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さとちん@のブログ一覧

2021年11月20日 イイね!

北海道上陸作戦 後編

上官殿!

今回も”前編”引き続き、北海道における偵察活動を報告させていただきます! (`Д´)ゞ ビシッ!



北海道偵察活動二日目。
夜営地である「うらかわ優駿ビレッジAEL」を早朝に出発。

朝焼けの中、北海道らしいひたすら真っすぐな国道236号を、帯広方面に向かって進んで行きます。


目的地である「幕別町」に入っても、ご覧の通りの解放感。
”チョー気持ちいい!”


浦河町から1時間30分ほどで「十勝軽種馬農協種場所」に到着。


早朝に夜営地を出発し、1時間30分をかけて会いに来たのはこの子。
アグネスデジタル


2000年から2003年にかけて中央競馬(JRA)で大活躍し、最高位のG1レースだけで6勝も挙げています。


コースは芝・ダートを問わず(普通はどちらか)、しかも中央・地方・海外(香港)というハードな移動でも、G1レース3連勝を遂げるといった逞しい戦績から、「オールラウンダー」「万能の名馬」と評されました。

これだけの戦績を残しているにも関わらず、その性格は非常に大人しく、騎手からは「寝ぼけてるみたい」「やる気あるのかな、みたいな」馬であったという。
担当厩務員ですら「この馬はわからん」と舌を巻いていたという、ワンダーホースです。


ここ最近はちょっと瘦せ気味で心配になりましたが、大人しい性格と優しいお顔は、現役当時のままでした。
↓ワタクシ二等兵の撮影


惜しみながらもアグネスデジタルに別れを告げ、浦河町の夜営地へと戻ります。



季節はちょうど10月下旬。
真っすぐな道の両脇には、美しく色付いた木々。
その中を走り続けるのは、本当に楽しい!!


再び夜営地である「うらかわ優駿ビレッジAEL」に到着。
放牧地を見ると、昨日は厩舎に入っていたお馬さんたちが元気に草を食べています。
驚かせないようにゆっくり近づく・・・はずが、( ,,`・ω・´)ンンン?








既に熱烈歓迎モードww

熱烈歓迎で出迎えてくれたのは「スズカフェニックス
2007年の高松宮記念で優勝した、G1ホースです。

同じ放牧地にはもう1頭G1ホースがいます。
タイムパラドックス


ダートコースを主戦場にしていたお馬さんで、ダートG1レースで5勝。
先ほどのスズカフェニックスと外見が良く似ており、まるで双子のよう。
しかも2頭は仲良しで、いつも一緒にいます。


その隣の放牧地には、昨日厩舎からひょっこり顔を出してくれていたお茶目さん「ウイニングチケット


すぐこちらに歩いて来てくれました。
1993年の東京優駿(日本ダービー)というビッグレースに勝ったG1ホースです。


現在31歳。
人間でいうと90歳前後のご長寿馬ですが、予想より若々しくてビックリしました。
ウイニングチケットも、競走馬、それもG1レースを勝つようなお馬さんの中では、かなり大人しい性格だったそうです。


後ろを振り返ると、スズカフェニックスがゴロンゴロン。
↓ワタクシ二等兵の撮影




そろそろ活動限界が近づく。
一泊二日、週末を利用した北海道偵察だったので、帰還に向けた行動をせねばならない。

最後に空港までの道のりの途中、行きは通過した「サラブレッド銀座」へ。


優駿記念館
地方競馬から中央競馬へ。そして中央でも“怪物”といわれた平成のスーパーホース「オグリキャップ」の功績を讃える施設です。残念ながら記念館は、閉鎖期間中でした。


その代わり、ここにあるオグリのお墓参り。
偵察活動を無事に終えられそうなのを感謝します。


なおここには、クラシック三冠馬「ナリタブライアン」や


G1レースで4勝、変幻自在の脚質をもった「マヤノトップガン」のお墓もあります。




お墓参りも済ませ、これで本当に帰還。
国道を通らず、あえて山中を抜ける道道を走りながら、紅葉を楽しみ


本当に道のすぐ端にいるお馬さんを見て癒されながら、空港へと向かいました。




上官殿!
以上で北海道における偵察活動報告は終了となります!!

(上官殿)うむ、ご苦労であった。ところで・・・

(二等兵)・・・・・・?

(上官殿)((pq・ε・`*))モジモジ

(二等兵)ああ!戦利品(お土産)でございますね!

(上官殿)そうだ!まさか忘れていないだろうな・・・

(二等兵)もちろんです!こちらです!!


(上官殿)!!!!!!!!!! よくやったぞ、二等兵!


ワタクシ二等兵が帰還した時を遥かに上回る、会心の笑顔でした。。。。。。

(おわり)
Posted at 2021/11/20 22:05:48 | コメント(3) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2021年11月13日 イイね!

北海道上陸作戦 前編

上官殿ォォォォォォ!Д✧) カッ!!

