上官殿!
先週は我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」が、
日本最西端である与那国島への侵入に成功。
海中偵察など、十分な成果を上げた事を報告致しました!!
今回も引き続き、与那国島での偵察活動報告をとなります!!!(`Д´)ゞ ビシッ!
■報告まとめ
国境の島 前編 羽田空港~与那国空港~海中偵察活動~日本最西端の地
国境の島 後編 ←今回
3日目
《与那国島 西崎(いりざき)》
ついに大日本帝国 最西端の地まで辿り着いた、ワタクシ二等兵。
後編となる今回は、最西端だけではない与那国島の魅力を、大日本帝国民各位にお伝えできればと思います! (`Д´)ゞ ビシッ!
まずは与那国島偵察における、ワタクシ二等兵の相棒として選択した移動機材(=レンタカー)をご紹介。
そう、軽トラであります!
軽トラを選択した理由は後々分かると思います。
まずは島の外周道路を反時計回りに進行。
日本最西端の地である西崎(いりざき)を出発です。
出発して本当に数分。
前方の道路上に、馬群が見え始めた。
・・・・・・・・・・
・・・ん?( ,,`・ω・´)?
道路上に馬!?
しかも1頭や2頭ではない。
めっちゃいる。
しかも皆さん、ワタクシ二等兵の軽トラが近づいても、ほとんど気にしていない。
この距離感で横を通過(もちろん馬を驚かせないように超徐行)しても、全く意に介せず。
道路上にのほほ~んと佇むこの馬たち「
与那国馬」は、何と
天然記念物。
日本には多種多様な在来馬がいますが、その中でも与那国馬は、特に稀少な存在です。
・体が小さい
・毛の色がほとんど茶色のみ
・性格は温厚で優しい
などが特徴で、来島者や島民とのふれあいにおいて大きな魅力となっており、多くの人々から愛されています。
「
陸上自衛隊 与那国駐屯地」を過ぎたあたりから与那国馬の姿はなくなり、ゆっくりシーサイドドライブ・・・じゃない、偵察活動が行えます。
それにしても、海の色がヤバい(語彙力・・・)
スマホでそのままシャッターを切っただけ、何の加工もせずともこの青さ。
実際に自分の眼で見ると、この数倍鮮やかに見えます。
《Dr.コトー診療所》
マンガ連載 2000年~2010年
テレビドラマ 2003年、2004年、2006年
劇場版 2022年
実は本作、ワタクシ二等兵は見たことが無いのですが、それでも人気作なのを知っているくらいのメジャータイトルです。
建物に近づくと、作中と同じ「志木那島診療所」の看板とともに、”診療中” の札が。
ロケ地となった建物は今もしっかり管理されており、実際の撮影で使用された(ほぼ)まんまを見学できます。
待合室
事務室
窓の向こうに見える「
比川浜」も、何度となくドラマに登場する天然ビーチ。
コトー先生のトレードマークである、白衣が飾られています。
病室
ここからも、窓の向こうに鮮やかな比川浜がよく見えますね。
引き続き、島の外周道路を反時計回りに進行します。
《立神岩(たちがみいわ)》
『神の岩』として信仰対象になっており、巨大な岩が海の中に立っている、不思議な形をしています。
《軍艦岩》
まるで大きな軍艦が停泊しているかのように見えることから、この名前がついたとのこと。
ちなみにワタクシ二等兵は、潜水艦にも見えました (/ω\)ナイショ
《東崎(あがりざき)》
島の東端に位置し、一帯が与那国馬の放牧地になっている、断崖絶壁の岬。
ただ偵察時は暑かった為か、お馬さんの姿は見えない。
岬の先端には灯台があるため、ひとまずそこまで行ってみます。(("Q(;′Д`)> あぢ~ぃ ...
「
東埼灯台(あがりさきとうだい)」に到着。
運が良ければ、ここから100km近く離れた
西表島が見えるらしい。
それにしても、一帯が放牧地にも関わらずお馬さんがゼロ。
どこに行ったのだろう・・・と思っていると、
いました!(灯台の壁の向こう側)
ちょっと離れて写真を撮っていると、「なになにー?」という声が聞こえそうな感じで、お馬さんの方から近づいてきます。
くそっ、かわいいヤツらめ。
後ろ髪を引かれながらも、東崎(あがりざき)を後にします。
それにしても、他の子たちはどこに行ったのだろう?
その謎は、軽トラで走り出すと直ぐに解けました。
↓
↓
↓
ずっと海沿いを走って来たので、少しだけ島の内側へ。
島の内側は、本当に ”自然” が広がっています。
樹木が道を侵食しているのは珍しくなく、こんな感じで片側を塞いでいる場所もあります。
冒頭で書いた「なぜ偵察機材(=レンタカー)に軽トラ?」の答えは、こういう事。
道に樹木が飛び出していても車高が高いので傷つきにくく、安心して偵察に集中できるからなのであります!(`Д´)ゞ ビシッ!
《民有林林道 イランダ線》
何となく侵入決定。
もちろんガイドブックなどには載っていません。
理由は「何となく怪しげな道だったから」
道も狭く、また所々樹木が道に飛び出ているが、軽トラなので問題なし!
ジャングルの中をしばらく走ると、展望台のような施設が見えてきたので、ひとまず登ってみる。
すっげえ眺め!
島の北側が、ほぼ一望できる!!
こんな素晴らしい場所なのに、何でガイドブック等には何も記載されていないのだろう・・・(道が狭いから?)
しかし残念ながら、飛行機の出発時間が近づいてしまっている。
最後はやはり日本最西端の地を訪れ、この旅・・・じゃない、与那国島での偵察活動を完了しよう!
再び海沿いの外周道路に戻り、日本最西端の地「
西崎(いりざき)」が目の前に迫ると、道の先に壁?のようなものが見えてきた。
一体なんだ?
お馬さんたち、道塞ぐ。
驚かせたくないのでクラクションを鳴らす訳にもいかず、ましてや突っ切るなんて論外。
ワタクシ二等兵、じっと待つ。
日本最西端の地「
西崎(いりざき)」はすぐソコ(赤矢印)なのだが・・・
20分経過。
馬群が少しバラけたので、その間を超徐行で通り抜ける。
最後に「日本国 最西端の地」にタッチして、空港へと向かいます。
《与那国空港》
出発までの間、”
与那国そば” を食し、
来島した時と同様、プロペラ機にて
石垣島へと向かいます。
ありがとう!与那国島!!
めっちゃ楽しかった!!!
次回報告は、同じく離島の「
竹富島」編となります!
(つづく)