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さとちん@のブログ一覧

2021年02月27日 イイね!

乙三三式車両「改」による走行訓練

上官殿!

先に報告を致しました通り、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」主力偵察車両である、乙三三式改の仕様変更を行わせていただきました!

仕様変更のキッカケとなったのは、昨年12月の走行訓練によるものですので、早速今回も走行訓練を行いたく存じます!!

はっ!
早速訓練を行って参ります!!



と言う訳で今回も、「筑波サーキット コース2000」に車両を持ち込みます。

通常走行会は、15分や20分の走行時間×3本というメニューが多いが、今は2月。
1本の時間が短いと、タイヤが温まり「いざこれから!」という頃に終了となってしまうため、30分×2本というスケジュール。

しかし!
しかししかし!!

当日は気温が高く、2月とは思えないくらい暖かい。

なので走行時間の中盤あたりがコンディション的には一番いいと思われるので、その辺で本気度を上げて走り、終盤は乙三三式改の様子を見ながらという作戦。

また今回は、リヤを19インチ→18インチとサイズダウンした事による走りの変化を見たいと思っております!!



で現地に到着。


おお!BMWの大軍団、7台もいるぜ。


まずは受付を済ませ、ゼッケンを貼る。
タイヤの空気圧は、前回2.4設定でフィーリングがイマイチだったので、今回は2.5設定。
気温が高いので走行後にどれくらい内圧が上がるか気になるところ。



ドラミの後、いよいよ1回目のコースイン!!


およそ2か月ぶりのサーキットなので、序盤は慎重に。
特に今回は、ラップタイムによるクラス分けがされていないので、かなり速いクルマもいれば、遅いクルマもいる。

どのクルマが速いかそうでないか分からないので、追い抜く際も気を遣いながら安全確実にパッシングをしていきます。

前回12月の走行会でも思ったが、コーナーの突っ込み・立ち上がり共に電子制御が邪魔をする。
VDC(ビークルダイナミクスコントロール)によるもので、タイヤの空転抑制+横滑り防止の機能がある。
特にコーナー立ち上がりでアクセルをグッと踏み込むと、自動的にエンジンパワーを抑えてしまい、コーナー出口でかなりモタつく。

結果、乙三三式車両改のトルク特性を生かず、最高速も伸びない。

他方面隊の乙三三式車両保有者に聞くと、筑波サーキットの裏ストレートでは170km/h程度出るらしいが、ワタクシ二等兵の乙三三式車両改は最速でも156km/h
これならフィアット クーペとストレートがいい勝負でも納得。
(今回ピットが偶然隣になりました)


1本目の走行では、昨年12月とほぼ同じ1分9秒045。

う~~~む・・・イマイチ・・・
リヤを19インチから18インチに変えた影響はほぼ無いです、VDCが効いてしまっているので。

ちなみにタイヤの内圧は、フロントリヤ共に2.5 → 3.0に急上昇。
おかげで終盤はグダグダだった。

ただし2回目の走行前にはだいぶ気温も下がっており、あえて同じ空気圧2.5に設定。
今度はVDCが作動しエンジン出力を抑えられるギリギリの所でのアクセルワークを意識し、走り方を変えてみる。

1本目の走行で、他のクルマのレベル感がある程度つかめたので、2本目ではVDCを作動させないアクセルワークを意識しつつ、ちょっとだけ頑張ってみよう。




さて2本目。
今回は比較的サーキットビギナーの方が多かったようで、1本目の走行では抜くことはあっても抜かれることは無かった。

が!

裏ストレートを走っていると、後ろからスゴい勢いで迫ってくるクルマが1台。
そのクルマは・・・






BMW!!!

7台もいたはずだが、ここまでは遅いクルマにしか出会わなかったようだ。
が、今度のは速い。
バックミラーに映る姿がどんどん大きくなってくる。

ああっ、1コーナー手前でもう追いつかれてるっ。
これだけ速度差があるのであればここは譲って、しばらく後ろをついて行ってみよう!

1コーナーで大きくインを開けると、BMWは直ぐに意味を理解し抜いて行ってくれた。
BMWは第1ヘアピンに向けて、ズキュゥゥゥゥゥゥーンと加速していく。

って、速いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!
ワタクシ二等兵の、VDCを作動させないためのジワジワアクセルでは全く追いつけん!!

