。
直ぐに中身を確認し、現金も各種カード類も全てそのまま。何ひとつ盗難無し。

ああ・・・
日本って素晴らしい・・・(☍﹏⁰)。 。゚ カンゲキ



本当なら蔵王エコーラインで山形に抜け、夕食および夜営(=宿泊)をする予定だったが、また同じ道を行く気にならず・・・
思い付きで、国道4号を仙台方面へ。


ちなみに蔵王エコーラインは、ワタクシ二等兵が偵察を行った11月3日の3日後である、11月6日から冬季通行止めとなっています。
「行ってみよう!」と思った方、こちらも来年春までお待ちいただくことになります・・・(スミマセン スミマセン)

そうこうしている間に、仙台に侵入成功!




《仙台市 国分町》
こちらで夕食。


《味太助》
仙台と言えば、牛タン!
そしてこのお店、今や仙台名物となった牛タン発祥の店との事です。


有名店というだけあって、まだ18時台にも関わらず、既に列が出来ています。
まだ3組程度だったので、ワタクシ二等兵も列に並びます。


以外にも5分くらい待っただけで入店。
当然 ”牛タン定食” を注文。

・・・・・・・・・・

カウンター席に座ったため、ワタクシ二等兵の目の前でジュージューと肉を焼いている。
否が応でも、食欲をそそりまくりの肉の焼ける芳醇な匂いが漂って来る。

・・・・・・・・・・

焼いている様子を見ていると、特に油を引いてないのに、肉からは脂が溢れている (゚A゚;)ゴクリ

・・・・・・・・・・

来た!


当然、牛タンからガブリ。
サクッと芳ばしい表面から、柔らかくジューシーな牛タン。間髪入れずに麦飯を口に放り込む。


合う!物凄く麦飯に合う!!
口の中が油っぽくなって来たらスープを啜り、そしてまた麦飯をかき込む。これで永遠に食べ続けられる。
ごちそうさまでした!!!

少しだけ周辺を偵察し、本日の野営地(=宿泊地)へ。




後編では、宮城(朝食)・福島(昼食)・山形(夕食)という、大移動グルメ旅を報告致します! (`Д´)ゞ ビシッ!


(後編につづく)
Posted at 2023/11/11 22:30:24 | コメント(9) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2023年10月28日 イイね!

北海道上陸作戦 偵察編

上官殿!

前回の報告では、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」が支援する引退競走馬について。
特に今年から新たに支援を開始した馬について、報告を致しました!!
☆北海道上陸作戦 お馬さん編

今回は、北海道の観光地・・・ではない、魅力的な偵察地についての報告を行います!!! (`Д´)ゞ ビシッ!






3日目【10月9日(月)】
北海道上陸作戦の最終日は、夜営地(=宿泊地)である浦河町からスタートです。


サラブレッド生産牧場群の中を突き抜ける道を、偵察地に向けて一直線!




《国道237号》
浦河町から国道235号日高自動車道 富川ICを経由。富良野方面へと向かう国道237号を北へ走行。
偵察当時は10月上旬ではあったものの、北上するにつれて、既に山は色付き始めている。


場所は一気に飛ぶが、目的としていた偵察地に到着。
矢印の方向へと進み、林の中へと突入していきます。




《白金 青い池》


その名の通り、水面が青く見える不思議な池。
十勝岳の防災工事の際、堰堤にたまった水が不思議なほど青い色をたたえ、立ち枯れのカラマツとあいまって幻想的な風景に。


いつしか ”青い池” と呼ばれる様になったそう。
立ち枯れたカラマツが、幻想的な雰囲気を醸し出しています。




《北海道道966号》
正式名称は、北海道道966号 十勝岳温泉美瑛線
通称 十勝岳スカイライン


白金 青い池からそう遠くない所にある、もう一つの偵察地。
キレイに黄色く色付いた木々に装飾された、走りごたえのある道道966号を快走。どんどん標高を上げていきます。




《十勝岳 望岳台》
標高約1,150mに位置している、雄大な山岳美を楽しめる場所。


近くにある美瑛の美しい風景とは対照的な、荒々しい自然が目の当たりとなり、山頂部の赤茶けた山肌と、色付いた低木帯の境界がはっきりと分かります。


そして火口からはモクモクと噴出する火山ガス。まるで大地が呼吸をしているみたい。
さながらゲーム中のラスボスにでも出会ったような臨場感を放っています。


また十勝岳が噴火した際の茶色い溶岩流の跡と、赤や黄色に色付いた木々のコントラストが美しい。
何とも大地の凄みを感じます。


ひとたび訪れると、上手く言い表せないのですが、何となく・・・
「パワー」をもらった気分。




《北海道道966号》
再び道道966号を走るが、せっかくなので来た方向とは逆方向に進んでみる。


こちらからのルートも、なかなか走っていて楽しい。
コチラから望岳台へと向かう観光客が極めて少ないのと、目の前に雄大な富良野岳を眺めながら走れる、ワタクシ二等兵には満足度の高いルートであった。