(上官殿)な、なんだ急に・・・

ちょっと北海道まで偵察に行きたいのですがァァァァァァ!( ✧Д✧)クワッ!!

(上官殿)”ちょっと”って距離ではないと思うが・・・理由は?

「馬」に会うためであります!!

(上官殿)ああ・・・なるほどな。コロナウイルスによる移動の制約も少なくなったし、今がその機会という事か。

(上官殿)分かった、許可しよう。ただし現地での戦利品(お土産)は必ず手に入れるように!

かしこまりました!行って参ります!! (`Д´)ゞ ビシッ!



羽田空港
いい天気です。搭乗するJAL機の向こうには富士山も見えますね。


日高自動車道
新千歳空港からレンタカーに乗り換え、本日の目的地&夜営地である120km先の「浦河町」を目指します。


日高道は、日高厚賀ICが終点(ここから先が未開通)のため下道へ。
海沿いを走る国道235号を東へ。
さっそく、雄大な北海道の姿の一部を見せつけてくれます。


サラブレッドロード新冠(にいかっぷ)
ここで昼食。
国道235号沿いにある道の駅で、近くには「サラブレッド銀座」と呼ばれる地域もあります。


新冠町は日本有数のサラブレッドの産地として名を轟かせており、昭和のアイドルホース「ハイセイコー」、10年ぶりのクラシック三冠馬「ナリタブライアン」、最近では昨年2020年に世界初の父子2世代での無敗クラシック三冠馬となった「コントレイル」など、数多くの名馬を今も輩出し続ける地でもあります。

この道の駅にも、目立つところにハイセイコー像が。


そういえば、今回北海道を訪れた目的をお話しするのを忘れていました。






そう目的はズバリ、「馬」に会いに来たのであります!



・・・・・・・・・・



加えて言うと、競走馬を引退し、更に種牡馬(子孫を残す)としても引退した馬たちを支援する認定NPO法人「引退馬協会」の会員であるワタクシ二等兵。
今回は、その支援をしている馬たちに会うために、北海道までやって来たのです!!

ちなみに今回の偵察活動の相棒となるのは、上官殿でも乙三三式車両改でもなく、本田家の調和(フィット)号となります。




渡辺牧場
最初の偵察地です。
ただし現在、牧場関係者以外で立ち入れるのは引退馬協会の会員を含めた一部の方のみですので、ご注意ください。


広大な敷地で、のびのびのんびり放牧されている馬たちが見えますね。


会いに来たのはこの子「ナイスネイチャ


この名前、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

中央競馬(JRA)、それも最高位のG1レース戦線で長らく活躍。
G1でこそ勝てなかったものの、G2・G3では4勝。
また安定して上位入賞するレースが多い事から”ブロンズコレクター”として人気を博しました。
年末の大一番”有馬記念”(もちろんG1レース)では、3年連続3着という記録も残しています。

競走馬を引退してからも人気のある馬でもあり、1999年にはJRAが”拡大二連勝複式馬券”(通称 ワイド)の販売を開始した際の、キャンペーンキャラクターに起用されています。


更に、2000年にJRAが発表した「20世紀の名馬100」には、多くのG1レース勝利馬たちでもトップ100から外れる中、71位に選ばれています。

更に更に、存命中のJRA重賞勝ち馬の最長寿記録を更新し続けており、2021年現在で33歳。人間でいうと100歳近いご長寿馬でもあります。

↓ナイスネイチャに大好物ニンジンをあげる二等兵、食欲旺盛でした (*´꒳`*)


↓せっかくなので、動いている姿
(このためにYouTubeチャンネルを作りました)


もう1頭。
こちらもかつて中央競馬で重賞(G1~G3)戦線に身を置いていた「エイシンルーデンス


中山牝馬ステークス・チューリップ賞の、2つのG3レースに勝利しています。


エイシンルーデンスがいる放牧地には他のお馬さんも何頭かいて、何故か交替で挨拶にやってきます笑


皆さん?との挨拶を済ませると、厩舎に戻っていたネイチャさんと目が合う。


「何だい?帰るのかい?」って感じで顔を出してくれました。


「また来るよ~、長生きしてね!」と声を掛け、渡辺牧場を後にします。



うらかわ優駿ビレッジAERU
次に訪れたのは、本日の夜営地でもあるこちら。


もちろん普通の夜営施設ではなく、敷地内で馬と触れ合えたり乗馬が出来たりする、まさにお馬さん好きにとっては天国のような所です。


ただしワタクシ二等兵のお目当てはそちらではなく、敷地内で”功労馬”として過ごしているお馬さんたち。
そちらの放牧地をのぞいてみると、既に夕方だった事もあり功労馬たちは既に厩舎に引き上げたもよう。

あらら残念。
でも明日また来ればいいだけなので、夜営施設に戻って食事にしよう。

(。´・ω・)ん?

何かこっちを見つめている子がいるぞ?






! あの顔は!!



ウイニングチケット!!!