2本目の走行では、アクセルワークに気を遣ったせいかタイヤの内圧も2.5 → 2.6とほぼ変わらず。

ちなみにタイムはVDCを作動させないように気を遣った結果、1分8秒498。


コーナー出口でのナメクジが這うようなアクセルオンを解消するべくVDCをカットすれば、あと2~3秒は短縮出来ると思われる。

という訳で、次回の走行訓練までにVDCをカットすることにしよう!
カットしても長距離移動や夜営訓練(キャンプ)といった普段使いでの場面には影響ないし。



上官殿!
次回の走行訓練への課題も明確になり、有意義な訓練であったことを報告致します!!

(上官殿)そうか、大義であった。ところで・・・

(二等兵)はい

(上官殿)久しぶりにワタシの運転で、偵察活動を行ってみないか?

(二等兵)・・・え!?

(上官殿)最近自分で運転していないからのう。

(隊員見習1号)※長女 ・・・え!?

(上官殿)二等兵もたまには助手席でゆっくりするのも良かろう。

(隊員見習2号)※長男 ・・・え!?

(上官殿)さぁ!いつ行くか予定を決めるぞ!!

(二等兵)・・・・・・・・・・
(隊員見習1号)・・・・・・・・・・
(隊員見習2号)・・・・・・・・・・



【参考資料】
上官殿運転の際の、車内状況↓


(おわり)
Posted at 2021/02/27 23:52:07 | コメント(5) | トラックバック(0) | 偵察訓練 | 日記
2021年02月20日 イイね!

乙三三式車両改、微調整ス

上官殿!

昨年12月に筑波サーキットにおいて走行訓練を行った事は既に報告をしておりますが、その走行訓練時に気になった点を調整しましたので、報告させていただきます!!(`Д´)ゞ



我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」主力偵察機材である乙三三式車両改は、サーキット走行だけでなく関西方面における偵察活動などの長距離移動や、


更には野営訓練(キャンプ)にも使用している。


よってサーキット走行訓練に特化した仕様にする予定はなく、あくまで「乗りやすさ優先」。


パワーアップは狙ってないので、クラッチ含めた駆動系はノーマル。
足回りは車高調を入れているが、乗り心地を両立するため車高も極端には下げずストロークを確保。
ブレーキ関係は、パッドのみ社外品を装着。

そんなほぼノーマルに近い乙三三式車両改だが、昨年12月の走行訓練にて切実に思ったのは・・・







「ストレートが遅い」

トルクがあるので加速はまずますだが、とにかく速度が乗らない。
筑波のバックストレートでは、同じクラスにエントリーしていたフィアット(黄色のクルマ)といい勝負。


とは言えトップスピードが伸びるようにチューンするつもりは・・・ない。
いろいろ考えた結果・・・



「最高速問題は放置」

そうすると、リヤが19インチなのはオーバースペックに思えてきた・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

リヤも18インチにしてみるか。



という訳で、早速18インチを購入。
リヤだけ替えるのも何なので、フロントもついでに。


今回は「エンケイ パフォーマンスライン PF05」を選択。


当初は同じエンケイの「RPF1」を買うつもりだったが、何とメーカー在庫が無く納品まで1~2か月。
”縁がなかった”と諦め、その場でPF05に変更しました。




前後18インチとなった乙三三式車両改、次回のサーキット走行訓練でどのような違いを見せるか。


別途報告させていただきます!!( •̀ •́ゞ)ビシッ!!

(おわり)
Posted at 2021/02/20 22:09:33 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日次報告 | 日記
2021年02月06日 イイね!

廃線偵察活動

上官殿!

本日は「廃線」の報告をさせていただきます!!

(上官殿)な・な・な・・・・・・

(二等兵)???

(上官殿)は、「敗戦」だと!!!
き、貴様!我ら大日本帝国が負けるはずが・・・

(二等兵)ち、違います!その敗戦ではございません!!
廃止された鉄道路線の事でございます!!!