そして今回の北海道上陸作戦、最後の偵察地へと向かう。


またまた場所は一気に飛んで、再びサラブレッドの街 新冠町へ。
国道235号の下にある、こちらの通路を通り抜けます。




《大狩部駅跡》


見ての通りの廃駅です。
本当に海のすぐそばを走るこの辺り、2015年の高波被害により運行を休止。


そのまま再開する事なく、2021年に日高本線 鵡川駅~様似駅間の廃止に伴い、大狩部駅は廃駅となります。

↓現役当時


そのロケーションから、もともと海辺の秘境駅として有名でした。

↓現役当時


まだレールが残っており、本当に海のすぐそばを通っていた事が分かる。


ブロック作りの簡素な待合室も、そのまま残っています。


残念ではあるが、この地を再び鉄道が走る事は、少なくともワタクシ二等兵の目の黒い間は無いだろう。


だからこそ「見たい!」と思った景色は、テレビやPCの画面越しではなく、多少無理してでも自分の目で見るものだと、改めて感じるワタクシ二等兵であった。

↓現役当時、大狩部駅に入線してくる車両


(おわり)
Posted at 2023/10/28 20:51:12 | コメント(4) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2023年10月21日 イイね!

北海道上陸作戦 お馬さん編

上官殿!

久しぶりに連休が取れたので、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」が支援する引退競走馬の様子を確認して来ようと考えておりますが、よろしいでしょうか!!

(上官殿)五月の大型連休以降となるしな、よかろう。

はっ! (`Д´)ゞ ビシッ!
もちろんそれだけでなく、美味しい食事処も偵察致します!!

(上官殿)ふっ・・・二等兵も分かって来たな ー ̄)ニヤリ






1日目【10月7日(土)】
《日高自動車道》
今回は飛行機にて北海道入り。
予約していたレンタカーに乗り込み、日高自動車道から国道235号(浦河国道)へ。


競走馬を引退し、更に種牡馬・繫殖牝馬(子孫を残す)としても引退した馬たちを支援する認定NPO法人「引退馬協会」の会員である、ワタクシ二等兵。
まず最初は、今年6月から新たに支援を始めたばかりの子に会いに行きます。



《Calm Days Farm》


牧場の方に挨拶し、早速放牧地へ。
さてさて、支援している子はどこかなー


・・・・・・・・・・

いた!

テイエムプリキュア


2005年のJRA賞最優秀2歳牝馬
同年の阪神ジュベナイルフィリーズにて、中央競馬における最高峰 GIレースを制しています。
そして ”プリキュア” という名前の通り牝馬、つまり女の子です。

この子の最も印象的なレースは、2009年 エリザベス女王杯(GI)
クィーンスプマンテとともに ”大逃げ” を敢行し、一番人気の牝馬二冠 ブエナビスタから逃走。
1着は逃したものの、ブエナビスタに先着する2着でゴール。
※ずっと先頭付近にいる11番 ピンクのメンコ(お面)がプリキュア


そんな大観衆を沸かせたプリキュアも、今年で20歳。
人間でいう所の60代に相当する彼女、生まれ故郷の北海道でのんびり余生を過ごしています。
↓ワタクシ二等兵とテイエムプリキュア




《渡辺牧場》
今年5月に亡くなったアイドルホース、ナイスネイチャが繋養されていた牧場です。


ナイスネイチャも支援していたワタクシ二等兵は過去何度も訪れており、今回新たに1頭の支援を開始。

モアザンベスト


中央競馬で14戦4勝、2007年に引退。
モアちゃん自身に重賞(GI・GII・GIII)勝ちはないものの、息子のタイセイドリーム(父:ディープインパクト)が、新潟ジャンプステークス(JGIII)を制しています。
マイペースですが、とても懐っこいかわいい子です。



さて次の牧場に向けて移動ですが、そろそろ昼どきなので、お腹が空いてきました。




《食事処 冠月》
新ひだか町にあるお店で、


海沿いに店舗を構えているため、店内からの眺めも一面の海。


ワタクシ二等兵は、ミックスフライ定食を注文。
揚げ物ひとつひとつがデカイ!


