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2023年06月17日 イイね!

遠地自走偵察活動 其の五

上官殿!

過去4回に亘り行って来ました、北海道における遠地自走偵察活動報告。
ついに最終報告となります!!! (`Д´)ゞ ビシッ!

■報告まとめ
其の壱 大洗港~苫小牧~日高~余市~積丹~札幌
其の弐 札幌~小樽~日本海オロロンライン~稚内
其の参 稚内~サロマ湖~帯広
其の四 帯広~浦河~三国峠~幌加~帯広
其の五 帯広~新ひだか~新冠~苫小牧~大洗港 ←今回






6日目【5月5日(金)】
《帯広駅前》
朝7時台に出発。
天気予報では曇りだったものの、良い天気!


帯広広尾自動車道(無料)から国道236号へと進み、昨日と同じ浦河町方面を目指します。



《国道236号》
広尾町~浦河町の区間は、2つの町の間にそびえる日高山脈をぶち抜く唯一のルートであり、ワタクシ二等兵のお気に入り。

走りやすく、


それでいて素晴らしい眺望を見ることが出来る。


日高山脈が近づくと適度なワインディングとなり、走りも楽しめます。
国道なので道路も整備されており、交通量も比較的少ないのがウレシイ。


日高山脈の下をぶち抜く野塚トンネル。長さが4.2kmもあります。


トンネルを抜けると、そこは浦河町
峠道を下りきると、景色はこれまでと大きく変わり、サラブレッドを生産する牧場が道の左右に広がります。




《本桐牧場》


創業100年を超える老舗で、サラブレッドの生産から育成・調教まで幅広く手掛ける有名牧場です。
ただし現在、牧場関係者以外で立ち入れるのは、引退馬協会の一部の方のみですので、ご注意ください。

敷地内にある「チャイナロック」像。


20世紀、とりわけ戦後の日本のサラブレッド馬産を代表する大種牡馬の1頭で、あの昭和の大名馬「ハイセイコー」の父でもあります。
そのチャイナロック号が余生を過ごし、生涯を終えたのがここ本桐牧場です。

この超有名牧場にも、ワタクシ二等兵の支援する引退馬がいます。

タイキフォーチュン


GIレース初出走となった1996年のNHKマイルカップで、いきなりの勝利。
しかもこのレースでレコードタイムを叩き出します。
このレースを実況したアナウンサーは勝ちタイムに驚愕し、解説者に「これは・・・電光掲示板、間違ってないですよね!?」と確認を求める程でした。

そんなフォーチュンも今年で30歳。
人間で言えば90歳前後となった彼ですが、ここ本桐牧場は生産牧場でもあるので周囲は賑やか。

道を挟んだすぐ向かいには、元気のいい仔馬たちがワチャワチャしてます。
(ワタクシ二等兵撮影)




《ノーザンレイク》


ここ数年SNSでその知名度を大きく伸ばし、一般見学は2ヶ月先の予約が一瞬で埋まる人気牧場です。
ただしこちらも牧場関係者以外で立ち入れるのは、引退馬協会の一部の方・一般見学で予約済の方のみですので、ご注意ください。


ここにもワタクシ二等兵の支援する引退馬が。

メイショウドトウ


2001年の宝塚記念を制した、GIホース。
威風堂々とした名前に反して、おっとりとした穏やかな性格で、大変に人懐っこい子です。
何もしなくてもドトウの方から人に近寄って来るので、撮られる写真のほとんどが顔のどアップという、珍しいサラブレッドです。

また大変な食いしん坊としても有名。
(ドトウにニンジンをあげる二等兵)


これまで同じ牧場で一緒に過ごして来た「タイキシャトル」が昨年亡くなり、前回報告した「ナイスネイチャ」も先月この世を去ったことから、このドトウが次の引退馬の顔と呼ぶべき存在となりそうです。



