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2017年09月18日 イイね!

北アルプス山岳訓練 後編

上官殿!


先月実施を致しました、北アルプスでの山岳訓練につき、後半の報告が遅れ申し訳ございません!!

上官殿もご存知のとおり、先週は我ら『陸上自走隊 埼玉方面隊』の隊員見習い一号(長女)が日々修練を行っている、西洋舞踊(=バレエ)の発表会およびその事前準備により、報告を行うことが出来ませんでした!

そう言えば今日、隊員見習い一号の西洋舞踊の先生が我らが基地にいらっしゃるので、早々に報告を実施させて頂きます!!






前回は、上高地から岳沢を経由、北アルプス屈指の急坂である重太郎新道を登り、前穂高岳(3,090M)登頂までを報告致しました。
今回はそこから先、吊尾根を通り、日本第三位の標高を誇る奥穂高岳(3,190M)を登頂。
穂高岳山荘ザイテングラードを下降し、涸沢までの道程を報告致します!!



紀美子平にてお昼を食べながら、これから向かう奥穂高岳を眺める。
画像右側に見える吊尾根を通り、奥穂高岳山頂を目指します。



まずは最低コルを目指して、南面の砕石帯を辿る。
大きな勾配はないのですが、このように片側が切れ落ちている箇所も多いので、注意して歩を進めます。



最低コルを過ぎると、再び登り始めます。
上を見れば、奥穂高岳の手前にそびえる南稜の頭が間近に見えてくる。



次第に勾配もきつくなり、かつ高度感のある急登を進みます。



このあたりは既に標高が3,000Mを超えていることと、重太郎新道の急登で疲れていることもあり、かなりシンドイ。。。

でも眺望は素晴らしく、右を見れば燕岳や大天井岳がよく見えます。



後ろを振り返れば、先に登頂した前穂高岳の勇ましい姿が。
画像では右側の斜面を登ってきたワケですが、こうやって見ると、よくあんなトコ登ってきたな~と、思わず自分に感心。



南稜ノ頭を超えれば、前方には北アルプス最高峰の山頂でくつろぐ人たちが見える。
モウスコシダーーーーーー!!







そして、


ついに、


奥穂高岳(3,190M)山頂に、とうちゃっくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅー!!



3,000M峰を連覇でございます!!

所要時間は、岳沢登山口から8時間。
ほとんど登りっぱなしだったので、結構しんどかった!!


本来であればここ奥穂高岳からは、槍ヶ岳の主稜線やジャンダルム、飛騨側の山並みが一望できるのだが、山頂に到達するちょっと前から急速に雲が出始め、ほぼ眺望はなくなってしまった。。。



うーむ。。。



そうだ! 翌日の朝に再び奥穂高岳まで足を運び、北アルプス最高峰からの日の出を拝もう!!

という事で、宿泊地である穂高岳山荘へと向かいます。




涸沢岳を正面に眺めながら下っていき、セバ谷枝沢の源頭部をトラバースすれば、足元が切れ落ちだ岩稜の北端にと出て、穂高岳山荘が下に見えてきます。



山荘の直前にある岩壁は、かなりの急勾配。
気を緩めず、最初の一歩をゆっくりと確実に踏み出すことを心掛けます。
クサリからハシゴに移るときもゆっくりと、焦らずに常に三点確保の姿勢で行います。



そしてこの岩壁から下り立った所が、穂高岳山荘の建つ白出のコル
ちょうど標高3,000Mくらいに建っています。







翌日は早朝5時に山荘を出発、再び日本第三位の山頂での日の出を拝むため、奥穂高岳を目指します。

東の空が紅く燃え、夜明けが近いことを知らせてくれます。



穂高岳山荘から奥穂高岳山頂までは40分ほどで到着。



そして、日本第三位の山頂での日の出を迎えます。







この日は早朝ということもあり、周辺の絶景がよく見えます。

昨日登頂した前穂高岳から明神岳への稜線。
奥には富士山も見えてますね。



まだ静けさに包まれる、上高地方面。
焼岳がはるか下に見える。



西穂高岳方面。
この朝はかなり風が強く、穂高連峰最難路とされるこのルートを進む登山者もまばら。



そしてもうひとつの難路、大キレットからの槍ヶ岳縦走路も見えます。



山頂での眺望をたっぷり楽しみ、いざ下山。






いったん穂高岳山荘まで戻り、ザイテングラートという岩の支稜を下っていきます。




このザイテングラード、急な下りが続くのですが、決して難路ではない。

しかし過去には、海外遠征豊富な知人がここで転落し、大ケガをしています。
「油断していた」と彼は言う。

実際私がこのルートを下った次の週には転落事故も発生し、残念ながらその方は亡くなられています。

難所を越えて来た安心感からか、つい気を抜きがちになってしまわぬよう、ワタクシ二等兵、慎重に下っていきます。



勾配も緩くなり、雪渓を横断すると、涸沢に到着。



ひと休憩し、昨年通ったパノラマルートから帰ろう!



んん!?


何やら看板が??




ガビーーーーーーーーン!

通れないとな!!!!

なーんて、下調べで最初から分かってましたが、ちょっと残念。
メジャールートである、横尾経由で上高地へと下山していきます。






メジャールートということもあり、涸沢を目指す多くの登山者とすれ違います。

ふと奥穂高岳方面を振り返ると、青空が。
登り行く登山者達の幸運と無事故を祈りつつ、今回の山岳訓練は幕を閉じました。







上官殿!

以上で報告を終わります!!



はっ!!
隊員見習い一号の西洋舞踊の先生が、もうすぐいらっしゃいますね!






。。。。。。。。。。






やはりバレエの先生だけあって、美人でスリムなお方ですな。
そういえば先の発表会にて先生が、余興でメイドコスにて踊ってらっしゃいました。






。。。。。。。。。。






グフフ。。。。。。 (`ω´) ゲス顔






はっ!!!!!!
上官殿!?








逝ってらっしゃいませ♪ ご主人様♪♪
Posted at 2017/09/18 17:03:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | 偵察訓練 | 日記

プロフィール

「@チョコレース 木曽駒ですか!中岳超えて頂上まで行ったのかな?」
何シテル?   07/22 19:08
車歴・・・AE86レビン⇒FC3S(前期)⇒Z16A⇒FC3S(後期)⇒FD3S⇒SF5フォレスター⇒フェラーリ456GT⇒SG5フォレスター⇒BMW335i⇒...
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