クラシック三冠の1つ「東京優駿(日本ダービー)」を制したG1ホース。
そんなビッグレースを勝ち取ったと思えない優しいお目目は、現役当時と変わっていませんでした。

「また明日来るよ~」と声を掛け、夜営施設へ。

施設屋内には ”ホースギャラリー”があり、先ほどのウイニングチケットをはじめ、うらかわ優駿ビレッジにいる馬たちの栄光を証明する品々が、所狭しと展示されています。



1991年の有馬記念を制したダイユウサクも、ここの牧場で引退後を過ごしていたようですね。
ウイニングチケットと仲がよかったそうですが、残念ながらダイユウサクは2013年に、老衰によりこの世を去っています。


こちらがその有馬記念の記録。
14番人気から激走し、G1レースでは珍しい単勝万馬券が出たのですね。


後編では、ウイニングチケットを始めとする功労馬たちの様子と、もう1カ所の偵察を予定しているので、そちらを報告致します!

(後編につづく)
Posted at 2021/11/13 21:25:16 | コメント(5) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2021年11月06日 イイね!

乙三三式車両改、海ヲ渡ル 後編

上官殿!

先日より報告を行っている「佐渡島における偵察活動」も、遂に今回が最終となります。
前編では本土からの上陸作戦、中編では上陸後の偵察活動初動について報告をさせていただきました!!

今回は、佐渡島と聞いてここを一番に想像する大日本帝国民も多いと思われる地を含めた偵察活動報告をさせていただきますので、よろしくお願い致します!!! (`Д´)ゞ ビシッ!



偵察活動も終盤を迎え、上官殿にも エサを与え 知る人ぞ知るお店のドーナッツを食していただき、ご機嫌もバッチリ!


最後の偵察地へ向け、夕焼けが映える海岸沿いを進みます。




最終偵察地「北沢浮遊選鉱場


ちょっと前にツイッターで、「天空の城ラピュタ」を連想させる・・・と話題になっていました。
”緑に包まれし廃墟”という様相から、そうイメージされたのでしょう。

佐渡金山の施設として、1937年(昭和12年)から1940年(昭和15年)にかけて整備された北沢浮遊選鉱場。
ちなみに選鉱場とは、鉱石を処理(選鉱)し、金や銀を取り出すための施設のことです。


当時としては最新の技術である浮遊選鉱を行う選鉱場のほか、シックナー(濃縮器)も建設。
月間5万トンの原鉱を処理する大選鉱場として操業され、1940年には佐渡金山で史上最高産出量を実現しましたが、1952年(昭和27年)の鉱山大縮小に伴い施設は廃止。


現在シックナー(濃縮器)は、50mのものが1基残っています。


他にも遺構は残っています。
「鋳造工場跡」


外壁などの痕跡が僅かに残る「仕上工場跡」


また、「北沢石炭火力発電所」の遺構も隣接しています。


偵察を行っているうち、辺りは暗くなり始めていた。
階段状のコンクリート躯体のみが残された浮遊選鉱場は、夜になるとライトアップされ、昼とは違った幻想的な姿となる。


約70年前に施設としての役割を終えた選鉱場。
その時はライトアップされ、多くの観光客が訪れる地になるだろうとは、誰も想像していなかったのではないだろうか。


それにしても訪れた当時は10月だというのに、めちゃめちゃ蚊が多かった!
ワタクシ二等兵(O型)は6ヵ所も刺されたが、上官殿(AB型)は全く刺されず・・・
O型刺されやすい説は、結構信憑性が高いのではないだろうか。



翌朝、佐渡島偵察最終日。
朝食後、ホテルのテラスから見た風景。今日も天気が良さそう。


とは言え基地への帰還までを考慮し、ホテル出発後はそのままフェリー乗り場へ。


すると、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」の同志が!
彼らも機材とともに、一緒にフェリーに乗り込むようだ。


乙三三式車両改、乗船完了!


我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」の同志も、後ろに控える。


そして出港。
大変充実した偵察活動を行うことが出来た、佐渡の地を後にします。


船は順調に進み、定刻通りに新潟港に到着。
そこからの帰路も、有名な渋滞ポイントである関越道 東松山IC付近では混雑はしたものの、大きな渋滞に巻き込まれることなく基地に帰還。

天候にも景色にも食べ物にも恵まれ、上官殿もワタクシ二等兵も充実度の高い 旅行 偵察活動となりました!

<おまけ>
上官殿が発見したもの。



なんだこれ(笑)

(おわり)
Posted at 2021/11/06 21:51:35 | コメント(4) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記

プロフィール

「@チョコレース 木曽駒ですか!中岳超えて頂上まで行ったのかな?」
何シテル?   07/22 19:08
車歴・・・AE86レビン⇒FC3S(前期)⇒Z16A⇒FC3S(後期)⇒FD3S⇒SF5フォレスター⇒フェラーリ456GT⇒SG5フォレスター⇒BMW335i⇒...
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