そしてこの牧場で、何と新型フェアレディZに乗っている方と遭遇!
「どこかでお話ししましょう!」という事で、移動開始。




《桜舞馬公園(オウマイホースパーク)》


大阪在住、敦賀(福井県)からフェーリーで来たというこの方、何と納車された二週間後にここまで来た強者でした。
走行距離もまだ800kmくらいなので、慣らし運転中。
北海道にクルマを持ち込んでの慣らし運転、ある意味ゼイタク。

運転席にも座らせてもらいました。
乙三三式車両改と違い、デジタルのパネルエリアが非常に広く、進化を感じさせます。


そのまま2台でツーリングがてら、同じ目的地へ。



《ビッグレッドファーム》


こちらは関係者でなくとも見学可能な施設です。
お目当てはコチラ。

ゴールドシップ


ウソのような本当の話から都市伝説レベルまで、とにかく話題に尽きないお馬さん。
黄金船” ”不沈艦” ”猛獣ゴルシ” など、多くの愛称を持つ。

また大人気アニメ&アプリゲーム「ウマ娘」では、実馬の性格通り、かなり破天荒なキャラクターとして設定されたが、馬主から「実馬はもっと変だ」という笑い話のようなクレームが入ったことで有名。

実績もとんでもなく、GIだけで6勝。
通算27戦のうち、一番人気が15回・二番人気が10回、引退式は4万人もの観客に見守られるなど、高い人気を誇っています。




そしてこれにて、北海道旅行・・・じゃない偵察活動は、ついに全て完了。


牧場の中を通る道を選び、苫小牧港へ向けて乙三三式車両改を走らせます。




《苫小牧西港フェリーターミナル》


18:45に出港し、大洗港には翌日14:00の到着です。


今回もいつも通り、乙三三式車両改のようなシャコタンは、アップダウンの多い船内での移動が限られる面倒なクルマなので、最後の方に乗船となります。


そしてついに出港。
長いようで短かった、満足ではあったがまだまだ居たい気持ちもある、北海道における偵察活動。
いろいろな思いを抱え、北海道の地が離れていきます。


ありがとう、北海道!






7日目 【5月6日(土)】
《大洗港フェリーターミナル》
いよいよ入港!
聖地巡礼により、ワタクシ二等兵にはお馴染みの景色が広がる。


乙三三式車両改に乗り込み、下船の順番を待ちます。


ふとナビを見ると、位置情報がまだ北海道のままになってました。
毎回こんな感じですね。


下船完了。
さぁ!基地に帰還するぞ!!




北関東自動車道から常磐自動車道首都高速を経て、無事我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」基地に到着。

この遠地自走偵察活動の走行距離は、大洗~苫小牧は往復共にフェリーを使用したにも関わらず、2,650km


間もなく16万kmに達しようとしている乙三三式車両改ですが、偵察活動中もトラブルは何も無く、快調そのものでした。
これからもしっかりメンテして、今回のようなロングランだけでなく、キャンプに酷道走破にサーキット走行にと、共に歩んで行きたいと思います。

おっと、上官殿のメンテ(失礼)もしておかねば!



上官殿!
ワタクシ二等兵が稚内の地より贈った献上品(お土産・ホタテとイクラ)はいかがでしたでしょうか!!

(上官殿)ああ、美味かったぞ。

ところで今回の献上は量を多めにしたので、早速ワタクシ二等兵も賞味したいの・・・あれ?上官殿がいない・・・



・・・・・・・・・・ん!?



古紙回収のために纏められた古新聞の間から僅かに見える ”ホタテ” ”イクラ” の空き箱・・・



ムォォォォォォォォォォォー!!



これが大日本帝国陸軍の精神鍛錬でありますか!!
上官殿の愛のムチ、確かに受け止めております!!

でも現実って、厳しいです。。。。。。

(おわり)
Posted at 2023/06/17 21:31:43 | コメント(7) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記

プロフィール

「@チョコレース 木曽駒ですか!中岳超えて頂上まで行ったのかな?」
何シテル?   07/22 19:08
車歴・・・AE86レビン⇒FC3S(前期)⇒Z16A⇒FC3S(後期)⇒FD3S⇒SF5フォレスター⇒フェラーリ456GT⇒SG5フォレスター⇒BMW335i⇒...
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