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さとちん@のブログ一覧

2018年06月17日 イイね!

東海地方における偵察活動記録

上官殿!

兼ねてより密談を重ねていた豪商より連絡がございました!
この密談を有利に進めるべく至急現地に急行し、交渉を進めますのでご許可をお願い申し上げます!

はっ!!
早速のご英断、ありがとうございます。



という訳で準備もソコソコに東名をひた走る。

途中、浜名湖SAでひと休憩。
三ヶ日みかんソフト、ウマー(゚Д゚ ).




向かう先は愛知県豊橋市。

豪商との密談を終えると、もう夕方近くになっていた。
これから帰ると、東名の大渋滞に捕まるな・・・

面倒なので今日はコッチで泊まって、明日朝帰ろう!!
そうすると急に時間に余裕が出来たな。。。
どうしよう。。。



そうだ!
以前から気になっていたアソコに行ってみよう!!



と来たのがコチラ。
本長篠駅、愛知県新城市にあるJRの駅です。




現在この駅はJR飯田線のみが使用していますが、かつては「豊橋鉄道 田口線」の分岐駅でした。

名鉄の子会社である豊橋鉄道(豊鉄)は、地元の人に「市電」と呼ばれている路面電車の東田本線(駅前~赤岩口・運動公園前)、そして豊橋と渥美半島の田原市を結ぶ渥美線(新豊橋~三河田原)を運行しています。

今はこの2路線を所有している豊鉄ですが、過去にはもうひとつ鉄道路線を、しかも豊橋から遠く離れた奥三河で運行していました。

それが1929年(昭和4年)に開業し、1968年(昭和43年)に廃止となった田口線です。
廃止から50年が経過、かつては木材運搬路線として活躍した田口線、今回はその跡を辿ろうと思います!!






さて先ほどの本長篠駅、駅舎側には今は通路となったホームがありますが、実はここがかつての田口線の発着ホーム。


構内踏切を渡り、現役の飯田線のホームへ。
よく見るとポイントが外されていて入線出来ないようになっているが、現役当時はここから先に線路を延ばしていた。




駅の北側の道路に来ました。 向こうに飯田線の架線が見えます。
手前の砂利道あたりで、田口線に分岐をしていました。


なお線路跡は道路に転用されています。
一般の人から見れば、何てことない生活道路です。


本長篠と、田口線の終点であった三河田口との標高差は254mもあり、ここから先はひらすら上って行く事になります。 森林鉄道と言われた所以ですね。



しかし、しばらく行くと何か見えてきたぞ?







ムォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!
かつてここに線路があったことを示す遺構がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!


これは内金トンネルという、田口線のトンネルのひとつ。
今でも車で普通に通行できます。




この先は山に阻まれ跡を追えないので、一旦県道へ。

って、んん?


鉄橋の橋梁じゃないデスかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
道端で異様なオーラを放っていました。

この鉄橋の先を見ると、深い森林の中へ消えていく。
その先には、本長篠の次の駅へと繋がるはず。

しかし、廃線跡がなかなか見つからない。
しばらく付近を彷徨っていると。。。。。。






んん??


自然の中に、違和感のある景色。
近づいてみると・・・








ヌゥォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!
キタタタタタタタ━━━(((((゚(゚(゚(((゚゚∀∀゚゚)))゚)゚)゚)))))━━━!!!!!!

トンネル内の路面は荒れているが、徒歩でなら進めそうだ。
一部ぬかるんでいる所もあり、途中ホームセンターで買った長靴が役に立った。






もうすぐ出口、その先には森林が広がっているのが見える。
んん??
何か建造物らしきものが見えるぞ??







フンヌゥォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!
キタ━━━ヽ(゚∀゚)ノ━( ゚∀)ノ━(  ゚)ノ━ヽ(  )ノ━ヽ(゚  )━ヽ(∀゚ )ノ━ヽ(゚∀゚)ノ ━━━!!!!




ここが本長篠駅の次の駅、三河大草駅
だったところです。


何だかもう、自然に帰りかけてますね。



三河大草駅のホームから、通ってきた大草トンネル方面を見る。
ホントにすごい山の中だな、ここに駅を作る意味はあったのだろうか?




そしてこの大草トンネルを抜けると築堤に出て、また直ぐ別のトンネルが見えます。
森林鉄道らしく、トンネルが多いのもこの路線の特徴ですね。


こちらは整備されており、車でも進入できる。


トンネルを抜けると開けた場所へ。
真っ直ぐ先にある森林の中へ、路線はあったようだ。


近づくと、やはりトンネル。


ここから先へは進めそうにないので、次を目指します。



しばらく県道を走り、鳳来寺入り口前で側道へと路線跡は進む。


ここが鳳来寺駅跡。
左側の駐車場に、駅舎があったようです。


鳳来寺駅はその名の通り、鳳来寺参拝のための駅でした。
正面に見える茶屋を右に進むと、参道へと入って行きます。



どうもここから先は県道(32号)に吸収されているようですね。




と思ったら、またすぐにトンネル。


ここで県道と分かれています。




反対側に回ると、ここが田口線跡だったことを示すものが。


画像左下の白いモノには「田口」の文字が。


そして線路は、向こう側に延びている。








鳳来寺小学校のあたりからは、サイクリングロードになっています。




サイクリングロードを間近で見れるところまで来ました。


この先に、次の駅の玖老勢(くろぜ)駅があったと思われます。




サイクリングロードなので、再び徒歩で進行。
しばらく歩くと、コンクリート製の基礎のようなものが見えてきます。


おそらくここが、玖老勢駅跡だと思われます。


そしてこのサイクリングロード、橋は鉄橋を転用しているようですね。



本当はもう少し先にも行って見たいのですが、日が落ちてしまうのでここで終了。
非常に中身の濃い内容でした!!


廃止されて50年経つ路線ですが、その跡は有効活用され、かつ歴史を伝えるものも残っています。
人々の心から、そう簡単に忘れ去られることはないでしょう。。。



<オマケ>
翌日、浜松へ。
とあるうなぎ屋さんへ行ったのだが、昼時と重なり多くの待ち客が。(6~7組)


ここがどこか、気づいた人はいるかね?






今年の1月~3月に放送されたアニメ「ゆるキャン△」。
その内で登場するうなぎ屋さんなのです!


アニメではまだ辿り着いていない話なので、2期があれば間違いなく出てくるはず。
BDも1万枚を突破してるし、たぶん2期はあるんだろうな。



偶然にもマンガと同じ、カウンター席へ。
大将の雰囲気もバッチリです。






メニュー


ちょっと違う




鰻重 大
ウマー((美^~^味))モグモグ♪




このうなぎ屋さんの向かいにある、浜名湖佐久米駅


ここも登場しています。



冬の間であればこの駅には、多くのユリカモメが集まるのは有名で、マンガでもその描写がありますが、6月の今は姿なし。






なお、ここから歩いて行けるとしている、主人公なでしこのばあちゃんの家は、おそらくここをモデルにしたと思われます。


場所は、ヒミツです!
Posted at 2018/06/17 19:41:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記

プロフィール

「@チョコレース 木曽駒ですか!中岳超えて頂上まで行ったのかな?」
何シテル?   07/22 19:08
車歴・・・AE86レビン⇒FC3S(前期)⇒Z16A⇒FC3S(後期)⇒FD3S⇒SF5フォレスター⇒フェラーリ456GT⇒SG5フォレスター⇒BMW335i⇒...
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