まずは塩&レモンでひと口。ううっ、ビールがほしい・・・
サクリ食感にホワリ食感、タラの美味しさが引き出されている。実に旨いのであります。


続いてソースで1個。そして白メシをバクバク喰います。
モノと仕上げが素晴らしいので結局どう喰っても白メシに合うのでしょう。
なお、マヨネーズも当たり前に旨いです。



《Yogibo ヴェルサイユリゾートファーム》
こちらは関係者でなくとも、指定された見学時間内であれば、いつでも訪問可能な生産牧場です。


ワタクシ二等兵のお目当ては、この子。

オジュウチョウサン


障害競走馬として活躍し、昨年2022年末に引退したばかり。
中央競馬での最多勝利数(通算20勝)を誇り、最優秀障害馬に5回も選出(2016~2018年・2021年・2022年)など、数々の記録を打ち立てました。

現役時代は気性の荒いイメージでしたが、近くで見ると凄いカワイイ顔をしています。


(ワタクシ二等兵 撮影)




《ブリーダーズ・スタリオン・ステーション》
先のヴェルサイユリゾート同様の生産牧場ですが、見学時間が限られており、いつでも可能ではないのでご注意ください。


ここには、超メジャーなお馬さんが多数在籍。

シュヴァルグラン


馬主は、「ハマの大魔神」こと元プロ野球選手 佐々木主浩氏
2017年の国際GI ジャパンカップに勝利しています。

キセキ
2017年 菊花賞(GI)優勝。


ダノンスマッシュ
2020年 香港スプリント、2021年 高松宮記念とGIだけで2勝。
重賞(GI・GII・GIII)8勝という素晴らしい成績を残しています。


ラブリーデイ
2015年の宝塚記念、同年の天皇賞(秋)と、こちらもGIだけで2勝。重賞6勝。


コパノリッキー
風水で有名な、Dr.コパ氏が馬主。
ダートレースで活躍し、10億円近くの賞金を獲得した名馬です。


フィエールマン
2018年の菊花賞、2019年・2020年の天皇賞(春)という長距離GIレースを勝利した、生粋のステイヤー(長距離レースが得意な馬)。
また、2020年のJRA賞最優秀4歳以上牡馬でもあります。


ジャスタウェイ
2014年度ワールド・ベスト・レースホース・ランキングで単独1位となり、日本調教馬として史上初めて同ランキング単独1位「世界一」を成し遂げた馬です。


2013年の天皇賞(秋)、2014年のドバイデューティーフリー、安田記念とGIレースだけで3勝。
それだけの大偉業を打ち立てながらも、その性格は真面目で穏やか。
その性格ゆえか、この日は顔を見せてくれず、馬房の奥から出て来ませんでした(残念)






2日目【10月8日(日)】
今日もお馬さんづくしとなります。




《イーストスタッド》
今回初めてお邪魔する事になった、(子孫を残す)種牡馬を扱う生産牧場です。


ここでのお目当ては・・・

ホッコータルマエ
2016年に日本競馬史上初のGI(ダートGI含む)レース10勝を達成した、歴史に残る名馬です。


にも関わらず、幼少期から大人しく、優しい性格。


故にストレス発散は、周囲に対して行わず、馬房に吊り下げられたプラスチックのリンゴのオモチャに向かって、ヘディングしていたとのこと。
(ワタクシ二等兵 撮影)




《うらかわ優駿ビレッジAERU》
こちらは関係者でなくとも、指定された見学時間内であれば、いつでも訪問可能です。


つい最近、新たにGIホースが繋養される事になったので早速訪問。

ナカヤマフェスタ
2010年の宝塚記念(GI)勝者。


また同年にはフランス・パリのロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(国際GI)で、アタマ差(約40cm差)の2着。
これが凱旋門賞における、”日本馬の最も勝利に近い” 結果は、10年以上経った今でも変わっていません。




《ドライブイン あさり浜》
今日のお昼です。


おそらく地元の方だと思いますが、子供から大人まで賑わってるお店でした。
こうゆうお店って、だいたい何食べても美味いって思ってます(о´∀`о)
五目ラーメンを注文。

って、全然五目じゃなーい!(数えたら十二目)


魚介類の出汁と野菜からの出汁も加わって、うんまい塩らーめんですわ。
オマケに器が洗面器並みの大きさで、ボリュームたっぷり。
こりゃ地元民で賑わってるのも納得です、ごちそうさまでしたー