(上官殿)ち、違うのか・・・ε= (´▽`;) ホッ
そういえば、以前も廃線について報告を受けた気がするぞ。

(二等兵)さすがです、上官殿!
およそ3年近く前の2018年6月に、豊橋鉄道 田口線に関しての報告をさせていただいております。

(上官殿)なかなか興味深い報告であったな。では今回も頼む。






偵察始点となるのは、神奈川県にある「寒川駅」。


JR相模線の寒川駅には、かつて相模川での砂利採取を目的に建設された支線が存在してたらしい。

とは言えその支線の事は何も知らないので、まずは駅近くにある「寒川総合図書館」にて知識習得。


支線は、寒川駅と川寒川駅を結ぶ貨物支線(通称:川寒川支線)と、寒川駅から西寒川駅を経て四之宮駅に至る寒川支線(通称:西寒川支線)の2路線がありました。
川寒川支線は1931年に、西寒川支線は1984年に廃止。


またここで、廃止直前である1984年の西寒川駅付近の画像を入手する事ができた。




果たして今は、どうなっているのだろうか?
今回は、「相模線 西寒川支線」の廃線跡を辿っていくのであります!



再び寒川駅。
かつては南口側に側線があり、その跡は現在でも残っていますが、車止めから先はアスファルトで埋められています。


反対方面はレールなどが完全に撤去され空き地となっているものの、ここに線路があったことを想像できる光景が広がる。


線路沿いを歩き、西寒川支線の分岐点へ。


廃線跡に沿って、コンクリート柵が残っている。




ゲート広場。
廃線跡は、画像奥に見える一之宮緑道として転用されています。


周辺は住宅街や保育園などもあり、地域住民の生活路として活用されているようです。


しばらく歩いていると、何か見えてきた・・・




線路跡だ!


車軸もある!!


(。´・ω・)ん?
向こうにあるのは・・・



当時の線路 Σ(゚◇゚;)!!!


管理されているので保存状態が良く、枕木も当時のままの木製です。


この線路跡の左側にある「一之宮公園」の場所には、戦時中ガスの加工所があったらしく、この先の西寒川駅にあった相模海軍工廠にガスを共有していた。
終戦後の1945年12月15日に東京ガスの営業所となり、1957年3月31日でガスの製造を終了。
1983年に「丸太の広場」として一度開園するも、町制施行50周年記念事業で再整備され、1990年11月2日に現在の一之宮公園として開園しています。
(↑図書館での即席知識)

またレールの側面を見ると、製造年月日の刻印が。
西暦ではなく、皇紀で刻印されています。
※皇紀2606年=1946年製


皇紀刻印のレールは、戦時中から戦後初期にかけて、旧八幡製鉄所で作られたもの。
特に物資不足だった1945年(皇紀2605年)前後に製造されたレールは、そもそもの生産数が少ないので、かなり貴重な遺構だそうです。

公園の反対側入口にも、車軸が置いてあります。




公園を過ぎると、再び遊歩道に。


しばらく歩くと、何だか見覚えのある住宅が見えてきた。
この場所は・・・











間違いない、ここだ。



家は同じだけども、鉄道はそこには無い・・・



その先にある、踏切の写真の場所。



踏切は横断歩道となり、奥の鉄塔が当時と変わらずそびえ立っている。
また当時の写真には、左奥に廃止となった「西寒川駅」のホームが見えます。



その西寒川駅があった所は「八角広場」となっており、駅の面影は全く無い。


短く残されたレールだけが、当時ここに駅があったことを物語っていた。



レールの末端には「国鉄西寒川駅 相模海軍工廠跡」と書かれた碑が。


相模海軍工廠への引き込み線がこの先にあったらしいが、遺構は残っていないらしいので、今回の偵察は行っていません。




廃線跡が遊歩道となっている場所は多くあるが、ここはマイナーかつ短い路線にもかかわらず、地域住民の生活路・散歩道として日常に溶け込んでいる。

昔ここを相模線が走っていた。
鉄道に乗って人が行き来していた地は、今はその面影を見ることは出来ない。

それでも当時の線路が残る一之宮公園は、走り回る多くの子供たちの声に包まれ、線路跡は遺構としての余生を過ごしている。


鉄道が無くなっても、人が行き交う場所であるのは、今も変わらない。


(おわり)
Posted at 2021/02/06 22:49:52 | コメント(7) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記

プロフィール

「@チョコレース 木曽駒ですか!中岳超えて頂上まで行ったのかな?」
何シテル?   07/22 19:08
車歴・・・AE86レビン⇒FC3S(前期)⇒Z16A⇒FC3S(後期)⇒FD3S⇒SF5フォレスター⇒フェラーリ456GT⇒SG5フォレスター⇒BMW335i⇒...
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