《ビッグレッドファーム》
こちらも指定された見学時間内であれば、いつでも訪問可能です。


ゴールドシップ
ウソのような本当の話から都市伝説レベルまで、とにかく話題に尽きないお馬さん。
”黄金船” ”不沈艦” ”猛獣ゴルシ” など、多くの愛称を持つ。


実績もとんでもなく、GIだけで6勝。
通算27戦のうち、一番人気が15回・二番人気が10回、引退式は4万人もの観客に見守られるなど、高い人気を誇っています。




《レックススタッド》
見学時間が限られており、いつでも可能ではないのでご注意ください。


(子孫を残す)種牡馬を扱う生産牧場なので、中央競馬で活躍した有名馬がズラリ。

エイシンフラッシュ
2010年の日本ダービー、そして2011年の天皇賞(秋)、2つのG1レースの勝者です。


スマートファルコン
ダート最強格の馬として知られており、獲得賞金も約10億円と超高額。
いつもちょっとだけ口が空いているのが、チャームポイント。


マカヒキ
2016年 東京優駿(日本ダービー)の勝ち馬。


レッドファルクス
短距離王を決めるスプリンターズステークスで、2016年・2017年と連覇したスピードスター。


ぬいぐるみも発売されていたアイドルホースです。




これにてお馬さん巡りは終了。
次回報告は、ちょっとだけ行った観光・・・じゃない、偵察報告になります! (`Д´)ゞ ビシッ!


(つづく)
Posted at 2023/10/21 21:19:50 | コメント(5) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2023年10月07日 イイね!

始まって直ぐに消失する国道

上官殿!

今回は久しぶりに、「酷道」の偵察を行いたいと考えております!! (`Д´)ゞ ビシッ!

(上官殿)そう言えば去年、国道なのに2ヶ所も道が途切れている所の報告を受けたな。

はっ!さすがでございます!!
国道152号の、2ヵ所の分断箇所を偵察したのであります!!!
1つ目の分断箇所 → 【青崩峠】
2つ目の分断箇所 → 【青崩峠・地蔵峠】

今回はそのすぐ近くに新たな酷道を発見しましたので、早速偵察に行って参ります!

【酷道とは】
「国道」は、道路法に基づき国が政令で指定する、まさに国が管理している道路。
しかし中には「ここホントに国道!?」と疑いたくなるような道も存在しており、それらをマニアは「酷道」と呼んでいます。



今回偵察を行うのは、「国道256号
岐阜県岐阜市と長野県飯田市を結ぶ、総延長233kmにおよぶ長大国道です。


最大の特徴は、一部に約12kmの車両通行不能の区間、いわゆる「点線国道」の区間があること。

と言っても、車両通行不能な点線国道は日本にそこそこ存在しており、冒頭の国道152号 青崩峠・地蔵峠もその1つ。
ですがそのほとんどは、長い国道の中の、どこか途中に存在しています。
つまりどんな国道であっても、起点と終点付近はソコソコ整備され、ちゃんとしている。ということです。

しかし、この国道256号の終点は例外。

何と国道がスタートしてわずか300メートル程で、国道256号はどこかに消失してしまいます。

さらにその後、唐突に国道は復活します。それも意外な形で。

今回はその国道256号、長野側終点付近の偵察を行って参ります!






《飯田市上村》
この先のT字路にて、国道256号が出現。


案内標識には、左折する道が国道256号であることが、はっきり示されています。
しかし不穏なことに、行先の地名は無い。
この段階で「この国道は何かおかしい」と感じる人が大半だろう。


案内標識から150mほどで名前の分からないT字路があり、ここが国道256号の終点となっています。
はるばる岐阜から、200km以上も走ってきた苦労人の256号が辿り着いた、じみ~な終点。




《国道256号》
T字路を曲がって国道256号へ入ると、向橋にて上村川を渡る。
橋の先に見える立派な建物は、飯田市上村自治振興センター、いわゆる旧村役場である。


国道256号は、この旧役場前で特に案内は無いが右折。


右折した直後の前面展望。
決して広くはないが、センターラインのある整備された道が伸びていて、国道の威厳は十分に保っている。


・・・かに見えるが、左前方に何か設置されている。


全面通行止ェェェェェ!


国道に入って、まだ200m程度。
ただ全面通行止となってはいるものの、この先にはまだ民家があるためゲートやバリケードは無く、普通に通行が出来る。

そしてその全面通行止看板の隣には、「長野県道251号 上飯田線」の標識。




あれ?国道どこ行った??



一番信用の置けそうな、国土地理院の地図を見てみましょう。
赤色が国道、黄色が都道府県道で表記されています。
赤丸の地点が、先にも報告した国道256号のじみ~な終点。



青丸の地点を境に、急に黄色表記(=県道)になっているのが分かります。


ちなみに先ほどの県道標識があった場所は、国土地理院地図では国道のハズ(=県道の始点はもう少し先)なのですが、何故かフライングで表示されています。



国道に入っているのに国道標識は無く、それどころか、まだ始まっていない県道標識が設置されているという状態。

国道と県道の境目はどこなのか?
国道はどこで消えてしまっているのか?



ここです。
右側に見える橋までが、国道256号。
橋から向こうは、県道251号です。



では本当に国道256号は、ここで消失してしまったのか?
結論から言うと・・・



答えは「NO」



国土地理院地図にて県道251号の先を見ると、突然国道(赤色点線表記)が登場します。
※青丸(画像下)が国道/県道の境目


もうお気づきだと思いますが、突如として現れたこの点線国道の正体こそが、消失したと思われた国道256号です。


ではこの国道256号が突如として現れる場所を目指し、県道251号を進行します。



《長野県道251号 上飯田線》
この先(赤石トンネル付近)が崩落して通行出来ない事から、整備状況は良くない。


崖側路面に多くのヒビ割れが発生しており、道路としての寿命もそう長くないだろう。




《国道256号 合流地点》
のハズなのだが・・・国道はどこ?(舗装路は県道)


何やら木製の看板らしきものがあるので見てみると・・・


【秋葉街道】 別名 ”塩の道”
我々人間が生きるために必要な塩が、昔は内陸の長野では取れなかったため、秋葉街道を通って大量の塩が運び入れられると共に、多くの人が行き来していました。
この道は太平洋と内陸の長野県を結ぶ、超重要な道だったのです。


↑の画像にも記載がありますが、「小川路」こそが、突如現れた点線国道、そして国道256号の正体です。

ところで、その国道はどこでしょうか。
皆さん、分かりますか?


答えは・・・








拡大すると・・・




絵に描いたような点線国道(笑)
つまり、道なき道。



またこのすぐ近くには、県道251号の標識が。


国道との合流点のハズなのに、相変わらず国道標識は皆無。


気持ち的には点線国道区間も踏破したいところだが、さすがに装備(登山靴や雨具・熊鈴など)が必要。
短パンにサンダルというこの日のワタクシ二等兵では無理と諦め、これにて国道256号の偵察は終了。



帰り道、すぐ近くにある国道152号の点線国道区間「地蔵峠」に立ち寄る。


左が林道、直進が国道。
知らない人からすれば、どう見ても直進方向が国道とは思えないだろう。


そして変わらぬ道路状況。


普通であれば目の前にこの光景が拡がれば落胆してしまうだろうが、ワタクシ二等兵のような一部のマニアにとっては、安心感すら覚える。




以上で偵察活動は終了となりま・・・



せん!新情報入手!!!



国道256号の終点から300mほどの橋の所で、国道は突然消失し、それは国土地理院地図でも証明されたのですが・・・




実は、ほとんどの地図で示されていない、真の道が存在したのです!!!



これは「オープンストリートマップ」というアプリの地図なのですが・・・


このマップには、何と消失した先の国道256号が!!!


橋を渡り、民家の間を抜けるように国道が伸びています。


しかし国道はここを右だと言われても、信じがたいような風景である。

(ストリートビューより)

橋の先は集合住宅(上村市営住宅)が建ち並んでいるだけで、おおよそ国道らしく見えない。
それどころか、どこかへ通じているような道に見えない。

どう見ても、集合住宅への進入路だろう?!

橋を渡った後は、突き当りを左に。
一番奥にある建物と、その手前にある建物の間を、国道は突き抜けている。


2つの建物の間に着き、右折するべく右方向を向くと、
そこには驚くべき国道風景が!










行き止まり(笑)


もしも、ひとつ奥の道が正解だったとしても、やっぱり答えは「行き止まり(笑)」




国道256号の ”真の道” に辿り着くには、もう少し調査が必要なようだ。
国道が突然消えたり、突然点線国道として復活したりと、とても興味深い路線でした。

我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」は、引き続き調査・偵察を継続致します!(`Д´)ゞ ビシッ!

(おわり)
Posted at 2023/10/07 21:40:44 | コメント(9) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記

プロフィール

「@チョコレース 木曽駒ですか!中岳超えて頂上まで行ったのかな?」
何シテル?   07/22 19:08
車歴・・・AE86レビン⇒FC3S(前期)⇒Z16A⇒FC3S(後期)⇒FD3S⇒SF5フォレスター⇒フェラーリ456GT⇒SG5フォレスター⇒BMW335i⇒...
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